CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2026/08/08号
文句なしの開幕戦
北海道コンサドーレ札幌 2-0 徳島ヴォルティス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前半15分 ヴィニ ペイショット
- 後半13分 白井 陽斗
- 徳島ヴォルティス
- なし
| 順位 | 第1節 8/9現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 (1) 2.00 | 0 (1) 0.00 | 2 |
| 16 | 徳島ヴォルティス | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 (13) 0.00 | 2 (15) 2.00 | -2 |
唐山 白井
(大森)
ペイ ティラ
ショット パット
(長谷川) (サフォ)
堀米悠 木實
(木戸) (宮沢)
パク 梅津 西野 高尾
ミンギュ
田川
sub:菅野 内田 野瀬
スパチョーク
交代:
後半13分 木戸(堀米悠)
後半29分 宮沢(木實)
後半29分 大森(唐山)
後半43分 サフォ(ティラパット)
後半43分 長谷川(ペイショット)
準備万端でホームで開幕戦を迎えられるのはいいですね。大きなケガ人がなく、仕上がり良くこの日を迎えられました。夏開幕は冬季の過ごし方などで物議もありましたが、メリットを最大限に生かすことができました。心身のコンディションをホームでしっかりと整えられた成果が出ました。
4-4-2 VS 3-4-2-1
J2では守りを固めてカウンターを狙い、3バックを採用するチームが増えてきました。相手はルーカス・バルセロスとトニー・アンデルソンの強力かつ屈強な2トップを擁しており、「前線にボールを送れば何とかしてくれる」という明確な目論見がありました。これに対して22歳でキャプテンに就任した西野を中心とする守備陣の対応がこの試合のポイントの一つでした。相手の2トップに対しては西野だけでなく、梅津や堀米悠も最終ラインまで降りてケアし、田川の広い守備範囲も活かして強力2トップを完封。決定的な仕事をさせませんでした。立ち上がりこそ相手のゲームプラン通りに進み、なかなかボールを握れない時間もありましたが、先制点を奪ってからは形勢が逆転。3バックに対しては、実質4トップで対峙し、相手はバックラインからの出し所を見失って効果的な攻撃ができなくなっていきました。
ペイショットがあいさつ代わり
実質4トップと言っても陣形は流動的です。唐山はボランチの位置まで下がってボールを受けに行ったと思ったら、長い距離のドリブルで前に持ち込んでシュートを放ちます。ティラパットはタテへの動きは控えつつも、高尾の動きをよく見ながら、判断よくヨコに展開してチャンスを作っていました。そして左からはペイショットが相手に圧力をかけます。前半15分の来日初ゴールは、右サイドで高尾からのボールを受けたティラパットが左に展開し、ペイショットが相手の間を縫ってシュートを決めました。得点力だけでなく、左で張っていることで、パクミンギュは守備に比重を掛けられるようになります。それでも高い位置で張ることが多く、攻め上がるときは効果的でした。ペイショットは後半にアシストを決めて、開幕戦から全ゴールに絡みました。
白井が走り込んだ
後半開始からもまた、探り合いから始まりました。相手2トップへの警戒と、どのような修正があるのか見極めようとする意図も感じられました。やや押し込まれる時間もありましたが、カウンター一発で打開します。後半12分の追加点は、ティラパットのカウンターから。そのまま前に運ぶのではなく、相手のチェックをセンターサークル付近で切り返して外し、左の唐山へパス。さらに左のペイショットに渡って、そこから逆サイドへ絶妙なクロスが入ります。これをティラパットを追い越して走り込んでいた白井が受け、ボレーシュートを叩き込みました。白井の先発起用が決まったのは試合の2日前。スピードを相手は嫌がるのではないか
という監督の判断でした。前半から相手に走り勝つ意識が見られ、一瞬でディフェンスを置き去りにする圧倒的なスピードで何度もゴール前に顔を出していました。監督がミーティングで『いつどこでチャンスが来るか分からない』と言っていた
という言葉通りに、この機会を生かし切りました。
それでも苦言を
もっと得点を取れたという手ごたえと同時に、取れる時にもっと取っておきたかったという物足りなさも残りました。開幕戦の緊張感から慎重になったからかもしれませんが、今後の得失点差を考えると、取れる時に確実に得点を積み重ねたいところです。それを可能にする層の厚さは間違いなく揃っています。何せ、スパチョークだけでなく、バカヨコ、マリオ、荒野、青木が出場していません。この試合の白井のように、いつどこで出番が来るかはわかりません。逆に言えば、今のメンバーのまま次の試合も出られる保証もないわけです。だからこそ、ピッチに立っている時間で確実に結果を残す必要があります。
また、この試合で出場した、田川、ティラパット、木實、唐山、ペイショットが期限付き移籍です。活躍はうれしい反面、いつまでプレーしてくれるのかという不安も拭えません。すぐに完全移籍とはいかなくとも、期限付き移籍の期間延長ができるよう、今からクラブ側の準備をお願いしたいところです。
8.15(土)19:00はアウエーでアルビレックス新潟戦。百年構想リーグでは試合巧者ぶりを発揮していました。8.22(土)15:00ドームでRB大宮アルディージャ戦。8.26(水)にドームで天皇杯ヴァンフォーレ甲府戦のあとに、8.29(土)は暑いアウエーでヴァンフォーレ甲府戦。昇格争いに必ず入ってくるであろう強力なチームとの対戦が続きます。ホームでしっかりと準備を整えられるのは大きな利点です。スタートダッシュに向けて、良い準備をお願いします。
(10日 14:30)
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