CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/05/25号
これでは自滅
サガン鳥栖 2-1 北海道コンサドーレ札幌
- サガン鳥栖
- 前半29分 今津 佑太
- 前半39分 長澤 シヴァタファリ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半45+2分 中島 大嘉
順位 | 第17節 5/25現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | サガン鳥栖 | 28 | 17 | 8 | 4 | 5 | 18 | 1.06 (11) | 17 | 1.00 (9) | 1 |
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 20 | 17 | 6 | 2 | 9 | 19 | 1.12 (9) | 28 | 1.65 (18) | -9 |
バカヨコ 田中克 (サンチェス) (長谷川) スパ 青木 西野 近藤 チョーク (白井) (中島) 田中宏 高嶺 家泉 高尾 (大崎) 菅野 sub:中野 木戸 原 出間 交代: 前半40分 サンチェス(バカヨコ) 後半0分 大崎(田中宏) 後半20分 長谷川(田中克) 後半39分 中島(スパチョーク) 後半39分 白井(西野)
雨あられのように攻撃を受け続けて、2点リード許したら厳しいですよ。その上、前半終了間際に、バカヨコに代わって入ったばかりのサンチェスが2枚目のカードで退場。数的不利になっても果敢に闘って、流れを呼び込んで1点返せるまでになったのは、良いところです。しかし、時はすでに遅く、早いうちに先手をとらないといけません。3試合ぶり黒星で6勝2分け9敗と、2試合を残し、前半戦負け越しです。
攻撃され続けた
開始直後から長いボールを入れられるのは、もはや挨拶代わりのようなものです。どのチームも考えることは一緒になってきました。そこで注文通りに失点しなくなったのは進歩です。しかし、攻められっぱなしだと話しは別です。システム違いをさしひいても、守備が全くはまりません。中盤からディフェンスラインを狙われ続けられ、菅野のセーブでどうにかしのいでいました。コーナーキックからと、左右に揺さぶられたのと、性質はことなりますが、いつ取られてもおかしくない状況にあっては、勝利が遠のきます。
代わって入ったのに
2点リードされた直後に、8分にDF今津との接触で右手を負傷していたバカヨコに代わって、サンチェスが入ります。入る準備をしていたのは30分過ぎで、バカヨコに代わるのか田中宏武に代わるのか、情報が錯綜していました。これには試合終了後に岩政監督は、攻守とも与えた役割をやろうとしなかったと、めずらしく厳しく語っていました。負傷の影響はわかりませんが、屈強なデイフェンダーに今回だけでなく何度も封じられるのは考えものです。代わって入ったサンチェスは、4分後の44分に相手を蹴って、VARがあったらまちがいなくレッドだったイエロー。故意でなかったとしてももダメですよ。無用なカードです。その4分後にはペナルティエリア外で相手 GK と激突。決して悪質ではなく勢い余った出会い頭ですが、1枚目の印象が強く残っていたから、迷わず2枚目のカードだったのでしょう。脳震とうの疑いでピッチを去り、そのまま前半終了。これもサッカーとは言っていられない唖然とした気持ちになったのは私だけではないでしょう。
一人少なくても
前半だけで4倍の12本のシュートを撃たれては、どうしょうにもありません。後半開始から田中宏武に代わって大崎が入ります。大崎はボランチのアンカーに入り、スパチョークを1トップにした 4-1-3-1の布陣。落ち着きを取り戻し、次第に攻撃ができるようになってきました。後半24分には、スパチョークが3バック中央の今津にプレスを掛けて、奪ってペナルテーエリア手前に抜け出そうとするところを倒されましたた。抜けていたらキーパーと1対1で、今津は得点機会阻止の一発レッドで退場。これで両者10人です。再び数的同数になってペースをつかみましたが、残り20分で、守りを固めてくる相手に2点差を追いつく力はないです。1点返すのが精一杯でした。
この試合の収穫
残り10分余りで中島が入り、ターゲットの役割をきっちり果たしました。割り切った戦い方をしていた時間帯とはいえ、前線に張っていて、その役割をできるかが大事です。そうなると、おのずといいボールが来るようになるものです。家泉からサイドチェンジの長いボールが近藤へ。さらにいいボールが中に入って、ゴール前で中島はヘッドで合わせるだけでした。これは次につながり、フォワード陣の序列に変化をもたらせられる期待が出てきました。
5.31(土)14時、アウェーのベガルタ仙台戦で、5月の戦いはおしまい。2勝1分けで負けていない東北の地で、勝ち点3を持って帰りましょう。6月は2週目から。6.15(日)14時ドームのFC今治戦で、前半戦が終了します。6.18(水)19時からドームでの天皇杯 2回戦大分トリニータ戦をはさんで、6.21(土)19時アウエーでの藤枝MYFC戦から後半戦です。この試合は、ワタシも参戦します。勝ち進んで、順位を入れ替える大チャンスです。充分昇格を狙えます。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。
(27日 06:50)