CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/11/7号
アウェーラスト逆転から快笑
FC東京 1-3 北海道コンサドーレ札幌
- FC東京
- 41分 ディエゴ オリヴェイラ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 51分 浅野 雄也
- 57分 小柏 剛
- 90+4分 大森 真吾
順位 | 第33節 11/25現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヴィッセル神戸 | 68 | 33 | 20 | 8 | 5 | 59 | 1.79 (2) | 29 | 0.88 (3) | 30 | 2.06 | 71 | 1 |
2 | 横浜F・マリノス | 64 | 33 | 19 | 7 | 7 | 62 | 1.88 (1) | 37 | 1.12 (7) | 25 | 1.94 | 67 | 1 |
3 | サンフレッチェ広島 | 55 | 33 | 16 | 7 | 10 | 41 | 1.24 (6) | 28 | 0.85 (2) | 13 | 1.67 | 58 | 1 |
4 | 浦和レッズ | 54 | 33 | 14 | 12 | 7 | 40 | 1.21 (9) | 27 | 0.82 (1) | 13 | 1.64 | 57 | 1 |
5 | 名古屋グランパス | 51 | 33 | 14 | 9 | 10 | 40 | 1.21 (9) | 35 | 1.06 (6) | 5 | 1.55 | 54 | 1 |
6 | アビスパ福岡 | 51 | 33 | 15 | 6 | 12 | 37 | 1.12 (14) | 42 | 1.27 (9) | -5 | 1.55 | 54 | 1 |
7 | 鹿島アントラーズ | 49 | 33 | 13 | 10 | 10 | 41 | 1.24 (6) | 33 | 1.00 (4) | 8 | 1.48 | 52 | 1 |
8 | セレッソ大阪 | 49 | 33 | 15 | 4 | 14 | 39 | 1.18 (12) | 33 | 1.00 (4) | 6 | 1.48 | 52 | 1 |
9 | 川崎フロンターレ | 47 | 33 | 13 | 8 | 12 | 50 | 1.52 (4) | 45 | 1.36 (11) | 5 | 1.42 | 50 | 1 |
10 | アルビレックス新潟 | 42 | 33 | 10 | 12 | 11 | 35 | 1.06 (16) | 40 | 1.21 (8) | -5 | 1.27 | 45 | 1 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 40 | 33 | 10 | 10 | 13 | 56 | 1.70 (3) | 59 | 1.79 (17) | -3 | 1.21 | 43 | 1 |
12 | FC東京 | 40 | 33 | 11 | 7 | 15 | 41 | 1.24 (6) | 46 | 1.39 (12) | -5 | 1.21 | 43 | 1 |
13 | サガン鳥栖 | 38 | 33 | 9 | 11 | 13 | 43 | 1.30 (5) | 46 | 1.39 (12) | -3 | 1.15 | 41 | 1 |
14 | 京都サンガF.C. | 37 | 33 | 11 | 4 | 18 | 37 | 1.12 (14) | 44 | 1.33 (10) | -7 | 1.12 | 40 | 1 |
15 | 湘南ベルマーレ | 34 | 33 | 8 | 10 | 15 | 40 | 1.21 (9) | 55 | 1.67 (15) | -15 | 1.03 | 37 | 1 |
16 | ガンバ大阪 | 34 | 33 | 9 | 7 | 17 | 38 | 1.15 (13) | 60 | 1.82 (18) | -22 | 1.03 | 37 | 1 |
17 | 柏レイソル | 32 | 33 | 6 | 14 | 13 | 32 | 0.97 (17) | 46 | 1.39 (12) | -14 | 0.97 | 35 | 1 |
18 | 横浜FC | 29 | 33 | 7 | 8 | 18 | 30 | 0.91 (18) | 56 | 1.70 (16) | -26 | 0.88 | 32 | 1 |
小柏
(キムゴンヒ)
青木 駒井
菅 浅野
(スパチョーク) (大森)
宮沢 荒野
福森 岡村 田中
(中村) (西野)
菅野
sub:高木 小林
早いもので今季最後のアウェーゲーム。試合前にはFC東京な方々と語り、試合後はホームな方々が集まっているお店へ。笛の前後に讃え合えるのいいモンです。しかし、シーズンダブルを頂戴いたしました。2試合合計8-2 です。
ひどくない前半
互いに攻め合って、時が経つのが早かった前半でした。速報では相手の動きのほうが多く載っていましたが、テキストほど不利ではなく攻めてボールの奪い合いです。浅野のドリブル突破や小柏のシュートで相手に迫る一方で、相手の3トップは手ごわかったです。久々の先発菅野が何度も立ちはだかりました。互角ながらも危ない場面を作るよりも作られるほうが多く、先制されたのは必然の流れ。必要な対応を行った上でかわされたもので、菅野も一歩も動けませんでした。その1点に抑えたことで、呼び水になりました。
流れが変わった
後半開始と同時に、中村とスパチョークを投入します。菅野の起用といい、ミシャ采配絶好調でした。中村はほぼ偽左センターバックといえる攻撃参加です。中盤での競り合いは、ほぼ圧勝でした。そうなると、歓喜が近くなります。後半6分は、荒野が起点。浅野が左に展開し、スパチョークがワンタッチで中村にパス。ワンタッチで受けて、左斜めからのラストパスを浅野が決めて同点ゴール。鮮やかなパス回しがよみがえってきました。勢いはこれで止まりません。12分は右の宮沢から。中央の駒井が、走り込んだ中村へ。止めてから再び左斜めからのパスを出し、小柏がスライディングで合わせて逆転に成功しました。これは6月3日柏レイソル戦以来のゴール。しかも、浅野と小柏の共演は5月13日湘南ベルマーレ戦以来。やっぱり関東では獲るんですね。
誰もがビックリ大森弾
2回も負傷での交代を強いられましたが、試合の流れは変わらず。メンバーや配置が変わっても、主導権は渡していません。1点リードのまま、7分のアディショナルタイム。浅野に代わって、大森が入ります。2シャドーの一角に入って、駒井が右サイドに移ってクローズと思っていましたが、とんでもない。大仕事を成し遂げました。田中が左サイド自陣からロングフィード。大森が受けて、相手の処理ミスを見逃さず、左側ハーフウェーラインを越えたあたりからロングシュート。前に出ていたキーパーの頭上を大きく越えて、ゴールに入りました。こんなゴール、実際に観るのは初めてです。よい意味で信じられないことが起こったのが、最初の印象です。誤解を恐れずに言うと、意外性なプロ初ゴールです。相手に戦意を削がさせて、試合を決定づけるには充分すぎました。このまま笛を迎えて、すすきのへ行こう♪の大合唱でした。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 菅野(6.5)
- 安定感だけでなく、幾度もピンチを救う。前半の頑張りで流れを呼び込む。
- DF
- 田中駿(6.0)
- 右だけでなく、岡村が下がったあとは中央へ。最後はロングフィードでアシスト。
- 岡村(6.0)(後半30分out)
- テーピングしながらも、終始ディエゴオリヴェイラとバトル。最後には体重乗っけられて負傷交代。
- 福森(5.5)(後半0分out)
- 仲川とずっと対峙。起点になるパスは少なかった。
- 中村(7.0)(後半0分in)
- 左からの斜めのパスで2アシストは見事。前へ出ていけるとき、相手は手をつけられない。
- 西野(5.5)(後半30分in)
- 右に入って、守備のタスクを遂行した。
- MF
- 浅野(6.5)(後半46分out)
- サイドというよりは内側寄り。ドリブル突破も効いてた。見事な同点弾。
- 荒野(6.0)
- 最終ラインから最前線まで縦横無尽に走り回る。ヘディングシュートはおしくも枠外。
- 宮沢(6.0)
- 守備だけでなく、攻撃の始まり。そつなく、気が利くところに顔を出す。
- 駒井(6.0)
- 相手陣内で走り回る。前線ではポスト役も。ラストは右サイド。
- 青木(5.5)
- 左サイドもフィット。前後に動く判断もよし。
- 菅(5.5)(後半0分out)
- 前半の攻撃の始まり。サイドチェンジなどフィードを何本も入れるが、キャノン砲発動ならず。
- スパチョーク(5.5)(後半0分in)
- やや低めの位置でつないで、得点にからむ。前への圧力も。
- FW
- 小柏(6.5)(後半35分out)
- 走ってゴールに圧を続けた成果が逆転弾。負傷は足がつっただけであってほしい。
- キムゴンヒ(5.5)(後半35分in)
- 前線でポストの役目。ボールを収めた。
- 大森(6.5)(後半46分in)
- 短い出場時間ながらも大仕事。
- 監督
- ペトロヴィッチ(6.5)
- 後半開始と同時の交代策は見事。若手に経験を積ませて、結果を出したところもポイント高い。
12.3(日)14時からドーム浦和レッズ戦。我らの小野伸二ラストゲームです。勝つだけでなく、いい展開、いい試合内容で、出場機会を迎えるようにしましょう。強い気持ちで勝利へ。
(30日 07:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/11/21号
1点も取れなかった
北海道コンサドーレ札幌 0-0 サンフレッチェ広島
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- サンフレッチェ広島
- なし
順位 | 第32節 11/12現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヴィッセル神戸 | 65 | 32 | 19 | 8 | 5 | 57 | 1.78 (2) | 28 | 0.88 (2) | 29 | 2.03 | 71 | 2 |
2 | 横浜F・マリノス | 63 | 32 | 19 | 6 | 7 | 62 | 1.94 (1) | 37 | 1.16 (7) | 25 | 1.97 | 69 | 2 |
3 | 浦和レッズ | 54 | 32 | 14 | 12 | 6 | 38 | 1.19 (11) | 24 | 0.75 (1) | 14 | 1.69 | 60 | 2 |
4 | サンフレッチェ広島 | 52 | 32 | 15 | 7 | 10 | 38 | 1.19 (11) | 28 | 0.88 (2) | 10 | 1.63 | 58 | 2 |
5 | 名古屋グランパス | 51 | 32 | 14 | 9 | 9 | 39 | 1.22 (8) | 33 | 1.03 (6) | 6 | 1.59 | 57 | 2 |
6 | 鹿島アントラーズ | 49 | 32 | 13 | 10 | 9 | 41 | 1.28 (5) | 30 | 0.94 (4) | 11 | 1.53 | 55 | 2 |
7 | セレッソ大阪 | 49 | 32 | 15 | 4 | 13 | 39 | 1.22 (8) | 32 | 1.00 (5) | 7 | 1.53 | 55 | 2 |
8 | アビスパ福岡 | 48 | 32 | 14 | 6 | 12 | 34 | 1.06 (16) | 40 | 1.25 (8) | -6 | 1.50 | 54 | 2 |
9 | 川崎フロンターレ | 44 | 32 | 12 | 8 | 12 | 47 | 1.47 (4) | 45 | 1.41 (14) | 2 | 1.38 | 50 | 2 |
10 | アルビレックス新潟 | 41 | 32 | 10 | 11 | 11 | 35 | 1.09 (15) | 40 | 1.25 (8) | -5 | 1.28 | 47 | 2 |
11 | FC東京 | 40 | 32 | 11 | 7 | 14 | 40 | 1.25 (7) | 43 | 1.34 (10) | -3 | 1.25 | 46 | 2 |
12 | サガン鳥栖 | 37 | 32 | 9 | 10 | 13 | 41 | 1.28 (5) | 44 | 1.38 (11) | -3 | 1.16 | 43 | 2 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 37 | 32 | 9 | 10 | 13 | 53 | 1.66 (3) | 58 | 1.81 (18) | -5 | 1.16 | 43 | 2 |
14 | 京都サンガF.C. | 34 | 32 | 10 | 4 | 18 | 36 | 1.13 (14) | 44 | 1.38 (11) | -8 | 1.06 | 40 | 2 |
15 | ガンバ大阪 | 34 | 32 | 9 | 7 | 16 | 38 | 1.19 (11) | 57 | 1.78 (17) | -19 | 1.06 | 40 | 2 |
16 | 柏レイソル | 31 | 32 | 6 | 13 | 13 | 30 | 0.94 (17) | 44 | 1.38 (11) | -14 | 0.97 | 37 | 2 |
17 | 湘南ベルマーレ | 31 | 32 | 7 | 10 | 15 | 39 | 1.22 (8) | 55 | 1.72 (15) | -16 | 0.97 | 37 | 2 |
18 | 横浜FC | 29 | 32 | 7 | 8 | 17 | 30 | 0.94 (17) | 55 | 1.72 (15) | -25 | 0.91 | 35 | 2 |
駒井 青木 浅野 (小柏) 菅 ルーカス (スパ フェルナンデス チョーク) 馬場 荒野 (宮沢) 福森 岡村 田中 (中村) 高木 sub:菅野 キムゴンヒ トゥチッチ
開幕戦でスコアレスドローで4位の相手に、再びスコアレスドロー。スカッと勝つところを見たいところですが、悪くありません。これも、J1残留が決まって安心できたからですね。
攻めても大きな壁
さすがミシャダービーです。1トップ2シャドー3バック。いっしょのミラーゲームです。もちろん攻撃的指向も一緒。そんな中、よくマークをかわしたと思います。ロングボールを使ったり、素早くボール回していました。田中や馬場が落ち着いて対応し、青木や駒井につなげていました。相手の守備に阻まれても、高い位置から直ちに奪い返しに行っていました。しかし、相手の守備がとっても堅牢でしたね。いつもは不完全燃焼さを感じるのですが、今回は止められた感が強いのです。特に、ゴールキーパーの大迫、ハンパない出来でした。29分に青木のシュートを片手一本で止められ、その直後のシュートも止められました。
競り合いはつづく
後半になっても攻め合うところは変わらず。しかし、相手が、上がったところの裏を明確に狙ってきたのは怖かったですね。どうしても、奪われてカウンターで危険にさらされるいやな予感をしてしまうのですが、大事には至りませんでした。高木はハーフウェーラインを越えるほどの存在感です。セービングも安定して、安心して見ていられました。そのような、交代時期が難しい展開でしたが、後半26分に、菅に代わってスパチョーク、青木に代わって小柏が入りました。走力で押し込む考え方です。32分には福森に代わって中村が、41分に荒野に代わって宮沢が入りましたが、スコアは動かず。あっという間に、90分プラスアディショナルタイムが終わりました。
この試合の着眼点
両方のキーパーの出来がいいと、試合が締まりますね。得点はなくても凡戦ではなく、テンポよく進みました。
その一方で、前線で基点になれるセンターフォワードがほしいですね。あと一歩なのは、ソコにあるのではと思えます。青木が調子を上げてきましたが、中盤かサイドです。小柏が戻ってきましたが、左からのスピードでしょう。強力なセンターフォワードにボールとマークを集めて、小柏と浅野の2列目からスキを狙うようになったら無敵です。
日本代表戦で一週空いてから、11.25(土)14時から味スタでFC東京戦。今年最後の参戦予定です。馬場が累積警告で出場停止になりますが、ここでチャンスを掴む選手を求む。12.3(日)14時からドーム浦和レッズ戦へと続きます。もう、残り2試合。1つでも上の順位へ、強い気持ちで勝利を目指していきましょう。
(15日 07:10)