CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/07/14号
でも勝負は負け
東京ヴェルディ 2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 東京ヴェルディ
- 前7分 西
- 後15分 西
- コンサドーレ札幌
- 後28分 内村
順位 | 第24節 7/14現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 東京ヴェルディ | 32 | 24 | 7 | 11 | 6 | 28 | 1.17 (9) | 27 | 1.13 (11) | 1 |
13 | コンサドーレ札幌 | 32 | 24 | 10 | 2 | 12 | 28 | 1.17 (9) | 26 | 1.08 (10) | 2 |
内村
岡本 荒野 砂川
(前田) (三上)
堀米 宮沢
(工藤)
上原 チョ 奈良 日高
ソンジン
杉山
sub:曳地 櫛引 松本
開門前に夕立に遭い、ずっと蒸し暑さで水分補給が欠かせなかった生観戦でした。ゴール裏をヒートアップさせる内容でしたが、唯一足りなかったのは得点です。判定勝ちはありません。もどかしく何ともやりきれない気持ちの中帰宅しました。
前半のシュート数は1本に対して7本。これがこのゲームを象徴しています。前半の相手の決定機は失点したときだけでした。これに対してウチらはいつ追いついてもおかしくないほどゴールを脅かしていましたが、枠を捕らえられなかったり、GK佐藤優也に阻まれました。後半は更に攻撃の圧力を感じましたが、一点ビハインドは重いのでしょうか。あせる気持ちが出てしまうのでしょうか。追いつけず、逆に一瞬の隙から中央突破を許して追加点を献上しました。
優勢に進めても負けるのだから、何かしら原因があります。最後のところでの質やゴール前でのアイデアや工夫だけではないです。他にも明らかにちがっていたものがあります。ラフプレー気味でも止めようとする執念です。そりゃウチらの選手からも気迫は伝わっていたけれども、どちらの執念や気持ちが勝つの? といった相対的な強さです。そこは負けていたように感じました。
試合経過
杉山のファンブルを詰められて先制を許す。相手のマンマークに対して攻めあぐねていたが、長いボールやドリブルを使い始めてからは、徐々に主導権を掴む。20分以降は怒涛の攻めを展開し、ほぼ相手陣内でプレーしていたが1点を返せずに前半を終える。
後半も圧倒的に攻めていたが、一瞬の隙からドリブルで中央突破を許して追加点を献上した。前田のシュートをGKがセーブしたこぼれ球を内村が押し込んで1点を返したが、詰めが甘く、勝てる勢いのゲームを落とした。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 杉山(4.5)
- クロスをキャッチできず、そのボールが相手へ。前に釣り出された格好だが、出鼻をくじかれた痛い失点。
- DF
- 日高(5.5)
- 右から果敢に攻めに行っただけでなく、守備もしっかり対応していた。
- 奈良(5.0)
- ラインを押し上げていたが、失点時は戻れず。
- チョ・ソンジン(5.0)
- 2失点目はドリブルを突破された。
- 上原(5.5)
- 攻め込んでチャンスを作る。
- MF
- 堀米(5.0)
- (後31分out)ロングシュートは良かったが、プレーの軽さを感じた。
- 宮沢(5.0)
- イエローは明らかに相手を倒していた。
- 砂川(5.5)
- (後41分out)攻守で機能している。
- 荒野(5.5)
- 前半31分のバナナシュートは曲がりすぎたか? 1対1だっただけに惜しい。
- 岡本(5.5)
- (後17分out)ドリブルでチャンスを作る。
- FW
- 内村(5.5)
- 1点を返したのでFWとしては合格。しかし持ち味の抜け出しがあまり見られず、1トップとしてはミスマッチ感は否めない。
- 前田(5.5)
- (後17分in)ドリブルよみがえる。
- 工藤(5.0)
- (後31分in)動き回っていただけの印象。2列目あたりの位置でのプレーが多く、役割が不明瞭だったのでは。
- 三上(-.-)
- (後41分in)出場時間短く採点不能。もっと早い時間から見たかった。
- 監督
- 財前恵一(5.5)
- 流れは自分たちで、その上後半は荒れかけていただけに選手交代は難しかった。
この試合の収穫
気持ちはわかった。伝わった。でも、後半戦だから、勝ち点を積み上げないと駄目です。
次節より、いよいよフェホ解禁。今回みたいなゲームよこれでさらば。
(17日 02:50)