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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/10/30号


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下を向いても意味がない
産みの苦しみ味わい出直しだ

ロアッソ熊本 2-0 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第38節 10/30現在 得点失点得失最大勝点
1 北海道コンサドーレ札幌 78 38 23 9 6 58 1.53 (2) 29 0.76 (2) 29 90
2 松本山雅FC 75 38 21 12 5 55 1.45 (4) 28 0.74 (1) 27 87
3 清水エスパルス 72 38 21 9 8 75 1.97 (1) 33 0.87 (4) 42 84
4 セレッソ大阪 69 38 20 9 9 58 1.53 (2) 42 1.11 (10) 16 81
5 ファジアーノ岡山 63 38 17 12 9 52 1.37 (5) 36 0.95 (5) 16 75
6 京都サンガF.C. 63 38 16 15 7 45 1.18 (10) 31 0.82 (3) 14 75
15 ロアッソ熊本 43 38 11 10 17 36 0.95 (20) 49 1.29 (14) -13 55

   内村    都倉    上原
   (菅)
           
  堀米  宮沢  前寛  前貴
             (神田)
 
   福森    増川    永坂
           (ジュリーニョ)
                  (左MFへ)

       ク・ソンユン
         
sub:金山 菊地 石井 河合

今季38試合目にして初の連敗。ミスで失点しました。3試合連続2失点で立て直せません。昇格決定に向けて産みの苦しさがあり、越えなきゃいけない壁に当たっています。でも、これまでやってきた蓄積がありますから、悲観することはありません。

マセードが負傷再離脱で、やりくりしなくてはいけないのですが、今回は裏目になりました。1トップ2シャドーが悪いのではありません。問題はその後方で、右サイドがスッカスカでは、やられ放題になります。上原の後方には、久々先発の前貴と永坂で、連携は未知数。永坂は菊地に代わって起用されましたが、2失点に絡んでしまいました。後半7分にも清武を倒して、2枚目を覚悟しました。出場時間を通じても、永坂自身のプレーはほめられたものではありませんでしたが、負荷がかかってこらえきれない面もあり、情状酌量の余地はあります。左は堀米と福森が締めていますが、攻撃になると福森が前に行けず堀米が孤軍奮闘せざるを得ない場面が目立ちました。

中盤も宮沢と前兄弟の3人が集まるきらいがありました。前線との距離も空き気味です。そうなると、堀米から上原へのロングフィードくらいしかチャンスを作れません。これでは、1トップ2シャドーも相手の厳しいプレスにかかってしまいます。後半は多少押し上げた攻撃が見られましたが、その頃の相手は守備重視になっていました。このオプションを試すなら、はマセードがいるときのほうがよさそうです。

試合経過

立ち上がりから相手の出足の良い攻撃に押される。10分に永坂が相手を引っ張り倒してPK献上。先制されてからも強いプレスに反撃がままならず、厳しい展開を強いられる。前半はシュート0本で終えた。

後半開始直後の上原のヘッドが最初のシュート。前半よりもボール回りが良くなって反撃を伺うも、逆に右サイドを崩されて追加点を許す。その直後に、神田とジュリーニョを同時投入。32分には菅も投入したが、1点が遠かった。

この試合の収穫

昇格には苦しみを伴い、乗り越えないといけない壁がある、と、思い知らされました。余力を持って上がりたいですが、現状負傷者も多く、簡単にはいきません。永坂と前兄弟にとっても試練の一日でした。

ここまで来たら、これまでやってきたことを信じて進んだほうがいいですね。せめて河合アニキ注入くらいがいいんですよ。新たなことよりも、これまでのことを確実にやっていきましょう。残りは4試合。勝ち点7を取れば、自力で昇格。

(1日 20:10)