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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/06/04号


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よく二点差を追いついたが勝てた
ヘイス値千金来日初ゴール

北海道コンサドーレ札幌 2-2 ジェフユナイテッド千葉

 得点者

第16節 6/4現在 得点失点得失
1 北海道コンサドーレ札幌 33 15 10 3 2 22 1.47 (4) 9 0.60 (3) 13
8 ジェフユナイテッド千葉 24 16 6 6 4 20 1.25 (6) 18 1.13 (13) 2

     内村       都倉
   (ヘイス)

      ジュリーニョ

 石井  堀米  稲本  マセード
(上原)      (上里)
 
  福森   河合   進藤
         
         金山

sub:阿波加 櫛引 イルファン 中原

ゴールキーパーだけでなく、両ボランチも代わると、選手層が厚いといっても厳しいものですね。その上稲本が担架で退場し、ギプスを巻いて松葉づえでドームを後にしました。そんな中で5戦負けなしで調子を上げてきた相手に手を焼き2点先行されましたが、2点差を追いついたのは、チーム力が備わってきた証しですね。

2点差を追いついて勝ち点1を拾ったことも、内村の4試合連続ゴールも大きいですが、今節最大の収穫は、ヘイスの初ゴールでしょう。オランダなどこれまでの実績がありながら、背番号11の歴代の外国人選手のジンクスが気になりましたが、出場したここ数戦ではゴールの予感がしていました。それを結果に結び付けられるかはやはり別問題で、これでやっと第一関門突破できました。量産してポジション争いを面白くしてほしいです。

宮沢が負傷欠場し、深井が出場停止になったボランチは、稲本までも欠きそうな事態になりました。スタメンの堀米や途中出場の上里だけでなく、前寛之や荒野、そして小野や河合もボランチとして出場できます。J2的にはうらやましい選手層ですが、稲本が退いたあとはパスのスピードが遅くなったという諸説があり、その話を聞くと単に駒が揃っているだけでもいいという問題ではないようです。これからはコンディションや出場停止が気になる時期に入っていきますので、誰と組んでいても問題ないのが理想ですけどね。今のうちにいろいろと組みつつ、ポジション争いが激化していけばいいでしょう。

試合経過

相手の出足が良く、苦戦を強いられる。前半14分に稲本が相手と交錯して左膝を痛めて負傷退場になり、一人少なくなっているときに、ゴール前の混戦から先制点を許す。その3分後にもペナルティエリアの手前からスーパーゴールを奪われ、2点のビハインドになった。

その後本格的に反撃が始まった。マセードのクロスが相手にクリアされたこぼれ球を、内村が相手をかわして右足で決めて1点差。後半25分にヘイスを投入し、その2分後に都倉のクロスからヘイスが競り勝って、来日初ゴールを決めて同点。その後はお互いにゴールに迫りつつ決め手を欠いたが、好調同士の対戦で勝ち点1を分け合った。

この試合の着眼点

収穫はありましたが、スカパーのハイライトを観ると、もっとチャンスはありました。内村はあと1・2点取れそうな勢いでした。ヘイスも後半47分FKからのヘッドはチャンスだったものの、枠の上へ。追いかける展開自体が久々でしたが、ここで逆転できたらもっと他チームから恐れられ、それだけの力を有していると感じました。まだまだものたりていませんよ。

次節は水曜開催で、アウェーで松本山雅FC戦。5戦負けなし3連勝で3位に駆け上った絶好調な相手です。あらゆる意味でしんどいですが、耐えつつも良い結果を望みます

(5日 17:30)