CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/01/01号
おめでとうございます
今年も宜しくお願いします
浦和レッズ 1-2 ガンバ大阪
得点者
- 浦和レッズ
- 前36分 興梠
- ガンバ大阪
- 前32分 パトリック
- 後8分 パトリック
天皇杯決勝が元日に戻ってきました。国立ではない違和感はありましたが、味スタが赤かったですね。もちろん青も結構ありましたので、イイ雰囲気の中での決勝でした。
名場面とも迷場面とも語り継がれそうなチャンピオンシップ準決勝があったばかりで、手の内は知り尽くしている対戦になります。共にサイドからの速攻狙いで、攻守の切り替わりも速く、その上GKはどちらも日本代表である、見ごたえのある試合でした。そんなときに差がつくところは、強力なフィニシャーがいるかなんですかね。パトリックは絶好調でした。ドリブルから先制ゴールを決めました。
東の雄もこれで黙ってはいません。李忠成がヘディングシュートがポストに当たるも、こぼれ球を興梠が押し込んで同点。こちらもまた、サイドを使った速攻からでした。
どちらに転んでもおかしくない展開でしたが、後半早々にパトリックが勝ち越し点。CKから決めました。その後もハットトリックを決めそうな勢いで攻めていましたが、後半31分になかなか仕事をさせてもらえなかった宇佐美を下げて、内田を投入した頃から、守備重視をはっきりと打ち出しました。何せ遠藤・今野共にボランチに入ってません。終盤には猛攻を浴びましたが、シュート9本に対して20本も東口が対応しましたが、守り切って二連覇を達成しました。
この試合の着眼点
互いに速攻でサイドから仕掛ける似た者同士の対戦では、先手が有利ですね。GKも共にハイレベルで、守備も互角。どこで差がつくのかは、個人技にいきつきます。上位同士で駆け引き無用の力勝負ですから、パトリックが際立ち、柏木欠場が痛かったと、落ち着きます。
レッズはこのチームに、ベルマーレ から遠藤が入ります。これは間違いなくプラス。しかし、カギをにぎるのは、関根と武藤の成長だと思います。勝負弱さの克服はここでしょう。
ガンバは、ポスト遠藤と今野の形が見えてきました。あと何人か若手が出てくるまでは、宇佐美とパトリックで新スタジアムを沸かすことになるのでしょう。
そして、オイラのコンサドーレは、ようやく動きがでてきました。その件は別の機会で触れます。目指すは昇格あるのみです。
(5日 21:10)