CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/12/01号
気迫負けだけではない
アルビレックス新潟 4-1 コンサドーレ札幌
得点者
- アルビレックス新潟
- 前8分 坪内
- 前43分 ブルーノ・ロペス
- 後26分 アラン・ミネイロ
- 後35分 ブルーノ・ロペス
- コンサドーレ札幌
- 後8分 榊
順位 | 第34節 12/1現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | アルビレックス新潟 | 40 | 34 | 10 | 10 | 14 | 29 | 0.85 (17) | 34 | 1.00 (2) | -5 |
18 | コンサドーレ札幌 | 14 | 34 | 4 | 2 | 28 | 25 | 0.74 (18) | 88 | 2.59 (18) | -63 |
内村
(砂川)
岡本 古田
(大島)
岩沼 芳賀 山本 前
(榊)
奈良 河合 櫛引
高原
sub:杉山 宮沢 荒野 高木純
よく最終戦は今年を象徴した内容になるといわれますが、まさしくその通りになりました。早い時間での失点。反撃できずに追加点を奪われて大量失点。スカパー!の無料の日の実況で選手層の薄さを同情してくれましたが、ピッチに立つとそんなことは関係ありません。勝って他会場の結果を待つしかない相手は、不利を跳ね返すだけの気迫を持ち合わせていました。
もどかしさは高原が代弁してくれました。若い選手にきょう、『これが最後の試合だ』という気でプレーしたか問いたい。まだあと何年も札幌でできるかのようなプレーをしていた。気持ちの差が出た試合
。けが人だらけでやりくりが苦しく、10代の選手の出場機会がたくさんありましたが、競争を勝ち抜いてつかまないと、本当の力にはなりません。
その中でも榊には期待を持てました。後半開始と同時にピッチに入ると1ゴール。16分の古田から榊へのスルーパスは鳥肌ものでした。わずかに枠の外になりましが、コレをドンドン見たいのですよ。
試合経過
勝たなければ残留はない相手の攻撃を立ち上がりから受けて、防戦一方の展開が続く。マークの甘さから先制点を許し、前半終了間際にも寄せが甘くヘッドで追加点を許した。
ハーフタイムに榊と大島を投入。布陣を変えて攻撃のリズムができて1点を返す。しかし、もう1点返すチャンスがあったが決められなかった。逆にミドルシュートで突き放され、ヘッドでダメを押された。
この試合の収穫
あとがない絶体絶命なチームの背水の陣での気迫を見ました。ずっとひとつ上の順位にいましたが、ウチらはこのような気迫、感じたことありました? それが残留できるチームとワースト記録を更新するチームのちがいですよ。
この試合の前に、来期グアムキャンプ中止が報じられました。シーズン前のコンディション作りが大丈夫なのか気になりますが、この決定は悪くないです。恵まれた環境を与えてもらうんじゃなくて、ハングリーさも養いましょうよ。
そんな中、契約満了選手が発表され、中山の引退も発表になりました。カネが問題で、ない袖は振れないのはよーくわかりますが、明るい話題も頼む。
(5日 00:30)