CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/10/18号
御存知の王者に2連笑
北海道コンサドーレ札幌 1-0 鹿島アントラーズ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 41分 駒井 善成
- 鹿島アントラーズ
- なし
第23節 10/18 現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 北海道コンサドーレ札幌 | 24 | 24 | 6 | 6 | 12 | 29 | 1.21 (13) | 47 | 1.96 (17) | -18 |
6 | 鹿島アントラーズ | 39 | 24 | 12 | 3 | 9 | 36 | 1.50 (6) | 32 | 1.33 (7) | 4 |
荒野
駒井 金子
(アンデルソン
ロペス)
菅 ルーカス
(白井) フェルナンデス
高嶺 宮沢
(ドウグラス
オリヴェイラ)
福森 キム 田中
ミンテ
中野小
sub:菅野 檀崎 中野嘉 早坂
今年は出遅れたといっても、相手は通算20冠の王者。まさか、シーズン2連勝できるとは、思ってもみませんでした。しかも、無失点。3月の練習試合を含めるとトリプル達成です。この日はミシャの63歳の誕生日でもあります。最高のバースデープレゼントですね。
開始早々から、押し込まれました。時間が経つにつれて落ち着いてきたものの、中盤で潰し合う重たい展開です。この試合は、純粋なフォワードが先発メンバーにいません。前線からの守備を重視するためです。その分、荒野が水を得た魚のようでした。中央で前後によく動き回ります。全般的には、選手同士の距離感が近くて、対人プレーを怠らずに徹底していました。そのため、セカンドボールをよく拾えていました。そういったチーム全体としての成果が、中野小次郎がリーグ戦5試合目で初完封です。シュートを 7本を打たれましたが、大きなピンチは後半に2回あったくらいでした。
チームとしてのお約束事ができていると、チャンスができてきます。両サイドだけでなく、中央の荒野もチャンスを作り出します。特に福森からのボールが絶好調でした。得点まであと一歩が数回続いたあとの前半41分、中央の宮沢からのパスをペナルティエリア左で受けた福森が、ワンタッチでゴール前にグラウンダーのパス。これに走り込んだ駒井が右足で合わせて先制点です。ミシャの一番弟子が誕生日に祝砲なのがニクい。今季3得点目で、駒井が決めた3試合全てで勝利です。
後半も、形勢は変わりませんでした。12分にアンデルソン ロペスを投入して、カウンターの威力が増しました。31分に入ったドウグラスオリベイラは走り回って、中盤から前で圧をかけました。42分には、脚をつった菅に代わって白井が入ります。最後は全員攻撃を受けましたが、鹿島アントラーズから初のシーズン2勝をシーズン無失点を手にできたのは、大きな結果です。歴史が動きました。
それでも苦言をいわせろ
浮かれている場合ではありません。複数得点を取れるチャンスはありました。ルーカスフェルナンデスは、右サイドをえぐってチャンスを作るものの、そこからのパスの精度が低く、2度のビッグチャンスで合わず。アンデルソン ロペスはカウンターのとき相手を慌てさせたが、絶好のチャンスで合わず。ドウグラスオリベイラは、まだリーグ戦で得点なし。上に撃ち続けていた荒野は、最後はGK正面ながらも枠に行きましたが。ラストの精度、向上しましょう。勝ったから、目立たなくなっただけです。
次もドームです。10.24(土)14:00から横浜FC戦。同じ勝ち点の、13位14位攻防戦です。そのあとは、アウェー3連戦。しかも、上位勢の対戦が続きます。10.31(土)19時、パナスタでガンバ大阪戦。11.3(火)文化の日は、14時から等々力で川崎フロンターレ戦。ルヴァン杯決勝をはさんで、11.11(水)19時から味スタでFC東京戦。10月は2勝1敗1分。まずは勝ち越しましょう。
(21日 23:10)