CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/08/28号
ほめ言葉よりも勝利を
北海道コンサドーレ札幌 0-2 川崎フロンターレ
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- 川崎フロンターレ
- 34分 小林 悠
- 39分 遠野 大弥
順位 | 第26節 8/29現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 北海道コンサドーレ札幌 | 36 | 26 | 10 | 6 | 10 | 33 | 1.27 (8) | 36 | 1.38 (14) | -3 |
1 | 川崎フロンターレ | 66 | 27 | 20 | 6 | 1 | 58 | 2.15 (2) | 17 | 0.63 (1) | 41 |
小柏
(ドウグラス
オリヴェイラ)
チャナ 青木
ティップ
(ジェイ)
菅 金子
(ルーカス (柳)
フェルナンデス)
駒井 荒野
福森 高嶺 田中駿
菅野
sub:中野 岡村 小野
宮沢がいない試合は今季1分け2敗。首位相手に厳しいデータでしたが、前節、リーグ戦では31試合ぶり、公式戦では43試合ぶりの黒星の相手に、勝機はあったはずです。立ち上がりから出足よく入って、入れたところまではよかったのですが、天敵に決められて、相手のプラン通りにゲームを運ばれました。シュート数は、9本に対して14本。ボール支配率も上回っていましたが、肝心のスコアは上回れませんでした。
高嶺ほろ苦いリベロ
前半30分過ぎまでは、ほぼ攻めっぱなしです。小柏や青木を中心に、ペナルティエリアに迫ります。クロスやパスがあと一歩合わなかったり、シュートを撃つ前に相手 GK やディフェンダーに対応されます。もちろん、18分の青木がペナルティエリア手前の中央からシュートを放ったように、枠内のシュートもありました。これは手 GK の好セーブに止められましたが、得点への期待が高まります。相手にボールを持たれても速攻にはなりませんでしたが、ゆっくりとゴールに迫られました。決して油断していたわけではないですが、このリズムには戸惑いましたね。先制点は、17年4月の対戦から9試合連続ゴールの小林悠。高嶺を背負いながらシュートを撃たれました。これは一枚上手というしかありません。この5分後の失点も、小林悠から。ゆったりとしたテンポで、右からドリブルで持ち上がられました。高嶺のクリアは小林悠へ。クロスを送られて押し込まれました。 本職ではないところで、他の場面では奮闘していましたが、高嶺はいい経験を得たと思うしかないでしょう。
戦っていたが物足りない
後半開始と同時の選手交代はなし。失点以外はいい戦いができていただけに、このまま進めた方が良いと思うのは自然です。しかし、2点リードをいかにして追いかけるかという点では、物足りなさは否めません。相手は0本のコーナーキックを7本も得たのに、威力を感じなかったのは残念です。後半22分のコーナーキックの前に、ジェイとルーカスフェルナンデスを投入。高さを期待できるのに、ショートコーナーを選択したのは、どうもちぐはぐでした。タイトな守備に封じられていましたが、ジェイの落としを小柏が狙うような場面も皆無です。時間が進むにつれて、相手はセーフティーになってきました。後半35分あたりから、攻撃の頻度が落ちてきました。アディショナルタイム4分の表示の直前に、ドウグラスオリベイラと柳を入れても遅すぎです。
この試合の収穫
2試合連続無得点という現実を突きつけられました。「相手を上回る」と言われても、一つもうれしくありません。これは
大問題ですよ。監督は、敗れはしたものの、選手たちは今季最も出来の良いと言ってもいいほどの試合
と語っていますが、無得点で敗戦には代わりありません。
チャナティップが復帰。スタミナが気になりましたが、67分間プレー。頭数ギリギリのところで戻ってきました。存在感を示しましたが、本調子にはあと少しです。連戦には大きな力になるでしょう。
次は9月。ルヴァンカップ 準々決勝でFC東京との対戦。9.1(水)19時厚別と、9.5(日)18時、味スタではなく、平塚レモンスタジアムにて。そのあとリーグ戦に戻って、セレッソ大阪との2連戦。9.8(水)19時厚別と9.11(土)18時アウェーのヨドコウにて。コンディションに気をつけて走り抜けましょう。
(29日 23:10)