CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/09/3号
閉ざされたまま
ロアッソ熊本 2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- ロアッソ熊本
- 前17分 斉藤
- 後34分 片山
- コンサドーレ札幌
- 前24分 上原
順位 | 第35節 9/29現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | ロアッソ熊本 | 36 | 35 | 8 | 12 | 15 | 36 | 1.03 (17) | 54 | 1.54 (20) | -18 |
8 | コンサドーレ札幌 | 51 | 35 | 16 | 3 | 16 | 51 | 1.46 (6) | 43 | 1.23 (10) | 8 |
内村
三上 前田 荒野
(フェホ)(岡本)
砂川 宮沢
(榊)
上原 チョ 奈良 日高
ソンジン
曳地
sub:杉山 パウロン 堀米
ビョーキ再発なのでしょうか。引いた相手にゴールをこじあけられなく、逆に数少ないチャンスを決められて敗戦。これまで何度か目にしてきた光景でした。過去4戦2分け2敗無得点の鬼門熊本ではありますが、勝ち試合の内容ですよ。痛いです。
ここ最近、たやすく点を取れていたように見えたのですが、気のせいなのでしょうか。レ・コン・ビンの出場停止や河合・上里・深井の負傷欠場が原因とも思えません。単純に、3バックから5バック気味に気持ち悪いほど引いてくる守備を打ち破る力がないということです。それを言うと精神論になりかねないですが、勝ち点4差をひっくり返そうという気持ちが不可欠です。
試合経過
立ち上がりから優位に試合を進めていくが、数少ない好機を決められた。フリーキックに頭で合わせられて先制を許す。
しかし攻撃の勢いは加速する。上原が突破して相手をかわして同点に追いつく。この後も決定機はあるが、逆転できそうでできなかった。逆に、曵地がセーブしたこぼれ球を押し込まれて、勝ち越し点と勝ち点を奪われた。
この試合の収穫
熊本での初得点でもあった上原はスーパーゴールでしたね。砂川のパスに反応して俊足で飛び出しました。攻撃はJ2屈指と印象づけましたが、それよりも勝ち点です。
同じ勝ち点51にファジアーノ、松本山雅、ヴェルディ と得失点差で並びました。6位ジェフが敗れて、勝ち点差は4差のまま。直接対決も残しています。残り7試合だが、サンガ、ジェフとの大一番が待っています。
(3日 21:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/09/10号
やってくれるぜ
コンサドーレ札幌 1-0 V・ファーレン長崎
得点者
- コンサドーレ札幌
- 前15分 レ・コン・ビン
- V・ファーレン長崎
- なし
順位 | 第34節 9/22現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | コンサドーレ札幌 | 51 | 34 | 16 | 3 | 15 | 50 | 1.47 (6) | 41 | 1.21 (9) | 9 |
5 | V・ファーレン長崎 | 56 | 34 | 16 | 8 | 10 | 40 | 1.18 (12) | 34 | 1.00 (1) | 6 |
内村 砂川 前田 レ コン (櫛引) (荒野) ビン 宮沢 深井 (フェホ) 上原 チョ 奈良 日高 ソンジン 曳地 sub:杉山 堀米 岡本 榊
待ってましたよレ コン ビンのJ初スタメン初得点。何といっても初モノずくしでした。初脱ぎ初警告に初退場。ド派手な立ち回りで、苦言を呈す方もいそうなものですが、勝利に大きく貢献したことはまちがいありません。
前半36分から10人での戦いになりました。リーグ戦ここ2試合での失点を思い起こすと、悲鳴を上げたくなります。そこで60分近く1人少なくて無失点は、大きな自信です。空中戦にしても球際にしても、ここ最近に対戦した相手のなかでは、かなり強くきていた
とFW幸野志有人に言わしめました。
驚いたのは、後半30分の櫛引投入。3バックに変えたのかと思いましたが、右サイドバックに入れて、日高を前方に出しました。守備を厚くしながらも、速さとカウンターを警戒させる効果がありました。守備において価値ある一勝ですが、監督の采配ももっと評価されていいでしょう。
試合経過
前半は風上を取り、果敢に攻めに行く。15分、エリア内で前田が後ろから走り込んだ上原に浮き球パス。DFに付かれながらもダイレクトで折り返すと、猛然と走り込んだレ・コン・ビンがダイビングヘッドで合わせて先制する。
しかし、そのレ・コン・ビンは、2枚目のイエローカードで退場。長い時間1人少ない戦いを強いられる。これで守備はやるべきことが明確になった。フォーメーションを変えつつ、シュート4本に抑える完封勝利を収めた。
それでも苦言をいわせろ
レ コン ビンにとってはいい経験でしょう。今回は許す。自覚しております。みんな耐え忍びました。次回の出場時間はもっと長くなるでしょう。
7位浮上で勝ち点差は4。上位との直接対決を残しています。勢いつけて臨むべし。
(26日 01:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/09/17号
勝ち点失い痛い敗戦
栃木SC 4-3 コンサドーレ札幌
得点者
- 栃木SC
- 前44分 クリスティアーノ
- 後12分 高木
- 後39分 サビア
- 後50分 クリスティアーノ
- コンサドーレ札幌
- 前18分 前田
- 後35分 内村
- 後43分 フェホ
順位 | 第33節 9/16現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 栃木SC | 43 | 33 | 11 | 10 | 12 | 43 | 1.30 (9) | 43 | 1.30 (13) | 0 |
8 | コンサドーレ札幌 | 48 | 33 | 15 | 3 | 15 | 49 | 1.48 (6) | 41 | 1.24 (10) | 8 |
フェホ 荒野 内村 前田 (砂川) (岡本) 上里 河合 (宮沢) 上原 チョ 奈良 日高 ソンジン 杉山 sub:曳地 櫛引 横野 レ・コン・ビン
まさかの終了間際の被弾です。アディショナルタイム5分は、ラスト1プレーでしょう。2試合連続でアディショナルタイム被弾は、ダメージ大きいですよ。試合運び自体に問題があるのではと、疑いたくなります。
最終スコアではよくやったと言えますが、中身は違うようです。悪いと言われていたピッチコンディションに雨が加わっているのですから、思うようにポゼッションやつなぐサッカーができないでしょう。実際、3点ともセットプレーからのもの。絶好調の前田・内村・フェホで得点できたからまだいいようなものです。後半はカウンターをやられ放題で、なかなか好機を作れませんでした。負ける理由はあったのです。決して、相手の監督交代によるモチベーションの高さだけではありません。
試合経過
上原のロングスローの競り合いから先制。しかし流れの中からなかなかチャンスをつかめず、直接FKで同点に追いつかれて前半を終える。
後半になると攻撃を受ける時間が多くなり、逆転を許す。2度同点に追いついたが、終了間際に前掛かりになったところで逆襲を喰らい万事休す。
この試合の収穫
2度あることは3度あるのか、3度目の正直なのか、試されるときが来ました。3点捕って負けるなら、何点捕りゃいいの? そんなぼやきをしたくなります。
しかし、これで6位以内がなくなったわけではありません。がっくりしている場合ではありません。残り9試合、逆転を信じましょう。
(18日 1:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/09/25号
まずは初戦突破
コンサドーレ札幌 4-1 北海道教育大学岩見沢校
得点者
- コンサドーレ札幌
- 前14分 レ コン ビン(PK)
- 後9分 レ コン ビン
- 後24分 横野
- 後27分 砂川
- 北海道教育大学岩見沢校
- 前10分 伊藤
フェホ (横野) 砂川 レ コン ビン 神田 (榊) (前田) 堀米 河合 松本 櫛引 奈良 上原 曵地 sub:杉山 チョソンジン 荒野 三上
2年連続で天皇杯初戦を落としていました。今回は大学生相手です。勝てて当たり前と、誰しもが思います。今回のように確実に勝つことができるかが、今後のリーグ戦にもつながっていきます。
この試合は、何といってもレ・コン・ビンの公式戦初ゴールでしょう。公式戦初ゴールはPK。それだけでなく、松本のパスに反応して、相手DFの裏に飛び出してGKの頭上を越して決めました。これでやっと覚醒と言いたいところですが、守備や位置取りが課題です。
試合経過
直接FKを決められた3分後にフェホが倒されてPKを得る。これをレ・コン・ビンが決めて同点。しかし、前半はセカンドボールをなかなか拾えず、厚みのある攻撃を仕掛けられず、同点のまま前半を終える。
後半になると、相手の運動量が落ちてくる。レ・コン・ビンがループシュートを決めて逆転。20分に横野を投入し、前線中央からのハードな守備やクサビの動きで好機を作った。すぐに結果が出て、横野・砂川のゴールで大勢を決した。
この試合の着眼点
財前監督は、天皇杯でリーグ戦出場が少ない選手の見極めを行う方針でした。結果を出したのは、レ・コン・ビンと横野。堀込と神田と榊はまだ未知数なのでしょう。
これからはトーナメントでなくても、毎回勝負のとき。J2リーグ戦は残り10試合です。
(10日 1:30)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/09/31号
勝ち点2を失う
コンサドーレ札幌 2-2 ファジアーノ岡山
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後3分 内村
- 後8分 三上
- ファジアーノ岡山
- 前39分 桑田
- 後46分 近藤
順位 | 第32節 9/1現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | コンサドーレ札幌 | 48 | 32 | 15 | 3 | 14 | 46 | 1.44 (6) | 37 | 1.16 (9) | 9 |
10 | ファジアーノ岡山 | 45 | 32 | 10 | 15 | 7 | 40 | 1.25 (10) | 34 | 1.06 (3) | 6 |
内村 (レ・コン・ビン) 三上 前田 荒野 (砂川) 上里 宮沢 (河合) 松本 チョ 櫛引 日高 ソンジン 杉山 sub:阿波加 堀米 岡本 横野
アディショナルタイムに失点で、追いつかれましたか。。。痛いですよ。ずっと攻め続けてシュート17本。これだけ打ったら、もう一点入れてもいいんじゃないですか。肝心なところでとれないと駄目なのです。
フェホ・奈良・上原が出場停止。影響は軽微なはずです。これにより前田と内村のコンビが冴えていました。テクニックのある前田と飛び出しなど一瞬の判断が良い内村です。得点のにおいがプンプンしてきますが、どうやら副作用があったようです。テクがあるばかりに、狭いところで難しいプレーを選択していたようです。それが、監督の「シュートまではまったくいけていなかった」という印象でした。逆に、シンプルに縦に出すと、あっさり2得点。これからは、理想と現実の使い分けが必要になってきます。
試合経過
立ち上がりから果敢に攻めに行く。16分頃から怒涛の攻撃で、すぐにも先制できそうな勢いだったが奪えず。逆にカウンターから先制される。
風上に立った後半は、シンプルに縦にボールを運んで逆転に成功。更に3点目を目指したが取れず、逆にカウンターを受ける。アディショナルタイムに相手CKへの対応でミスを犯して決められ、逃げ切れなかった。
この試合の着眼点
先制されても逆転できる力はつきました。しかし、勝負に徹せられるかは別です。若手の育成では申し分ありませんが、勝負師になれるかです。河合や砂川にそういった面を期待したいです。
9月7日(土)は天皇杯。これまで出場機会がなかった選手にもチャンスが来ます。トーナメントだからこそ勝負に徹することを忘れずに。油断はもってのほかです。
(3日 21:50)