CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/5号
4点差で快笑
サガン鳥栖 1-5 北海道コンサドーレ札幌
- サガン鳥栖
- 67分 田代 雅也
- 北海道コンサドーレ札幌
- 8分 オウンゴール
- 9分 オウンゴール
- 37分 深井 一希
- 56分 アンデルソン ロペス
- 86分 ルーカス フェルナンデス
順位 | Aグループ第2節 3/27現在 | 勝 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 8 | 4.00 (1) | 3 | 1.50 (2) | 5 | |
1 | 鹿島アントラーズ | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 8 | 4.00 (1) | 1 | 0.50 (1) | 7 | |
3 | アビスパ福岡 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1.50 (3) | 8 | 4.00 (3) | -5 | |
3 | サガン鳥栖 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0.50 (4) | 8 | 4.00 (3) | -7 |
アンデルソンロペス (中島) チャナ 金子 ティップ (柳) (青木) (右サイドへ) 菅 ルーカス フェルナンデス (右2列目へ) 高嶺 深井 (岡村) 福森 キム 駒井 (中村) ミンテ 菅野 sub:中野小 佐藤
教訓が生かされました。3-0 は危険なスコアですね。誰一人としてセーフティとは思っていません。案の定、4点目の後に、1点返されました。それでも、5点目を取れたのはよかったですね。ようやく、公式戦で勝てました。
調査中の2ゴールで、早々に2点リードを奪えました。どちらもオウンゴールになりましたが、攻めた結果です。1点目は、CKに深井が頭で合わせて、GK が防いだボールが相手に当たったもの。その直後に、ルーカス フェルナンデスが深い位置まで進入して折り返すと、逆サイドから走り込んだ菅がシュート。これが相手 DFに当たって入りました。オウンゴールの判定になったのは試合終了後でした。ツキも実力のうちです。
深井がよく前に来て、攻撃に絡んでいました。前半37分の得点シーンは、金子がドリブルで持ち上がって、ルーカスフェルナンデスに展開してペナルティエリア右に進入するところまではよくあるパターン。そこに深井が反応してゴールを決めたことに価値があります。後半11分には、相手のGKのパスをインターセプトで奪うとアンデルソンロペスに預けて、これをペナルティエリア中央からゴールに流し込んで4点差。 深井が3得点に絡んだのは新境地になったのではないでしょうか。
交代選手もよし
1点返されたあとの後半26分に、岡村と青木を投入。37分に中島と柳、44分に中村がそれぞれ入りました。それぞれ短い時間ながらも、持ち味を出せました。後半41分のルーカスフェルナンデスのゴールは、中島から青木に預けてラストパスを出しました。それ以上に、岡村が素晴らしかったようです。右サイドでドリブルを仕掛けられても、1対1 に強いです。エアバトルも強いです。右ストッパーは駒井が入ってもいいのですが、本職の岡村が先発できるようになると、選手起用に広がりが出てきます。
それでも苦言をいわせろ
リーグ戦に近いメンバーに対して、相手は大幅にリーグ戦とメンバーを変えました。確実に勝ってアドバンテージを得たいのは、わかりましたが、スタメン発表時に駒井が右DFなのは、目を疑いました。田中駿太が故障でU-24 日本代表に招集されて、試すチャンスでしたが、これはあとになって納得しました。代表途中離脱で、この起用は緊急性が高かったわけです。これまで起用し続けていることから駒井を信頼しているのはよくわかるのですが、コンディション維持と全体の底上げは大丈夫なのですか。この不安はぬぐえません。
4月は、3日(土)14時アウェーのアビスパ福岡戦から。4.7(水)19:00味スタでFC東京戦。そのあとはドーム2連戦で、4.11(日)13:05から鹿島アントラーズ戦と、4.16(金)19:00横浜F・マリノス戦。以前は、4月に勝ち越すとJ1昇格またはJ1残留と言われたこともありました。確実に勝ち星を重ねて浮上しましょう。ちなみに、ルヴァンカップの次節は、4/20(火)19時から鹿島アントラーズ戦、アウェーでの戦いです。
(30日 23:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/12号
うっせぃうっせぃうっせいわ
北海道コンサドーレ札幌 3-4 ヴィッセル神戸
- 北海道コンサドーレ札幌
- 45分 アンデルソン ロペス(PK)
- 45+8分 アンデルソン ロペス(PK)
- 46分 アンデルソン ロペス
- ヴィッセル神戸
- 53分 山口 蛍
- 57分 古橋 亨梧
- 67分 古橋 亨梧(PK)
- 86分 山口 蛍
順位 | 第5節 3/17現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 北海道コンサドーレ札幌 | 4 | 5 | 1 | 1 | 3 | 9 | 1.80 (8) | 8 | 1.60 (10) | 1 |
7 | ヴィッセル神戸 | 11 | 6 | 3 | 2 | 1 | 10 | 1.67 (5) | 8 | 1.33 (10) | 2 |
アンデルソンロペス チャナ 金子 ティップ (右サイドへ) (高嶺 >ボランチへ) 菅 ルーカス (青木) フェルナンデス (右2列目へ) (左サイドへ) 宮沢 駒井 (中島) 福森 キム 田中 ミンテ 中野小 sub:菅野 岡村 中野嘉 小野
オセロで四隅をすべて取ったのに負けた時の心境ですね。3-0でリードをしているチームが、逆転して負けるというのは、プロのチームとしてあってはならないこと。我々にとって非常に痛い敗戦になったと思います
。この監督のコメントにつきますよ。J1リーグ戦で3点差逆転は、8年ぶり史上9度目(4点差逆転は過去になし)。J1でハットトリックを達成しながらチームが敗れたのは、16年ぶり9度目。屈辱で炭酸の抜けた炭酸水になってしまった方も多いでしょう
前半と後半が、全く真逆です。シュート数は相手の10本に対して13本。前半は相手がシュート2本なのに、後半はウチラがシュート2本。しかし、シュート13本中枠外が10本ですよ。素晴らしい前半だったけれども、明らかなパスミスがあったことを含めて、この現実を見つめないといけないですね。
暗転の後半
後半が開始して追加点を取る直前に、FW古橋が最終ラインに対して猛然とプレスを仕掛けてきました。相手は2点リードされていて、修正を加えてくることは間違いなく、それが早速現れました。直後の3点目で、プレスを受けた印象が薄れてしまったのでしょうね。ボールを拾えずに相手に回される時間が増えてきます。寄せが甘くて、フリーから1点を奪われたのは、必然の結果です。結果論になるのは承知ですが、1失点目が選手交代のタイミングでした。前に運べても、ボールを奪われてロングボールを放たれます。これは、昨年までの悪いときといっしょです。
最もショックだったのは、2失点目ですね。田中が宮沢から受けたパスをバックパス。このバックパスを狙われて奪われました。プレスしに来ている傾向なら、カバーするなり、すぐに前に運ぶなどの対策は必要でしょう。このあとも右を取られて危うい場面があり、たまらず後半17分に高嶺を投入。駒井を前へ移しましたが、高嶺に奪取させないといわんばかりに長いボールを使って前に運ばれました。後半22分の 3失点目もそういった流れです。中野小次郎は止めてPKにするしかなかったのです。カードが出なくてよかったと、思うしかありません。
後半27分にアンデルソンロペスが放ったシュートが、この試合の最後のシュートになりました。34分に青木が入ってからは多少落ち着き、チャンスを作りかけましたがシュートには至りません。押しかけていたところで、再びロングパスと抜け出しにやられました。左を抜け出されて、シュートやクロスの選択肢がある中で、中央後方への折り返し。丁度フリーになっているんですね。真ん中に決められて万事休すです。90分になって中島を入れても、時間がないだけです。
選手交代は意図があって遅くなったと思いたいですが、中2日の連戦は考慮してほしいと思います。しかし、もっと問題なのは、相手の飛び出しやプレスに対応できず、ロングボールからの展開に全く対応できていないことですね。これこそ、オールコートマンツーマンディフェンスならば、前線から対応できてほしいです。ハイプレスの強度が交代の目安になりそうです。そんなに簡単なものではないことは承知ですが、いかがなものでしょう。
アンデルソンロペス ハットトリック
ルーカスフェルナンデスがしかけて、倒されて一つ目の PK獲得。2つ目は、FK の競り合いで福森が倒されたもの。どちらも独特の間合いから蹴って確実に決めるところは PK 職人でしょう。後半開始直後は、福森のカットから、アンデルソンロペス、ルーカスフェルナンデス、金子とパスが回って、最後に左足でトラップを右足でシュートを決めました。こういった、流れからの得点を待っていたのですよ。ところが、これで勢いが止まってしまうとは、思っていませんでした。
この試合の収穫
歴史の目撃者になりました。めったに体感できるものではないでしょう。貴重な経験を得られたのはまちがいないですよ。
3敗目になったことで、目が覚めてほしいです。開幕戦のような一方的な試合は望めません。むしろ、弱点をあぶり出してくれたことは、決して悪いことでありません。2週間リーグ戦がなく、有意義に対策を取れるはずです。
日本代表戦があるので、3月のリーグ戦はこれで終り。田中駿太は、U-24日本代表に招集です。3.27(土)14時からの駅スタで、ルヴァンカップ 第2節サガン鳥栖戦で、3月の試合は終わり。4月は、3日(土)14時アウェーのアビスパ福岡戦から。4.7(水)19:00味スタでFC東京戦。そのあとはドーム2連戦で、4.11(日)13:05鹿島アントラーズ戦と、4.16(金)19:00ドームで横浜F・マリノス戦。立て直しの時間はありますよ。これまで出場機会の少ない選手は、来週でアピールを期待。新鮮力を待つ。
(23日 0:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/15号
無失点はよかった
浦和レッズ 0-0 北海道コンサドーレ札幌
- 浦和レッズ
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第5節 3/17現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 浦和レッズ | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 3 | 0.60 (15) | 6 | 1.20 (8) | -3 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 6 | 1.50 (10) | 4 | 1.00 (4) | 2 |
アンデルソンロペス 駒井 金子 (高嶺) 菅 ルーカス フェルナンデス (青木) 宮沢 深井 (岡村) >>右CBへ 福森 キム 田中 ミンテ (ボランチへ) 中野小 sub:菅野 中野嘉 小野 中島
言われてみれば、ミシヤが就任してからの埼スタは、負けなしで無失点だったんですね。今年も負けなしで無失点はキープできました。攻めていたのに得点を挙げられなかったのは厳しいですが、攻撃陣に故障者が続出していることと、今季初の無失点なので、上出来とみなしたほうがいいでしょう。
中野小次郎がプロでリーグ戦デビューで無失点でした。前半42分は杉本のヘッドを、後半33分の田中達也のシュートを好セーブ。これは無失点に大きく寄与しました。存在感を示したのはこれだけでなく、効果的なビルとアップにも貢献。GK がボール回しに加わるのはもはや当たり前になってきていますが、相手のプレスを飛び越すキックにも長けていました。
そうなると勝ちに値するというよりも、勝たないといけないゲームです。5バック気味の相手を突破して得点を奪ってこその攻撃力ですよ。スカウティングされているので、開幕戦のような縦へのスピード感あふれる攻撃はなかなかな望めません。金子がワイドに開いてボールを受けるとチャンスになることが多いのですが、肝心な右サイドからの攻撃が左に比べて少なく、何より、サイドチェンジを防がれました。つないで、相手を崩してからのシュートはありましたが、徹底的に守られてはなかなかフィニッシュできません。そこがシュート6本に対して、倍近い11本放っても無得点の一因に思えます。
前半27分に金子が左のポストにはじかれミドルシュート。前半43分に金子がクロスバーを越えたシュート。後半41分に深井がヘッドで合わせたものの GK に対応されたヘッド。これだけ列挙すると、決定力不足のワードを出されかねませんが、対応されて思うように撃てなかったのかもしれません。ともかく、願うは流れの中でのゴール。だめならセットプレーからの得点です。
この試合の着眼点
今節も選手交代が難しい試合でしたが、今後につながる起用が二つ。後半36分に、青木が移籍後初のリーグ戦で右サイドへ。後半42分には、岡村は右ストッパーに入って、田中がボランチへ。短い時間ながらも、オプションになりうる働きでした。とりわけ、岡村が最終ラインに入ると、田中の攻撃力と展開力が生かせるはずです。
3月リーグ戦、カップ戦共にあと1試合ずつ。3.20(土)14時はドームに戻ってヴィッセル神戸戦。勝って、3月の勝率を5分にしましょう。3.27(土)14時からの駅スタで、ルヴァンカップ 第2節サガン鳥栖戦で3月は終わり。4月は、3日(土)14時のアビスパ福岡戦から。いい形で3月を終えて、弾みをつけましょう。
(18日 23:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/22号
まだまだ甘い
サンフレッチェ広島 2-1 北海道コンサドーレ札幌
- サンフレッチェ広島
- 2分 柴ア 晃誠
- 8分 柏 好文
- 北海道コンサドーレ札幌
- 43分 アンデルソン ロペス
順位 | 第3節 3/10現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | サンフレッチェ広島 | 5 | 3 | 1 | 2 | 0 | 6 | 2.00 (4) | 5 | 1.67 (12) | 1 |
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 3 | 3 | 1 | 0 | 2 | 6 | 2.00 (4) | 4 | 1.33 (8) | 2 |
アンデルソンロペス
高嶺 金子
(小野)
菅 ルーカス
(中島) フェルナンデス
宮沢 深井
(岡村)
福森 キム 田中
ミンテ
菅野
sub:中野 中村 柳
メンバーの問題ではありません。開始2分、そして8分。ヒトケタ分台で2点差になるのは、とっても重いです。開幕戦で重々承知でしょう。
2戦連続先発で欠くことの出来ない存在になった小柏と駒井、加えてドウグラスオリベイラと青木が別メニュー調整で欠場。さらに、先発予定でアップ時にチャナティップが負傷して欠場。急遽、高嶺が先発しました。
2失点はメンバーが入れ替わった影響ではないでしょう。コーナーキックからの失点は、どふりーにするために、1人を除いてみんなニア向かい、ファーがガラ空きになったところで狙い通りにヘッドを決められたもの。狙って練習してもなかなか成功しないプレーを、易々と決められたのが気に食わないです。その熱が冷めやらぬところで、右に左へと揺さぶられ、最後は中央で人がいたのに決められました。80分以上ビハインドで戦うのは容易ではありません。
開幕戦のようにプラン通りには、なかなかさせてくれません。問題は、リードされたときにどう戦うかなのでしょう。今節のような状況になると、選手交代で流れを変えるのは望めません。メンバーを変えなくても同点に持っていくのが宿題です。なにせ、シュート11本に対して倍近い21本撃ったのに、得点は PK の1得点だけですよ。深井は前半35分にフリーでクロスを受け、45分にはヘッドでそれぞれ決定機。後半42分には田中が右足で強烈なシュートを放つがクロスバー。決定力不足向上に良薬はありませんが、惜しい場面ばかりはやめましょう。
試合経過
開始2分に、コーナーキックからヘディングシュートを決められて先制点を許す。その6分後、ドリブルで持ち上がられ、フリーからグラウンダーでシュートを決められた。8分で2点のリードを許した。
その後は反撃に出て、相手の倍近いシュートを放つ。しかし、得点は、ルーカスフェルナンデスが倒されて得た PK による1点のみ。シュートの精度の低さに苦しんだ。
この試合の収穫
よく 2失点でおさまりました。それほど、序盤でのビハインドはつらいのですよ。得失点差を考えると、これ以上の失点を許るしてはなりません。これも、残りの 80分を攻め続けた結果ですが、同点には追いつきたかったです。
後半22分に中島が入って、J1デビュー。まずシュートを撃ちましょう。後半40分には、小野と共に岡村が入り、こちらもJ1デビュー。アディショナルタイムにヘディングシュート2発。岡村のヘッドは強いです。次はかつてのソダン大作戦ではなく、ディフェンスラインでの奮闘を見たいです。
長いキャンプが終わって、ようやく戻れます。3.13(土)にドームに戻って、14時からガンバ大阪戦でしたが中止で代替日程発表待ち。3.17(水)18時からの、埼スタ浦和レッズ戦が、次の試合になりました。3.20(土)14時はドームでヴィッセル神戸戦。3.27(土)14時からの駅スタで、ルヴァンカップ 第2節サガン鳥栖戦で3月は終わり。連戦は続きますが、まずは、コンディションを整えて次へ。試合内容は、決して悪くはありません。
(13日 00:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/26号
一瞬の甘さで敗れる
名古屋グランパス 1-0 北海道コンサドーレ札幌
- 名古屋グランパス
- 82分 相馬 勇紀
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第2節 3/7現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 名古屋グランパス | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1.50 (7) | 1 | 0.50 (2) | 2 |
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 5 | 2.50 (3) | 2 | 1.00 (5) | 3 |
アンデルソンロペス
チャナ 小柏
ティップ (ドウグラス
オリヴェイラ)
ルーカス 金子
フェルナンデス (菅)
宮沢 駒井
(高嶺)
福森 キム 田中
ミンテ
菅野
sub:中野 柳 岡村 青木
昨年J1最少失点のチーム相手に、失点を喫するまではプラン通りのゲームでした。最後、詰めれるか、詰められるかの、紙一重のちがいでした。失点直後に最初の選手交代を行いましたが、これは結果論に過ぎません。
GKランゲラック、CB丸山、CB中谷を擁する守備陣は、リーグトップクラスです。臆することなく果敢に攻めに行ったのは良いところです。前半16分に、小柏がセンターサークル付近で相手のバックパスを奪い取って持ち込み、アンデルソン ロペスにパスしたところは、持ち味を出せました。しかし、左足のシュートはランゲラックにファインセーブされます。なかなか抜け出せなくても、両チームともに球際が激しく、中盤でボールを奪い合うシーンが多く見られました。相手ボールになっても、簡単には抜け出させず拮抗して試合が進みました。
後半になっても、この図式は変わらず。しかし、後半9分に、柿谷・長澤・相馬を投入してきます。しかし、高い位置でボールを受けさせません。それでも、18分に田中、チャナティップのワンタッチから、アンデルソン ロペスが胸トラップから右足でボレーシュート。これもランゲラックに立ちふさがれました。一方で、菅野も負けていません。30分のGKと1対1は飛び出して、顔面でシュートを防ぎました。互いの GK の好プレーで、引き締まったいい試合になりました。
そうなると、スコアが動くのはほんの一瞬です。後半37分、左に出て行ったキムミンテがかわされ、福森をスルーされて、宮沢がつかみきれず、最後に金子の背後で合わせられました。人数は足りていましたが、駒井と田中はもっと寄せられたかもしれません。ショートパスで崩されたことには代わりありませんが、どこかで止められたのではないかと悔やまれる失点でした。
失点直後の38分に、 金子に代わって菅、小柏に代わってドウグラスオリヴェイラをそれぞれ投入。45分には、駒井に代わって高嶺が入りました。しかし、選手交代は遅くありません。失点までは攻撃も守備も機能しており、選手交代によってむしろバランスを崩すことをおそれたと思います。一方で、福森のフリーキックやコーナーキック以外のチャンスは少なく、これだけでは打開は難しかった試合でもありました。
この試合の収穫
現在の立ち位置がわかりました。公式戦2連勝であっても、優勝候補に対してはまだまだです。そして、深井を温存できたともいえます。
連戦が続きます。3.10(水)19時からサンフレッチェ広島戦。3.13(土)にドームに戻って、14時からガンバ大阪戦。3.17(水)18時に変更になって、埼スタで浦和レッズ戦。3.20(土)14時はドームでヴィッセル神戸戦。3.6から3.20までの15日間にリーグ戦が5試合です。日程は過密なので、悪い流れにならないように、そしてコンディションに気をつけて進んでいきましょう。
(7日 16:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/29号
確実に勝ち星発進
アビスパ福岡 1-3 北海道コンサドーレ札幌
- アビスパ福岡
- 18分 三國 ケネディエブス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 14分 ドウグラス オリヴェイラ
- 35分 ドウグラス オリヴェイラ
- 41分 中島 大嘉
順位 | Aグループ第1節3/3現在 | 勝 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 3.00 (1) | 2 | 2.00 (2) | 1 | |
1 | 鹿島アントラーズ | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 3.00 (1) | 0 | 0.00 (1) | 3 | |
3 | アビスパ福岡 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2.00 (3) | 3 | 3.00 (3) | -1 | |
3 | サガン鳥栖 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.00 (4) | 3 | 3.00 (3) | -3 |
中島 (小柏) ドウグラス 小野 オリ (ルーカス ヴェイラ フェルナンデス) 菅 青木 高嶺 深井 中村 岡村 柳 (田中) 中野 sub:大谷 キムミンテ 西野 佐藤
フルターンオーバーでカップ戦初戦に臨みました。なぜか、メンバーの格落ち感がなかったのは、とてもいいことです。新加入の岡村と柳は最終ラインで良い出来でした。青木も合格点です。
それ以上にインパクトを残したのは、国見高校卒業したての中島ですね。朝日新聞のスポーツ面にもカラー写真で取り上げられていました。最終目標はバロンドール獲得は、ダテではありませんでした。前半41分に、高嶺からのロングボールが、相手 GK と DF が交錯。こぼれ球に反応したドウグラスオリヴェイラがつないで、ペナルティエリア中央で受けて落ち着いて決めました。綺麗な得点でなくて、いいんです。あの場所にいる事が大事です。きっちり、得点を決めることに意義があります。
この試合は、ドウグラスオリヴェイラが 2ゴール。1点目は、小野からのクロスを相手のハンドで獲得した PK を、確実に決めました。中島が蹴りたがっていましたが、ドウグラスオリヴェイラは前日に自主練習をしていて、中島はその時 PK の練習をしていなかったので、言い返せずに譲ってしまったとのことです。ゴール左下へ確実に蹴り込んで先制点を挙げたドウグラスオリヴェイラは、練習もたくさんしていましたので自信はあったとの談。同点に追い付かれた後の35分には、DF岡村からのロングパスに反応。ペナルティエリア中央で受けると、GKと の1対1 で冷静にループシュートを放り込みました。こうして見ていくと、フォワード争いもおもしろくなってきました。
それでも苦言をいわせろ
試合の終わらせ方に難あり。菅がイエローカードをうけたあと、相手はFW2人を前に残して、カウンター狙い。その注文通りの失点はいただけません。
中2日で、3.6(土)16時から名古屋グランパス戦。優勝候補の相手なだけに、真価が問われます。3.10(水)19時からサンフレッチェ広島戦。3.13(土)にドームに戻って、14時からガンバ大阪戦。リーグ戦もカップ戦も、いい感じでスタートできました。日程は過密ですが、この流れを止めずに進んでいきましょう。
(5日 01:00)