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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/14号


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速さ強さ厳しさしたたかさ
やり直して出直しだ

北海道コンサドーレ札幌 0-2 東京ヴェルディ

順位 第30節 9/14現在 得点 失点 平均 最大
6 東京ヴェルディ 44 30 11 11 8 39 1.30 (11) 41 1.37 (11) -2 1.47 68 8
13 川崎フロンターレ 37 29 9 10 10 45 1.55 (6) 42 1.45 (12) 3 1.28 64 9
14 名古屋グランパス 37 29 11 4 14 33 1.14 (18) 38 1.31 (8) -5 1.28 64 9
15 京都サンガF.C. 37 29 10 7 12 35 1.21 (15) 46 1.59 (16) -11 1.28 64 9
16 柏レイソル 33 29 8 9 12 34 1.17 (16) 44 1.52 (14) -10 1.14 60 9
17 湘南ベルマーレ 32 30 8 8 14 40 1.33 (9) 46 1.53 (16) -6 1.07 56 8
18 ジュビロ磐田 31 29 8 7 14 36 1.24 (13) 49 1.69 (18) -13 1.07 58 9
19 北海道コンサドーレ札幌 25 30 6 7 17 34 1.13 (16) 57 1.90 (19) -23 0.83 49 8
20 サガン鳥栖 24 30 7 3 20 38 1.27 (12) 60 2.00 (20) -22 0.80 48 8

 スパチョーク  鈴木
    (菅)      (宮沢)
         駒井
 青木           近藤
(サンチェス)
   
     大崎   馬場
  (バカヨコ)
   
  パク   岡村   高尾
 ミンギュ      (荒野)
 
         菅野
 
sub:児玉 中村
交代:
前半10分 荒野(高尾)
後半0分  菅(スパチョーク)
後半19分 バカヨコ(大崎)
後半19分 サンチェス(青木)
後半25分 宮沢(鈴木)

3連勝中ですが、相手も好調で2連勝中。好調なチームからも勝ち点3をいただきたかったですが、引きずらずに次に進むしかありません。17位との勝ち点差は7です。

痛い

開始早々、高尾は6分過ぎにはすでに右足を気にしていまいた。走れていて蹴ったりしていまいたが、気にする様子は何度もありました。9分に座り込む前には、すでに荒野が入る準備ができています。担架でピッチを後にする光景は見たくなかったですが、軽症で大事を取っての交代を祈るしかありません。守備だけの影響ではないのですよ。右からの攻撃で近藤やスパチョークや青木にいいボールを供給していました。それだけでなく、右のCBをできるのが馬場くらいなのです。できるできないの問題でなく、馬場は中盤で大崎とコンビを組んで中盤を活性してきただけに、この点でもマイナスです。しかも、その大崎と代わって入った荒野が累積警告で次節出場停止。嘆いても仕方ないので、やっていくしかありません。

ミス誘発される

90分通して見ると、相手はハードワークを続けていました。前線からのプレス、素早い寄せと当たり、5人での守り。これに終始手を焼きます。前半は鈴木がつぶされ続けて、後半はサンチェスが厳しいマークを受け続けました。つぶれ役になっているのだから、その周囲にボールが来るはずです。拾って繋げられるチャンスですが、その動きは少なかったです。大きなチャンスは、後半開始直後の、鈴木から受けた駒井撃ったキーパーに止められたシュートと菅の枠上のシュートでしょうか。その直後に、分岐点になりうるミスがありました。後半5分に、菅野からのビルドアップでミス。大崎から岡村へと渡ったところで、プレッシャーを受けてボールロスト。これを拾われて、波状攻撃を受けました。このときはしのげたものの、その3分後には、右サイドを破られて、岡村が止められず、菅野のセーブを拾われて馬場が止めきれずに先制を許しました。最後まで追ってくる相手に対して、当たりや詰めの甘さが出た場面になりました。

パワープレー不発

後半19分に、バカヨコとサンチェスを投入。しかし、大崎と青木を下げることになりました。25分 には鈴木に代わって宮沢が入ります。このとき、岡村が前線に入ってトリプルタワー完成。鈴木が少し足をつったような状態になり、交代をしなければならなくなったとはいえ、これは明確なメッセージです。しかし、足元のボールばかりで高いボールが少ないのですよ。バカヨコの動き出しも、肝心なボールが到達しないと意味がありません。逆に前がかりのところを狙われました。35分に左を抜け出されてネットを揺らされたのは、オンフィールドレビューでノーゴール。しかし、アディショナルタイム7分、終了直前に突破されて追加点を許したのは痛恨です。

この試合の収穫

ハイタワーを前線にならべても、効果があるとは限らいないことですね。ぶっつけ本番で策を出すのはいいんですよ。しかし、普段からつないでビルドアップを求めているチームに、急に高さを求めても、なかなかできるものではありません。しかし、内容より結果ですよ。リーグ戦で逆転勝利なしで残留を勝ち取れるほど甘くありません。勝利に向けて、徹底できるかどうかが問われます。

次は好調なチームとの対戦です。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。別件があり今回は欠場。9.28(土)13時からドームで京都サンガF.C.戦。10月に入ると、10.5(土)17:30よりアウェーでガンバ大阪戦。逆転は不可能ではありません。残り 8 試合もあります。勝負はこれから。

(16日 17:10)