CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/7号
笑利は現実
ジュビロ磐田 2-3 北海道コンサドーレ札幌
- ジュビロ磐田
- 67分 藤原 健介
- 73分 小川 大貴
- 北海道コンサドーレ札幌
- 50分 田中 駿汰
- 56分 金子 拓郎
- 90+8分 ミラン トゥチッチ
順位 | Aグループ第2節 3/26現在 | 勝 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 横浜F・マリノス | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1.50 (1) | 0 | 0.00 (1) | 3 | |
2 | 北海道コンサドーレ札幌 | 4 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 1.50 (1) | 2 | 1.00 (2) | 1 | |
3 | サガン鳥栖 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0.00 (4) | 2 | 1.00 (2) | -2 | |
4 | ジュビロ磐田 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1.00 (3) | 4 | 2.00 (4) | -2 |
中島
(西野)
小柏 小林
(トゥチッチ) (出間)
菅 金子
(田中宏)
西 田中駿
(荒野)
中村 岡村 馬場
ク・ソンユン
sub:大谷 菅谷
雨の中の静岡。J2に降格した相手ですが、リーグ戦の主力メンバーが複数入っても、簡単に勝てません。攻め続けても得点を奪えず、ようやく先制して追加点も取れたら、同点にされました。アディショナルタイムには物議を醸す出来事があった中、勝ち点1と勝ち点3では大きくちがいます。
2点リードを追いつかれた
小柏、小林、金子が入ると、立ち上がりから攻めに出て、得点まであと少しのところまでの場面を作るのは容易でしょう。リーグ戦で早々と先手を取れたときと変わって、前半の早い時間に先制できなかったときのゲームプランは、これからの課題です。後半早々の2得点は、どちらもセットプレーから。先制はコーナーキックに田中駿汰がヘッドで合わせました。2得点目はフリーキックのトリックプレーです。小林が横に蹴って、金子が反応。しかし、後半20分に、荒野、出間(いづま)、西野を投入した2分後に1点返され、その6分後に同点にされました。
持っている超新星登場
後半34分に田中宏が交代で入ります。互いに攻めつつ、アディショナルタイム5分に。後半49分には、クイックリスタートしたコーナーキックから荒野がゴールを決めたが、ノーゴールの判定で、まぼろしのゴール。押せ押せでむかえた後半53分。FKキッカーの金子が左足でファーサイドにクロスを送ると、田中駿がペナルティエリア中央に折り返す。馬場が反応して左足を振り抜くと、ボールはゴール前で出間の足に当たってゴールへ。決勝点が17歳9カ月10日でのクラブ最年少ゴール記録と、思ったら、27日に公式記録を訂正し、得点者はトゥチッチになりました。
それでも苦言をいわせろ
中島大嘉にとっては、屈辱の途中交代でしょう。後半20分に西野と交代。同時に、出間も入ります。自身は前半9分にクロスバーをたたいた惜しいシュートがありましたが、後輩にインパクトで負けました。ルーカスフェルナンデスと駒井が復帰間近で、リーグ戦のメンバー入り争いがし烈になってきます。なかなか今季初ゴールを決められないもどかしさはありますが、強気のコメントはやめてほしくないです。
3月の公式戦は無敗。4月も続けましょう。4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。BS1でも中継されます。4.5(水)19時から、ニッパツでルヴァンカップ 第3節横浜F・マリノス戦。4.9(日)14時から、アウェーでセレッソ大阪戦。4.15(土)15時埼スタでの浦和レッズ戦は、ワタシも参戦します。この日はNHK地上波でも中継があります。アウェーが続いて厳しい戦いが続きます。強い気持ちで挑みましょう。
(29日 0:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/14号
勝ち点2を2分で失う
ガンバ大阪 2-2 北海道コンサドーレ札幌
- ガンバ大阪
- 59分 石毛 秀樹
- 61分 ファン アラーノ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 6分 小林 祐希
- 32分 小柏 剛
順位 | 第5節 3/19現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | ガンバ大阪 | 3 | 5 | 0 | 3 | 2 | 6 | 1.20 (8) | 11 | 2.20 (17) | -5 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 6 | 5 | 1 | 3 | 1 | 7 | 1.40 (5) | 7 | 1.40 (11) | 0 |
浅野 小柏
(馬場)
小林
(スパチョーク)
菅 金子
荒野 宮沢
(中村)
福森 岡村 田中駿
(中島)
ク・ソンユン
sub:大谷 西 トゥチッチ
前節片目が開きましたが、今節はいまだに未勝利の相手との対戦。必死にかかってくるのはまちがいなく、イヤな感じがありました。これまでの勢いを維持して、勝ち点2を失いながらも、最低限の勝ち点1は、ポジティブに見れます。
ダブルで2試合連続ゴール
立ち上がりから、相手に厳しくプレッシャーをかけて、ボールを持たせながらも自由にプレーさせません。奪ってからゴールを脅かします。この勢いで先制しました。先制点は福森の右CKから。中央で岡村がヘッドで落とすと、小林が後方からダイレクトにシュート。セットプレーからの得点であるところも価値があります。その後も攻め続けましたが、なかなか決定機に至らないもどかしい展開。追加点は意外な形で得ました。相手の長いバックパスがミスになると、小柏が反応。抜け出してキーパーとの1対1を制しました。ミスに抜け目がないというよりも、相手に圧力をかけ続けていた結果です。これで、小林と小柏は、共にJ1で50試合出場達成を、2試合連続ゴールで飾りました。
痛い浅野の交代
前半はやりたい放題に気持ちよくプレーでき、相手を決定機どころか、枠内シュートもCKもゼロと沈黙させました。前半終了時にブーイングが聞こえてきましたが、ターニングポイントは前半のうちにありました。43分に、浅野が負傷交代。馬場が代わって入り、荒野が前へ。浅野と小柏の2枚で前線からかけるプレッシャーが弱くなったのは、影響がでました。荒野の運動量はボールさばきやワントップの時には生きますが、ワイドよりな位置では少し違っていました。ボランチに戻った方が攻撃や守備もできていて、2列目では相手のカウンターの起点になってしまったことが悔やまれます。
魔の2分間
後半11分に石毛 秀樹とダワンが同時投入され、ファン アラーノが左ウイングへ。鈴木武蔵は下がり目の位置にいることが増えます。14分は左の深い位置からボールをつながれ、16分は右から易々と運ばれて、あっという間の同点。25分に中村と中島が入って、荒野がボランチに戻りました。気がついたら、馬場が右CBに入って、田中駿汰がボランチに入っていました。36分にスパチョークが入って、チャンスが増えます。49分には、中島が中央突破し、小柏からの折り返しに再び中島がシュートを放ちましたが、セーブされました。
この試合の着眼点
浅野・小林・小柏のトリオは強力ですね。この一角が崩れると、守備にも影響を及ぼすことがわかりました。青木とキム・ゴンヒが負傷から戻ってきても、この戦い方のベースを変えずに進めるのでしょう。4月には、ルーカスフェルナンデスと駒井が戻ってくる可能性があります。深井も練習に合流し始めています。融合がたのしみです。
3月のリーグ戦は無敗。このあと、日本代表でリーグ戦は中断になり、3.25(土)14時から、アウェーでルヴァンカップ 第2節ジュビロ磐田戦。4月になると、4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。4.5(水)19時から、ニッパツでルヴァンカップ 第3節横浜F・マリノス戦。4.9(日)14時から、アウェーでセレッソ大阪戦。アウェーが続いて厳しい戦いが続きます。強い気持ちで挑みましょう。
(21日 17:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/20号
ドームで今季初笑利
北海道コンサドーレ札幌 2-0 横浜F・マリノス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 8分 小柏 剛
- 77分 小林 祐希
- 横浜F・マリノス
- なし
順位 | 第4節 3/12現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 5 | 4 | 1 | 2 | 1 | 5 | 1.25 (7) | 5 | 1.25 (9) | 0 |
6 | 横浜F・マリノス | 7 | 4 | 2 | 1 | 1 | 5 | 1.25 (7) | 4 | 1.00 (6) | 1 |
小林
(トゥチッチ)
浅野 小柏
(馬場) (中島)
菅 金子
荒野 宮沢
(西)
福森 岡村 田中駿
(中村)
ク・ソンユン
sub:大谷 スパチョーク
長い熊本キャンプが終わって、ようやく札幌に戻ってきました。おうちで過ごせるのはいいモンですよ。待ち受けるのは、昨年リーグ戦無敗のチャンピオン。おそれるものはありません。極上のフットボールで、今季初勝利です。
小柏のゴールで狼煙
キムゴンヒと青木が負傷欠場。代わって、小林が移籍後初スタメン。抜け出しが特徴の浅野と小柏が脇を固めます。ゼロトップですが、実際にはツートップ気味でした。これにワイドから金子と菅がからみます。立ち上がりこそボールを運ばれたものの、奪ってからのスピードがある攻撃を続けてペースを握ります。前半8分には、ソンユンからのロングボールに金子が相手との競り合いに勝ち、そのまま縦へ。飛び出したキーパーをかわして、ゴール前の小柏へパス。がらあきのゴールネットを揺らしました。負傷で出遅れましたが、復帰2戦目で今季初ゴール。これは今季の期待高まります。
ボールは支配されても攻める
このあと、攻撃は加速していきます。何度もチャンスを作ってゴールに迫りますが、フシギな現象が起きました。前半20分あたりでのボール支配率は20%足らずなのです。自陣で奪ってからの速攻が効いていました。それも、厳しいマンツーマンディフェンスがあってこそ、成り立ちます。アンデルソンロペスには岡村、エウベルには田中駿汰、西村には宮沢がついて、仕事をさせません。荒野や小林が拾って、右の金子・小柏、左の福森・菅・浅野へとつなげます。ガス欠の心配がありましたが、後半になっても勢いが続きます。
小林狡猾な追加点
前半から上下に動いて相手を引き付けることで、主にオフ・ザ・ボールの動きばかり目立ってましたが、結果が出ました。後半32分に、前線からのプレスをモノにしたのがニクイ。相手GKのバックパスからの戻しをブロック。ボール奪取すると、無人のゴールにパスして、移籍後初ゴールです。ミスの誘発から得た得点で、相手にダメージを与えました。この直後に中島と中村が入り、得点の10分前から入って中盤から前へと奮闘していた馬場と共に、運動量を上げました。42分には、西とトゥチッチが入ります。アディショナルタイムに入っても中島とトゥチッチは、積極的にプレスを仕掛けます。最後まで運動量が落ちることなく、クリーンシートで今季初勝利です。
それでも苦言をいわせろ
あと2・3点は取れましたよね。前半39分に、浅野がフリーでキーパーと1対1。右に外してしまいましたが、これは決めてほしかった。このようなビッグチャンスがいくつもありました。
次は、3.18(土)アウェーで15時からガンバ大阪戦。その後、日本代表でリーグ戦は中断になり、3.25(土)14時から、アウェーでルヴァンカップ 第2節ジュビロ磐田戦。4月になると、4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。手強い相手ばかりです。この勢いで挑みましょう。
(14日 08:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/24号
スコアレスドロー発進
サガン鳥栖 0-0 北海道コンサドーレ札幌
- サガン鳥栖
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | Aグループ第1節 3/8現在 | 勝 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 横浜F・マリノス | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.00 (1) | 0 | 0.00 (1) | 1 | |
2 | 北海道コンサドーレ札幌 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (2) | 0 | 0.00 (1) | 0 | |
2 | サガン鳥栖 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (2) | 0 | 0.00 (1) | 0 | |
4 | ジュビロ磐田 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.00 (2) | 1 | 1.00 (4) | -1 |
中島
スパチョーク トゥチッチ
(金子) (浅野)
田中宏 西野
(福森)
西 小林
岡田 中村 馬場
(菅) (田中駿)
大谷
sub:松原 岡村
方式が変わって、グループ2位は成績上位の3チームが勝ち抜けになりました。引き分けスタートは悪くないのでしょうが、これからは勝ちが必須になってきます。また、この大会では、新たな発見もほしいです。2019年の忘れ物を取りにいきましょう。
中村が守る
リーグ戦へ向けて、底上げも必要です。土曜日のリーグ戦で岡村に代わって CB 中央に入った中村が、同じポジションでフル出場。前半17分には、最終ラインの裏を突いたフィードを入れられる、それに反応して抜け出されましたが、カバーに入って阻止しました。昨年までは、左CB や左サイド、ボランチで起用されましたが、急造ではない最終ラインの中央、務まりますね。ポジション柄、辛酸なめることもありますが、今後も起用されていくでしょう。
中島が攻める
U21 の一人です。期待せずにはいられません。前半19分には、自陣からドリブルで独走。エリア内で GKとの1対1は正面でした。26分には、左サイドから駆け上がった岡田からのクロスに左足で合わせたが枠外。後半29分は、左サイドに流れて時間を作った浅野からのボール。中央を上がってきた中島はペナルティエリア右に入り、右足を振り抜くが、枠の上へ。38分は札幌のチャンス。カウンターから福森のクロスにフリーで合わせるが、これも枠外。チームとしてチャンスはできています。そうなると、あとは爆発待ちです。
この試合の着眼点
リーグ戦でメンバー入りしていないトゥチッチと、出場時間が短いスパチョークがどれだけ攻撃に絡めるかも見どころでした。しかし、共にシュートゼロ。文字で追う限りは、共に後半19分に退くまでにほとんど見せ場がありませんでした。中島を含めて、フィニッシュのところが課題なだけに、この二人の活躍が待たれます。
やっと熊本キャンプが終わりました。中3日でリーグ戦に戻り、3.12(日)15時から、ドームで横浜F・マリノス戦。3.18(土)アウェーで15時からガンバ大阪戦。日本代表でリーグ戦は中断になり、3.25(土)14時から、アウェーでルヴァンカップ 第2節ジュビロ磐田戦。4月になると、4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。手強い相手ばかりです。パワーアップして挑みましょう。
(10日 7:30)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/03/28号
希望でいっぱいの勝ち点1
アルビレックス新潟 2-2 北海道コンサドーレ札幌
- アルビレックス新潟
- 21分 伊藤 涼太郎
- 45+1分 太田 修介
- 北海道コンサドーレ札幌
- 17分 青木 亮太
- 79分 浅野 雄也
順位 | 第3節 3/4現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | アルビレックス新潟 | 5 | 3 | 1 | 2 | 0 | 6 | 2.00 (3) | 5 | 1.67 (12) | 1 |
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 2 | 3 | 0 | 2 | 1 | 3 | 1.00 (8) | 5 | 1.67 (12) | -2 |
キムゴンヒ
青木 小柏
(浅野) (小林)
菅 金子
宮沢 荒野
(馬場)
福森 岡村 田中駿
(中村)
ク・ソンユン
sub:大谷 西 スパチョーク
前節惨敗を受けて、昇格して絶好調な相手との対戦。しかも、相手はJ1復帰後ホーム初戦です。あやうい条件が揃っている中で、ズルズルといきかねない要素ばかりでしたが、小柏の復帰だけで変わるんですね。先制したものの逆転されましたが、最後に追いついて、次節以降につながります。
小柏復帰効果
1月に肉離れで離脱し、この試合での復帰を目標にしてました。1人戻ってくるだけで攻撃が変わるものなんですね。福森から前方にフィードがよく通ります。サイドチェンジで相手を翻弄します。荒野がボールを拾って、攻撃に転じます。これまでの2戦ではただボールを持たされていただけでしたが、ボールを動かせていました。そうなると、得点が近づいてきます。前半17分に実りました。フィードに反応して抜け出した小柏が右深くからパス。ゴール前に走り込んだ青木が体で合わせて押し込みました。
反撃されるともろい
しかし、前がかりになったところを狙われていました。右に展開されて、最後は中央でキーパーからブラインドになった位置からシュートを決められて、わずか4分で同点。守らないといけない時間帯は当然ありますが、簡単に前線にボールを運ばれて、たやすくシュートを撃たせるのが気になりました。こちらが打てそうで打てなかったり、ダメで元々気味のシュートが目立ったのと対照的です。それでも、前半41分に、福森のコーナーキックから宮沢が合わせたシュートから、1分間で3度シュートを撃つ波状攻撃。しかし、相手キーパーに阻まれました。逆にアディショナルタイムに、左側からのフリーキックで、右に流れたところに抜け出されて逆転を許しました。
希望をつなぐ同点
後半開始と同時に、青木に代わって浅野を投入。左シャドーに入り、両側から抜け出しを狙ってきます。17分には馬場が入ります。4バックの左CB的な位置で、相手攻撃を食い止めていました。26分には、小柏に代わって小林が入り、やや低めの位置からボールを奪います。交代策が当たり、決定機が出てきました。30分には、金子のクロスにを菅がヘディングで合わせたが、わずかに枠の左。その4分後に歓喜です。右サイドで起点を作った流れから、浅野がペナルティエリア中央の荒野と短くワンツー。反応した浅野は、ペナルティエリア中央から左足を振り抜くと、きれいなカーブを描いた技ありのシュートが枠の左隅に決まって、移籍後初ゴールで同点に追い付きました。42分には、脚をつった岡村に代わって、中村が入り、危険なところで防いでくれました。勝てたかもしれませんが、満足感のある勝ち点1です。
この試合の着眼点
攻撃の迫力が増したのは喜ばしいですが、一方で気になる点も。キム・ゴンヒが噛み合っていないのは、これから取り組むべきところです。前線でのボールキープは小柏や金子、浅野が主で、ワントップが孤立気味でした。チャンスを作っても、最後がまだまだもの足りません。タッチ数を少なくしてダイレクトに運べると文句ないですが、ボールへの関与が少なかったとしても、マークを引き連れてスペースを開けられるようになれば理想的です。
3月に入って、ルヴァンカップも開幕。3.8(水)19時にアウェーで 第1節サガン鳥栖戦。中3日にリーグ戦に戻り、3.12(日)15時から、ドームで横浜F・マリノス戦。3.18(土)はアウェーで15時から ガンバ大阪戦。日本代表でリーグ戦は中断になり、3.25(土)14時から、アウェーでルヴァンカップ 第2節ジュビロ磐田戦。4月になると、4.1(土)19時からドームで、川崎フロンターレ戦。リーグ戦は特に血が騒ぐカードばかりです。勢いつけて臨みましょう。
(6日 22:30)