CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/06/14号
川崎で価値ある勝ち点1
川崎フロンターレ 1-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 川崎フロンターレ
- 69分 小林 悠
- 北海道コンサドーレ札幌
- 39分 鈴木 武蔵(PK)
(第15節終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 川崎フロンターレ | 28 | 15 | 7 | 7 | 1 | 22 | 1.47 (4) | 10 | 0.67 (2) | 12 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 24 | 15 | 7 | 3 | 5 | 19 | 1.27 (8) | 18 | 1.20 (9) | 1 |
ジェイ
(アンデルソン ロペス)
チャナ 鈴木
ティップ
(金子)
石川 早坂
(白井)
深井 荒野
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 濱 檀崎 中原
川崎市民の方々にとっては、伝統の一戦です。富士通vs東芝。しかし、J での等々力陸上競技場では、勝利どころか、勝ち点も得点も記憶にありません。昨年は 0-7。15年前の2004年は 0-6ですよ。それが先制して勝てそうなところまでたどりつけたのだから大健闘です。
この試合はソンユンのビッグセーブ連発なしでは語れません。前半25分に、ペナルティエリア内外の微妙な位置で早坂が後方から足が掛かった PK を与えました。これまで善戦したけど万事休すと思ったのはワタシだけではないでしょう。レアンドロダミアンが蹴ったボールはゴール中央へ。ソンユンは左に飛びながらも、残した右足で止めました。後半はサンドバッグ状態でシュートの集中豪雨に遭いましたが、ファインセーブで乗り切りました。失点のシーンは、完全に止めきれずにゴールラインを割ったもの。それまでに止めたシュート数から考えると、この失点は責められません。
攻撃は、開幕戦以来の先発のジェイが基点になってくれました。ロングボールが通って、セカンドボールを拾えます。前半34分には、福森からのCKをマークを外して高い打点で強いヘディングシュート。そしてPKを得たペナルティエリア内での競り合い。これはほぼ完全復活なのでしょうか。PKキッカーは鈴木武蔵に譲りました。
前半は相手の4本に対して3本のシュートは互角の展開。PKで明暗を分けて、むしろ流れをつかんでいました。ハーフタイムに相手の選手交代と布陣変更で、後半は押し込まれる時間帯が続きました。後半はシュート数で0−15です。これだけ圧倒されても、よく1失点で済みました。素直に昨年から成長していますね。ソンユンだけでなく、キム・ミンテと深井の守備面の奮闘も欠かせませんでした。
この試合の着眼点
メンバーを考えると、よくやれたと同時に、後半のスタミナ切れは懸念通りというよりも想定通りなのでしょう。ジェイ、チャナティップ、鈴木がスタメン復帰。アンデルソンロペスが驚異の早期復帰。どこまでやれるのかやってみないとわからない状況でした。加えて、ルーカスフェルナンデスが出場停止。菅と岩崎が代表招集。中野がケガで離脱。このチーム状況で、よく勝ち点を持ち帰れました。
連戦に入ります。次の試合は19日(水)のルヴァンカッププレーオフステージのアウェイ、ジュビロ磐田戦。リーグ戦の次節は22日(土)14時から、厚別でサガン鳥栖戦。まだまだみんなのコンディションは厳しいでしょうが、そろそろスカっと勝利がほしいですね。
(16日 23:40)