CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/02/7号
そう呼ばれるように
北海道コンサドーレ札幌 1-3 ヴィッセル神戸
- 北海道コンサドーレ札幌
- 90+6分 金子 拓郎
- ヴィッセル神戸
- 9分 大迫 勇也
- 59分 佐々木 大樹
- 89分 山口 蛍
順位 | 第2節 2/26現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0.50 (15) | 3 | 1.50 (8) | -2 |
1 | ヴィッセル神戸 | 6 | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 | 2.00 (2) | 1 | 0.50 (2) | 3 |
荒野
(小林)
青木 浅野
(中島)
菅 金子
(スパチョーク) (小林)
宮沢 馬場
(中村) (キムゴンヒ)
福森 岡村 田中駿
ク・ソンユン
sub:大谷 西
6連敗中で相性の悪い相手とは言っても、そんなの関係ねぇと叫びたかったところですが、記録が伸びてしまいました。相手の守備が良かったのは認めます。なかなか打開できなかったのは仕方ありません。しかし、ミス連発から追加点献上はいただけません。菅野が脚の違和感で大事をとって急きょ欠場した影響は小さいはずです。
まぼろしの先制
立ち上がりから、最終ラインからの組み立てや、右サイドを使っての攻撃が、見られました。工夫して攻めていこうという意図が見えます。5分には、早々と実ったシーンが見られました。岡村からのロングフィードに反応した青木が、相手守備の背後に抜け出してゴールネットを揺らしました。これは、明らかに出だしが早かったオフサイドでノーゴール。前途は明るくこれを続けていけばいいという見方は、4分後に崩されました。左サイドでボールロストから奪われて、そのまま先制を許しました。
攻めれず安い失点
そうなると、相手にとってはラクです。プレスをかけられ放題でした。中盤と最終ラインの間で、何度もボールを奪われます。左での攻防は馬場が釣り出されて、その隙に右に展開されます。たまらずワントップスタートの荒野が後ろに下がらざるを得ません。青木は荒野とタテの関係でポジションチェンジを繰り返していましたが、どちらかというと守備やボール奪取のためでした。たまらず、後半開始と同時にキムゴンヒを投入して、荒野が右ボランチへ。前で時間を作れるから攻撃しやすいのでしょうね。攻め込む時間が増えてきました。一気に同点にしたかったところでしたが、右サイドで連携ミスによるボールロスト連発。そうなると失点は時間の問題で、ソンユンがはじいたところをつめられました。
2点差以上はダメ
後半22分に小林と中村を投入して、中盤の強度を高めます。26分には中島が入りました。持ち前のスピードと動き回りは見られましたが、次第に消えていってしまいました。問題なのは高さのある2人が前線にいるのに、生かした攻撃が皆無だったことです。あいかわらず繋いでも、強度を高めた相手の術中にはまるだけです。43分にスパチョークを入れても、噛み合いません。逆に、その1分後に、右サイドからの相手スローインからをボールがこぼれたところを繋げられて、決定的な3失点目。金子が意地を見せましたが、これが精一杯です。
この試合の収穫
PK であっても、アディショナルタイム6分であっても、1点返したことに尽きます。相手がイージーになって前に進めるようになってからの攻撃ですが、このように最後まで諦めないことですよ。もっとも、早く金子のドリブル頼みから脱却しないと危険です。
まだ、2戦が終っただけです。月が変わります。3月に入って、3.4(土)14時から、J1昇格で好調な アルビレックス新潟のホーム開幕戦。3.8(水)19時にアウェーでルヴァンカップ 第1節サガン鳥栖戦をはさんで、3.12(日)15時から、ドームで横浜F・マリノス戦。3.18(土)アウェーで15時から ガンバ大阪戦。これからですよ。
(1日 03:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/02/14号
ゴールは許さない
サンフレッチェ広島 0-0 北海道コンサドーレ札幌
- サンフレッチェ広島
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第1節 2/18現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | サンフレッチェ広島 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (13) | 0 | 0.00 (1) | 0 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 (13) | 0 | 0.00 (1) | 0 |
キムゴンヒ (中島) 青木 金子 菅 浅野 (小林) 宮沢 荒野 (馬場) 福森 岡村 田中駿 (中村) 菅野 sub:ク・ソンユン 西 スパチョーク
開幕前のトレーニングマッチで J2 相手に大量失点の試合もあり、危機感100%でこの日を迎えることになりました。決して100%の状態で迎える必要はなく、これから上がっていけばいいので、攻め続けられたゲームでのスコアレスドローは、勝ち点1を拾えたとみなせます。
ゴールマウスは譲らない
ク・ソンユンが復帰して、正キーパー争いが見物でした。開幕スタメンは、一貫して起用されてきた菅野。その期待に申し分なく答えてくれました。前半から好セーブを連発。圧巻は、後半22分・23分の連続ビッグセーブ。これがあったからこそ、後半27分の左足を伸ばしてボールをストップしたセーブ。足が触れたのはゴールラインよりも後ろ。ゴールラインを割ったか VAR で確認が行われ、ノーゴールの判定。ボール全体がラインを越えていたらゴールが認められてしまうところで、菅野の1ミリで助けられました。
沈黙の前半
前半からハイプレスの網に引っかかりました。特に前半は相手ボールを奪っても、前線とは距離感があり、1トップと2シャドーは孤立。中盤や最終ラインでボールを奪われて、なかなか反撃できませんできませんでしたが、前半27分に青木が中央で思いっきりのいいミドルシュートで狼煙。枠の上でしたが、これが大事です。前半のシュートはこの一本のみでした。
チャンスはあった
後半開始と同時に、浅野に代わって小林を投入。ハーフタイムで修正したのでしょうか、ようやくキム・ゴンヒが前を向けるようになります。前半からターゲットを目指してボールを運ぶ意図は見えてましたが、それだけでは狙われます。右サイドの金子が生きる攻撃が、やっと見られるようになりました。時間が進むにつれて期待が高まります。後半45分には、小林の前線から後方への戻しから、菅の決定機が惜しくもポスト。アディショナルタイム5分には、入ったばかりの中島がドリブル突破。ラストパスが合いませんでしたが、得点の期待を抱かせました。
この試合の着眼点
新戦力はまだまだこれからです。浅野はよく走っていましたが、自身のサイドから相手の攻撃を作られていました。小林はこれからが楽しみですね。後半36分の直接フリーキックは、福森と並んで、いっしょに仕掛ける駆け引きは鳥肌モノです。馬場はJ1デビュー。まだまだのびしろばかりです。
次節、2.25(土)はホーム開幕戦。15時からヴィッセル神戸戦。3月に入って、3.4(土)14時から、J1昇格の アルビレックス新潟のホーム開幕戦。3.8(水)19時にアウェーでルヴァンカップ 第1節サガン鳥栖戦をはさんで、3.12(日)15時から、ドームで横浜F・マリノス戦。いいスタートを切りましょう。
(20日 21:50)