CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/11/09号
最後まで闘いきれ
湘南ベルマーレ 1-1 北海道コンサドーレ札幌
- 湘南ベルマーレ
- 後半5分 田中 聡
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半14分 駒井 善成
順位 | 第36節 11/10現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 湘南ベルマーレ | 45 | 36 | 12 | 9 | 15 | 51 | 1.42 (7) | 52 | 1.44 (14) | -1 | 1.25 | 51 | 2 |
15 | 京都サンガF.C. | 45 | 35 | 12 | 9 | 14 | 43 | 1.23 (13) | 54 | 1.54 (15) | -11 | 1.29 | 54 | 3 |
16 | アルビレックス新潟 | 41 | 36 | 10 | 11 | 15 | 44 | 1.22 (12) | 58 | 1.61 (17) | -14 | 1.14 | 47 | 2 |
17 | 柏レイソル | 40 | 36 | 9 | 13 | 14 | 38 | 1.06 (19) | 49 | 1.36 (11) | -11 | 1.11 | 46 | 2 |
18 | ジュビロ磐田 | 35 | 35 | 9 | 8 | 18 | 42 | 1.20 (15) | 60 | 1.71 (18) | -18 | 1.00 | 44 | 3 |
19 | 北海道コンサドーレ札幌 | 34 | 36 | 8 | 10 | 18 | 41 | 1.14 (18) | 61 | 1.69 (19) | -20 | 0.94 | 40 | 2 |
鈴木 青木 駒井 菅 荒野 近藤 (中村) (浅野) (白井) パク 岡村 大崎 馬場 ミンギュ (宮沢) (キムゴンヒ) 菅野 sub:児玉 田中宏 交代: 後半17分 浅野(荒野) 後半26分 キムゴンヒ(パクミンギュ) 後半37分 宮沢(大崎) 後半37分 中村(菅) 後半37分 白井(近藤)
その瞬間、静寂になりました。望んだ結果ではないですが、最悪の結果は避けられています。ゼロパーセントではありません。とにかく、前を向きましょう。下を向いては、次の勝利を得られません。
耐えたが先制を許す
相手は、4連勝で残留争いをリードしたチームらしく、前半はほとんどペースを握られました。それは想定済ですが4バックが下がり気味になっていました。大崎は菅野からのボールを受けるばかり。相手のプレスが効いていたにしても、展開できなくては攻撃に転じられません。ボランチが荒野だけで中盤が薄かった影響もあったのでしょう。加えて、高尾の欠場もあって、右から近藤へのホットラインがなかなか開通できませんでした。前半終了間際の猛攻はしのげましたが、後半は右から崩されました。最後は大崎に当たってコースが変わり、菅野はブラインド気味で2人にとっては気の毒でしたが、先制点を取られるのは必然の流れでした。
渾身のヘッド
先制されても、ガックリ来なかったのはよかったですね。むしろ点を取るだけと割りきれました。長い時間がかからずに、追いつけました。後半14分、近藤が右サイドで仕掛けると、ゴール前へ送ったクロスボールを打点の高いヘディングでゴール左上に決めました 。これが狼煙です。ゴール裏の誰もが、この勢いで逆転を信じました。
チャンスはたくさんあった
後半26分にキムゴンヒが入って、ターゲットは2つに。32分には鈴木、その1分後にはキムゴンヒがシュートを放ちましたが枠外。40分には再びキムゴンヒがシュートを撃ちましたが、セーブされました。最大のチャンスが45分。カウンターで左サイドに抜けた鈴木の対応で、エリア内を飛び出した相手キーパーがクリアミス。そこから無人のゴールへ浅野がロングシュートを放ちましたが、ゴール右に外れてしまいました。6分のアディショナルタイムに、浅野、鈴木、青木がそれぞれシュートを撃ちましたが決められず。勝ち点1を得るにとどまりました。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- 菅野(5.5)
- 前半のピンチをいくつも救う。失点はブラインド気味でわずかに届かず。
- DF
- 馬場(5.5)
- 近藤へのパスで同点に貢献。このような前への展開は少なかった。
- 大崎(5.5)(後半37分out)
- 前半はほぼ前へ行けず。後半になって前へ行けるようになる。福田への闘志は名場面。
- 岡村(5.5)
- そつなく守備のタスクをこなしていたが、奪って前へ展開できる場面は目立たず。
- パク ミンギュ(5.0)(後半26分out)
- スプリントの場面はほとんどなく、守備に回るだけで持ち味封じられる。
- 宮沢(-.-)(後半37分in)
- 闘志あふれて牽引したが、もっと早くに出してほしかった。
- 中村(-.-)(後半37分in)
- ゴール前にも迫っていた。
- MF
- 近藤(5.5)(後半37分out)
- 畑とのマッチアップは前半は押され気味。後半は前に出る回数多くなった。見事なクロスでアシスト。
- 荒野(5.0)(後半17分out)
- 効果的に機動力を生かせたとはいい難い。ワンボランチの影響か。
- 菅(5.5)(後半37分out)
- 後半になって得意の左を繰り出す。
- 駒井(6.0)
- 走り回るだけでなく、ヘッドも得意になってきた。
- 青木(6.0)
- 前半からチャンスを何度も作る。後半19分までに5本以上のシュートを放っていた。
- 浅野(5.5)(後半17分in)
- 攻撃を活性化。決定機はわずかにはずれた。
- FW
- 鈴木(5.5)
- 前半は孤立気味。後半になってから得点のニオイを感じさせた。決定機を決めたかった。
- キム ゴンヒ(5.5)(後半26分in)
- 前線でのキープが逆襲への呼び水。
- 白井(-.-)(後半37分in)
- 見せ場を作りたかった。
- 監督
- ペトロヴィッチ(5.5)
- 尽くせる手を打って効果的だったが、後手に回った印象は否めない。
この試合の着眼点
前半は4本のシュートでしたが、後半だけで14本のシュート。もっと早くからゴールに迫りたかったです。いまだに、逆転勝利がないのは、残留を目指す上で厳しい点です。
12.1(日)14時アウェーでサンフレッチェ広島戦。最終戦はドームで、12.8(日)14時からの柏レイソル戦。残り 2 試合。これまでやってきたことは、無駄ではありません。笛を聞くまで、強い気持ちで向かうべし。
(14日 07:00)