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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/06/17号

最終ラインはよくなった
失点の根源を潰すべし

北海道コンサドーレ札幌 2-2 FC今治

順位 第19節 6/15現在 得点 失点
1 ジェフユナイテッド千葉 38 19 11 5 3 32 1.68 (1) 17 0.89 (3) 15
2 水戸ホーリーホック 38 19 11 5 3 28 1.47 (5) 15 0.79 (2) 13
3 RB大宮アルディージャ 36 19 10 6 3 31 1.63 (3) 18 0.95 (5) 13
4 ベガルタ仙台 36 19 10 6 3 26 1.37 (6) 19 1.00 (8) 7
5 徳島ヴォルティス 33 19 9 6 4 20 1.05 (13) 10 0.53 (1) 10
6 ジュビロ磐田 32 19 9 5 5 30 1.58 (4) 24 1.26 (11) 6
7 サガン鳥栖 29 19 8 5 6 20 1.05 (13) 20 1.05 (9) 0
8 V・ファーレン長崎 28 19 7 7 5 32 1.68 (1) 32 1.68 (18) 0
9 FC今治 27 19 6 9 4 23 1.21 (8) 17 0.89 (3) 6
10 大分トリニータ 26 19 6 8 5 19 1.00 (16) 18 0.95 (5) 1
11 ヴァンフォーレ甲府 24 19 6 6 7 18 0.95 (18) 18 0.95 (5) 0
12 藤枝MYFC 22 19 6 4 9 22 1.16 (9) 26 1.37 (13) -4
13 北海道コンサドーレ札幌 22 19 6 4 9 22 1.16 (9) 31 1.63 (17) -9
14 ブラウブリッツ秋田 20 19 6 2 11 22 1.16 (9) 34 1.79 (19) -12
15 いわきFC 19 19 4 7 8 22 1.16 (9) 28 1.47 (15) -6
16 ロアッソ熊本 18 19 4 6 9 19 1.00 (16) 27 1.42 (14) -8
17 モンテディオ山形 17 19 4 5 10 24 1.26 (7) 29 1.53 (16) -5
18 レノファ山口FC 17 19 3 8 8 18 0.95 (18) 24 1.26 (11) -6
19 カターレ富山 16 19 3 7 9 16 0.84 (20) 21 1.11 (10) -5
20 愛媛FC 12 19 1 9 9 20 1.05 (13) 36 1.89 (20) -16
 
  サンチェス  木戸
  (バカヨコ) (白井)
 
 青木  高嶺  宮沢  近藤
(大崎)     (田中克) (原)
 
 パク   宮   浦上  高尾
ミンギュ    
 
          菅野
 
sub:中野 西野 荒野 セルジオ
交代:
後半0分 白井(木戸)
後半11分 田中克(宮沢)
後半19分 バカヨコ(サンチェス)
後半37分 大崎(青木)
後半37分 原(近藤)

逆転勝利の確信は私だけでなかったでしょう。少なくともアディショナルタイムに選択するプレーではない。奪われて、リカバリーを期待できずに失点。前半の失点も、安易にラストパスを出させていました。宮と浦上がさっそく先発で、期待以上の出来だっただけに、失点の要因はボールが出るところだった、前半戦終了でした。

攻められっぱなしの前半

相手はキックオフ前からウチラの左サイドを狙ってきました。人が集中しすぎです。逆に手薄な右から攻めれそうですが、それも出来ずに押し込まれます。相手は外国人カルテットが強烈で、全般的に前線からのプレスが強く、攻守の切り換えが素早いです。菅野のセーブに何度も助けられました。それでも前半30分過ぎに、木戸からサンチェスにいいボールが入ったところは、期待を抱かせました。その4分後に、左サイド突破から、右の高尾にサイドチェンジ。高尾からのクロスにサンチェスがヘッドで合わせてネットをゆらしたもののオフサイド。理想的な崩しができていただけに、この2分後に先制を許したのは重かったです。最後はターンしてからのシュートで相手をほめるしかありませんが、その前に送られたパスを出させてはいけません。左側で木戸が寄せきれず、ボールを危険なところに出されました

逆転できたが

後半開始と同時に、白井を投入。左に入って、青木が1.5列目へ。これで、宮沢からボールが入りやすく、高嶺が前へ行きやすくなりました。同点のきっかけは、近藤のドリブル突破。エリア内で倒されてPKの判定。キッカーの高嶺のキックは、一旦キーパーに弾かれたものの、自らこぼれ球を拾ってダイレクトに決めました。その後も押し込んで、再び高嶺が決めました。ペナルティエリア手前から、左足できれいな弾道を描いて豪快にゴールが決まりました。あまりにも美しい逆転劇だっただけに、どこかこれで勝てると思ってしまったのでしょうか。7分のアディショナルタイムに落とし穴。田中克幸から高嶺へパスが渡るはずが、ずれたところをかっさらわれて、そのまま失点。勝ち点2 もかっさらわれました

この試合の着眼点

さっそく、最終ラインの新加入2人がフル出場。宮は文句なく合格。対人だけでなく、前へのフィードは武器になります。浦上は合流数日と思えないほど、よく声出していました。試合ごとに連携がもっとよくなるでしょう。よって、失点の問題は、最終ラインでないことが証明されたのですよ。失点の起点、根源を根こそぎ取らないと、失点は減りません。1失点目は、木戸の寄せが甘くて、決定的なパス。ボランチが居るべきなのにがら空きなのも気になりました。

攻撃では、サンチェスもバカヨコも後ろに下がりすぎずに前線で動き回ってターゲットになろうとしていました。しかし、特に前半はその周りでプレーする選手がいません。前半のチャンスは、近藤が突破したときと、木戸からサンチェスにボールが通ったときくらいです。どのチームも、全ポジション、フルコートでマークをかけてくるのですよ。両サイドからの仕掛け、縦への素早いボールや突破がないと、得点を重ねるのは厳しいです。

6.18(水)19時からドームでの天皇杯 2回戦大分トリニータ戦。ここで出場時間の少ない選手はアピールを。6.21(土)19時アウエーでの藤枝MYFC戦から後半戦です。この試合は、ワタシも参戦します。しかし、高嶺が累積警告で出場停止です。6.28(土)14時ドームロアッソ熊本戦は、赤黒フェスタです。7.5(土)14時レノファ山口戦もドームです。勝ち進みましょう。連勝して順位を上げていくしかありません。次の勝利に向けて、相手を上回る強い気持ちで、万全な準備を。

(17日 06:50)

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