CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/09/20号
勝って強くなれ
コンサドーレ札幌 1-0 アビスパ福岡
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後3分 上里
- アビスパ福岡
- なくてよろし
順位 | (第40節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | コンサドーレ札幌 | 61 | 40 | 16 | 13 | 11 | 60 | 1.50 (5) | 50 | 1.25 (9) | 10 |
13 | アビスパ福岡 | 43 | 40 | 11 | 10 | 19 | 39 | 0.98 (14) | 64 | 1.60 (15) | -25 |
順位 | (第3クール) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
5 | コンサドーレ札幌 | 11 | 6 | 3 | 2 | 1 | 14 | 2.33 (2) | 10 | 1.67 (15) | 4 |
10 | アビスパ福岡 | 7 | 6 | 2 | 1 | 3 | 8 | 1.33 (8) | 8 | 1.33 (9) | 0 |
順位 | (後半戦) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
7 | コンサドーレ札幌 | 24 | 14 | 7 | 3 | 4 | 26 | 1.86 (1) | 19 | 1.36 (11) | 7 |
8 | アビスパ福岡 | 20 | 14 | 5 | 5 | 4 | 19 | 1.36 (10) | 19 | 1.36 (11) | 0 |
キリノ
(上原)
藤田 上里 宮澤 古田
(砂川)
ダニルソン
(芳賀)
西嶋 石川 チョウ 西
高原
sub:荒谷 ハファエル
究極の選択です。内容の濃い敗戦と中身ボロボロの勝利。さて、どちらを選びます? シーズン序盤なら前者は大いにほめられるけど、残り12試合(今節開始前)では勝負に徹する時期です。1-0で勝てるチームこそ強いチームでしょう。
2試合連続で失点のきっかけになった上里が中盤に戻り、前節負傷で退いたダニルソンが1ボランチに戻りました。4-1-4-1に戻しましたが、前半17分にダニルソンから芳賀に交代していたのはびっくりしました。故障再発かと思いきや、試合の最初のほうからアクシデントっぽいのがいくつかあったようです。かつてのピッコリ大魔王からのアノ伝統を持つ対戦相手を考えたら、芳賀のある程度早目に出てもいいような準備は正解(毒)ですね。そのまま1ボランチの位置に入り、脅威的な身体能力を持つダニルソンの代わりが務まると思ったら心配無用。2枚ボランチよりも動かなくて済む側面も多いと、涼しいコメントが出たのはビックリ。周りの選手を上手く動かし、危険なスペースを埋めて守備を引き締めました。前節ベガルタ相手に2-0で完勝した相手ですから、0-0で前半を終えたのは上出来です。
こう着状態でゲームが進むと、一瞬のプレーやセットプレーが分かれ目になります。最近お得意の後半早々に好機が訪れました。後半3分に自らのドリブルを倒されて得た、ゴール正面やや右25メートルのFKを、ゴール右隅に直接決めてくれました。これまで日本人によるFKは期待だけでダメなイメージでしたが、今季は藤田に次いで二人目。いよいよフリーキックも得意技になってきました。
この2分後に高原が好セーブで救ったり、43分には砂川がシュートを外しました。その1分後にはキリノが自らファールで得たPKを止められました。最後の最後で悪夢がよぎりましたが、先月8/16FC岐阜戦以来の完封勝利を収めてくれました。
それでも苦言をいわせろ
サイドバックの守備は大丈夫なのか? ここ最近、西嶋の守備が危ないという声をよく耳にします。真偽はわかりかねるが、両サイドから攻めに行くスタイルなので両刃の剣。上里のトップ下起用は正解だったが、Jリーグ全体でも世界的にも人材難なのは承知で言うけど、やっぱり純正のサイドバックがほしいです。
1ボランチを務められる選手がもう一人出てきたのは収穫です。強さを身につけるには攻撃だけではダメ。守備の堅牢さと連戦を戦い抜くタフさがほしい。5連休最後のナイトマッチはまだ暑さの残る岡山が舞台。強さを見せつけてほしい。
(21日 20:10)