CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/07/18号
手ぶらで津軽海峡を渡らない
ベガルタ仙台 2-2 北海道コンサドーレ札幌
- ベガルタ仙台
- 23分 ジャーメイン 良
- 60分 椎橋 慧也
- 北海道コンサドーレ札幌
- 62分 チャナティップ
- 90+2分 田中 駿汰
第5節 7/18 現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
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11 | ベガルタ仙台 | 6 | 5 | 1 | 3 | 1 | 6 | 1.20 (11) | 6 | 1.20 (8) | 0 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 8 | 5 | 2 | 2 | 1 | 8 | 1.60 (5) | 7 | 1.40 (11) | 1 |
ドゥグラス オリベイラ (ジェイ) チャナ 駒井 ティップ (ボランチへ) 菅 白井 (金子) (ルーカス フェルナンデス) 深井 荒野 (田中) 福森 宮沢 進藤 (高嶺) 菅野 sub:カウィン キム ミンテ
1点リードされてから、荒野が一発レッドで退場。1人少なくなって絶望的でしたが、後半に 2得点。よくアディショナルタイムに追いつきました。2点リードされてからのドローは、福森の直接フリーキック2発で降格圏転落を防いだ2017年7月8日の大宮アルディージャ戦を思い出します。奇跡にも近いことが起こって、勝ち点1をもぎ取りました。
チャナティップが際立っていました。前半から個人技が目立ち、前半のチャンスはチャナティップからしかなかった位でした。前半35分には、相手をかわして、フリーのドゥグラス オリベイラにラストパス。得点にならなかったものの、決定的でした。後半は右からの攻撃も増えて、前に出ていた進藤からのパスを受けたルーカス フェルナンデスからのクロスに合わせて、ヘッドで今季初ゴール。これは勢いづきました。
流れを変えたのは、ルーカス フェルナンデスだけでなく、後半25分のジェイの投入です。ここからは、ボールが収まり、相手陣内でのプレーが増えました。残り20分プラスアディショナルタイムでしたが、さすがジェイと、言わんばかりの圧倒的な存在感。後半32分に、CK からのヘッドはゴールポストへ。40分には、裏へ抜け出してシュートを撃つがキーパーがセーブ。しかし、アディショナルタイムに入って、実りました。ルーカス フェルナンデスの CK をジェイがヘディングで合わせて、ボールが田中のかかとに当たってゴールへ。どれもルーカス フェルナンデスからジェイへのホットラインで、執念で追いついた同点劇でした。
試合経過
相手のプレスに苦しみ、ボールを奪っても奪い返される展開が開始から続く。DFラインの裏を狙われ続け、カウンターから左サイドを走り込まれて、先制点を許す。前半32分に、荒野が相手を蹴ったと判定されてレッドカード。10人での戦いになりながらも菅野の好セーブで、1点差で前半を終える。
後半開始と同時に、ルーカス フェルナンデスと田中を投入。ミドルシュートで追加点を許したが、その2分後に、右サイドからのクロスにチャナティップがヘッドで合わせて、再び 1点差。高嶺・ジェイ・金子と次々に投入して、ボール支配の時間が増え、ジェイを中心にゴールに迫った。アディショナルタイムに入って、ジェイのヘディングが田中の足に当たって、ゴールに入って同点。その後のピンチをしのいで、貴重な勝ち点1をもぎ取った。
この試合の着眼点
1人多いかのような展開
。監督のこのコメントに集約されます。前半は左偏重の攻撃で裏も狙われていましたが、修正してきました。途中起用の選手も当たっています。高嶺は突破されたところで止めて、ピンチを救いました。カウンターから背後を狙われてもケアできたのは大きかったです。ごっつあんゴールの田中だけではなく、大卒ルーキートリオの存在感が増してきている活躍ぶりです。
約1か月間の千葉キャンプと、アウェイ4連戦を終えました。7.22(水)、中三日でようやくドームでFC東京戦。現在2位ですが、昨年ドームでは引き分け。17年・18年は勝ち点3を獲っています。恐れることはありません。7.26(日) 13時から横浜F・マリノス戦。8.2(日)14時ヴィッセル神戸戦。ドームが続きます。さらに、8.5(水)19時から厚別でサンフレッチェ広島とルヴァンカップ第2節。ようやく stay homeできます。勝ち点3積み重ねのチャンスです。
(19日 22:40)