CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2011/10/22号
ここで奮起しないで
いつ奮起する?
ガイナーレ鳥取 1-0 コンサドーレ札幌
得点者
-
ガイナーレ鳥取
- 後33分 ハメド
- コンサドーレ札幌
- だれかいれろや
順 | 10/23現在(第32節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | ガイナーレ鳥取 | 31 | 31 | 8 | 7 | 16 | 30 | 0.97 (17) | 37 | 1.19 (10) | -7 |
4 | コンサドーレ札幌 | 53 | 31 | 16 | 5 | 10 | 36 | 1.16 (9) | 27 | 0.87 (3) | 9 |
ジオゴ
(岡本)
砂川 内村 近藤
(上原) (古田)
宮沢 河合
岩沼 櫛引 山下 高木純
イ・ホスン
sub:高木貴 岡山 日高 前
もう終わったという声が方々から出ているようですが、とんでもない。3連敗のこの試合を終えても、まだ暫定三位(10/22終了時現在)なのですよ。カンタンに昇格出来るわけがありません。今は14日間で5試合の3試合目。しかもアゥエー3連戦の2試合目です。中二日が続きました。苦しくて当然なのです。
モテ期があるくらいなんだから、勝ち期や決定機もあるはず。あとは決めるだけなんですけどね。今節も先手必勝で臨んで、よい試合の入り方でしたが、逃がした魚は大きいです。内村は前半8分にGKと1対1になるが、防がれました。砂川は前半43分にパスに抜け出しましたが、シュートはわずかに枠外。それでもスコアレスで前半を終えられたただけ良しでしょう。
後半もこのペースで行くと、ただでさえイージーミスの多いチームですから、ミスばかり累積していきます。後21分には、ガチガチにマークに遭っていたジオゴをあきらめて岡本を投入。4-2-3-1から、内村と近藤の2トップに変えました。しかし試合開始直後に逃したチャンス以降、相手に押し込まれる展開は変わりませんでした。しかし失点はそんな流れとは無関係なものです。相手FKをゴール前で跳ね返してカウンターを仕掛けましたが、近藤から内村へのパスを奪われて、カウンター返しされました。後半から降り出した雨で、グラウンダーのクロスは濡れたピッチで加速します。最後はファーサイドに飛び込んだハメドに左足で合わせられました。
このあと、古田・上原を投入。ロングパスを前線に送り込んでパワープレーを仕掛けましたが、それなら岡山でしょ。後半38分のゴール前の混戦から宮沢が左足で狙ったシュートは、GKの好セーブに遭い、43分の宮沢のヘッドもGKの正面でした。粘りに屈した結果、最後の執念は仕方ないにしても、近藤の今のウチにはカウンターしかない。何度か裏に出て良い形になっているけど、それしかない
、はないでしょ。ジオゴが封じられているなら、出来るだけ近くでプレーしてサポートするなり、徹底的にマークを集めてラストパスからショートカウンターを狙うとか、工夫が必要でしょう。リズムも単調だし。もう少しみんなでフォローを早くして、つながないと点を取ることはできない。カウンターだけではきつい
、と、言っている場合ではありません。
この試合の収穫
10月に3連敗、しかもすべて完封負けしても昇格できたという伝説を作る権利を得ました。ミスしても連勝することもあれば、今回のように連敗することもあります。思えば、前回昇格した07年も、9/5ヴォルティス戦から、9/22のベルマーレ 戦まで、3試合連続の完封負けを喫しました。
しかし、4日後のヴォルティス戦は大一番です。こちらは中3日に対して、相手は中2日。アドバンテージがあります。前回の3連続完封負けは、守備陣を入れ替えてトンネルを抜けました。今回は攻撃陣をなんとかしなければ。代えなくてもジオゴ孤立禁止令を出しておきます。
(23日 21:50)