CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/07/04号
ウノゼロで勝利
北海道コンサドーレ札幌 1-0 徳島ヴォルティス
- 北海道コンサドーレ札幌
- 88分 オウンゴール
- 徳島ヴォルティス
- なし
順位 | 第21節 7/04現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
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11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 28 | 19 | 8 | 4 | 7 | 26 | 1.37 (6) | 25 | 1.32 (12) | 1 |
15 | 徳島ヴォルティス | 19 | 21 | 5 | 4 | 12 | 16 | 0.76 (17) | 26 | 1.24 (14) | -10 |
小柏 (柳) チャナ 金子 ティップ (右サイドへ) (ドウグラス オリヴェイラ) 青木 ルーカス (菅) フェルナンデス (岡村) 高嶺 駒井 (荒野) (2列目へ) 福森 宮沢 田中駿 (ボランチへ) 菅野 sub:中野 小野
上位進出のために、相手は降格争いに巻き込まれないように、お互いに勝ち点3がほしい試合でした。厚別の晴天とは逆で、試合内容は不快指数が高まっていきましたが、スコアレスドローをでも仕方ないところで、勝ち点3を手にできたのは大きかったです。
攻めあぐねる
攻めに行けるけれども最後まで詰めきれない展開が続きました。小柏が復帰して1トップに入りましたが、飛び出しが持ち味なのにセンターフォワードは適切かという疑問は否めません。ただ、他にいないのですよ。走りは期待通りですが、肝心の小柏に至るまでのところで分断されます。ルーカスフェルナンデスは終始厳しいマークに遇います。田中駿汰と高嶺は必死に相手のチャンスを潰してボールを奪います。青木や金子にボールを運びたくても、なかなか到達できませんでした。
なぜそこに青木
そうなると、敵陣で奪われてカウンターに持ち込まれます。厚みのなさに助けられたことが多かったのですが、前半37分のプレーは危機一髪でした。右サイドを突破されて、菅野の逆を取られて万事休すと思いきや、ゴールライン上に青木がいました。長い距離駆け戻ってきて、ゴールを割らせません。負けゲームになりかねなかったところを救ってくれました。
後半になってペースつかむ
攻めきれず守りを崩せない図式は変わらず。しかし、エンドが変わって追い風でプレッシャーを掛けやすくなり、ビルドアップも落ち着いてやれました。飲水タイムのあたりから、攻める時間が増えてきます。33分には 3枚換えで、菅、荒野、岡村を投入。38分には、ドウグラスオリヴェイラが入ります。この5分後に実りました。左サイドの敵陣深い位置で、ドウグラスオリヴェイラがボールをキープ。ショートパスを宮沢に送ると、宮沢からのパスに菅が反応。クロスがゴール前に入って駒井が飛び込むと、相手 DFの体に当たってゴールイン。当初は駒井のゴールでしたが、ヒーローインタビューで触っていないって、言っちゃいましたね。46分に走り回った小柏に代わって柳が入り、苦しみながらも勝ち点3を手にしました。
それでも苦言をいわせろ
枠内にシュートを打ちましょう。シュート11本中、枠内は3つ。2割7分では、得点力不足のお題が再燃してしまいます。ヨソから呼んでこなくても荒稼ぎしたるという漢の出現を望む。
アンデルソンロペスが中国武漢への移籍正式発表。移籍を前提としてチームを離れていたので、覚悟はできていました。ドームでの落下に始まり、今季の12得点。印象的なシーンはいくつもありました。感謝しても感謝しきれません。中国で活躍してヨーロッパへ行くもよし。戻ってくるもよし。他のJのチームでしたら、手荒く歓迎します。ともあれ、選択を尊重します。
中2日で、7.7(水)18時より天皇杯 3回戦。長崎でV・ファーレン長崎戦。ターンオーバーだけで勝てるとは思えませんが、中島にとっては出番です。7.10(土)19時からアウェーでベガルタ仙台戦。これで中断になりますが、7.30(金)18時に、延期になっていたガンバ大阪戦が厚別であります。みんな順位は下のチーム。下にとりこぼさずに、上に勝てていない状況です。確実に勝ち点3を確保しましょう。
(6日 0:30)