CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/10/09号
アウェーゴールは確保した
ガンバ大阪 2-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- ガンバ大阪
- 74分 宇佐美 貴史(PK)
- 90+5分 倉田 秋
- 北海道コンサドーレ札幌
- 87分 キム ミンテ
鈴木 荒野 アンデルソン ロペス (中野) 菅 白井 深井 宮沢 (ジェイ) 福森 キム 進藤 ミンテ 菅野 sub:阿波加 石川 中野 早坂 金子 岩崎
冷静に見ると、セミフアイナルなんですね。そりゃ簡単な試合などありえないですよ。厳しい試合になることを覚悟しないといけません。大舞台が見えてきている中で、勝負の厳しさを痛感しました。
5日前の 0-5 の大敗を受けて、守備をしっかりしようと入ったのは伺えました。このステージになると、どちらも慎重に入るんでしょうね。スコアが動かずに、一進一退のまま時間が進んで行きました。走る、戦う、規律を守るの3原則徹底していれば、大崩れはしませんね。切り替えの速さや激しさが戻ってきました。
それだけに、失点はどちらも惜しまれます。後半29分に、白井がハンドの反則を取られて、PK を献上。そのまま逃げ切りを図られそうでしたが、42分に、福森の CK から宮沢を経由してファーサイドへ流れたところにキム・ミンテが反応して右足で同点ゴール。これで守りきればよいと安心したとは思えませんが、大きな落とし穴が待っていました。
アディショナルタイム5分、相手の波状攻撃に、ゴール前に上がったクロスをクリアミス。ダイレクトで右足ボレーシュートを打たれ、勝ち越しゴールを奪われました。その直後に、無情にも試合終了のホイッスルです。
交代は、後半41分のジェイと、後半45分に中野が入ったのみ。拮抗した展開が長く続き、後半は PK を許すまで押しぎみだっただけに、選手交代は難しかったのでしょう。1枠残した遅めの交代策は、決して責められません。むしろジェイを温存できたのは、好材料でしょう。
この試合の収穫
貴重なアウェーゴールです。完封勝利または2点差以上の勝ちならファイナル進出ですが、そんなに甘くありません。タイトル獲得なら、クリーンシートでないと資格はない位の気迫で臨みましょう。公式戦で完封勝ちはしばらくありません。
13日のホームでの戦いは、無失点で勝つのみ。その可能性はあります。みんなでドームの奇跡を信じるべし。
(11日 07:30)