CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/09/3号
悔しい降格決定
川崎フロンターレ 1-0 コンサドーレ札幌
得点者
- 川崎フロンターレ
- 後35分 レナト
- コンサドーレ札幌
- だれかいれてよ
順位 | 第27節 9/29現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 川崎フロンターレ | 39 | 27 | 11 | 6 | 10 | 37 | 1.37 (8) | 38 | 1.41 (10) | -1 |
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 27 | 3 | 1 | 23 | 20 | 0.74 (18) | 70 | 2.59 (18) | -50 |
内村 ハモン
(上原)
岡本 古田
(榊)
岩沼 河合 山本
キム ジェイド
ジェファン ノース
(櫛引)
宮沢
高原
sub:杉山 前 砂川 大島
最短降格記録を言われつづけていて、あっさりとリーチ・一発ですか。日馬富士の徳俵での粘りを見習ってほしいです。前節と前々節が初の休載になりましたが、再開して即このような結果になってとても残念です。
前節の大敗、前々節の早々からの失点といった課題はクリアできました。ところがこういったときに限って、得点が取れません。守り疲れて得点を待ちきれずに失点はやめましょうよ。しかし勝機がゼロだったということはありませんでした。前半11分の山本のペナルティエリア内からのシュートはわずかに枠をそれ、25分のハモンのシュートもファインセーブに跳ね返されました。「たら・れば」は勝負の世界では禁止用語ですが、思わず先手を取れていればと嘆きたくなります。そういったところで力がありませんでした。
試合経過
後半30分を過ぎてもスコアレスのまま時計の針が進み期待を抱かせたが、内容は押し込まれる時間が多かった。耐えて逆襲を狙ったが、わずかなチャンスに決められなかった。後半35分にドリブル突破した山越のパスを途中出場のレナトの強烈なシュートが不規則な変化をして、高原の手をかすめて決められた。
この後も上原を中心にせめつづけた攻め続けたが、巧みにかわされて得点できず。早々と降格が決定した。
この試合の収穫
一般紙でも扱いが大きかったことですね。でも、降格が決定したときにしか注目されないのは、寂しいです。あとは、初の9月中降格決定で、残り7試合も新記録です。せめて、年間最少得点と最多失点の新記録は避けてほしいです。
そして危機感が希薄だったことも判りました。試合終了直後、ワタシもですが、降格決定に気づきませんでした。条件が複雑ではありましたが、9月に入ってから全敗で背水の陣で戦っていたのか、とても気になります。
降格が決定したという事実に目をそむけても意味がありません。悔しさは100万パーセントですが、J1昇格に向けて早期のスタートを切れると解釈しましょうよ。昇格していきなり上位争いに加わったチームの例を思い出しましょう。そう考えると、残り7試合、消化試合は一つもありません。来年に向けた戦いが始まりました。
(5日 0:40)
コンサドーレ札幌 0-5 大宮アルディージャ
得点者
- コンサドーレ札幌
- だれかいれなさい
- 大宮アルディージャ
- 後6分 ノヴァコヴィッチ(PK)
- 後15分 カルリーニョス
- 後18分 ノヴァコヴィッチ
- 後32分 ノヴァコヴィッチ
- 後48分 長谷川
順位 | 第26節 9/22現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 26 | 3 | 1 | 22 | 20 | 0.77 (17) | 69 | 2.65 (18) | -49 |
15 | 大宮アルディージャ | 30 | 26 | 8 | 6 | 12 | 28 | 1.08 (16) | 42 | 1.62 (16) | -14 |
内村
(上原)
高木純 ハモン 岡本
(榊) (古田)
岩沼 河合 山本
キム ジェイド
ジェファン ノース
宮沢
高原
sub:杉山 奈良 砂川 前田
試合結果など
J's GOAL:【J1:第26節 札幌 vs 大宮】試合終了後の各選手コメント(12.09.22)
J's GOAL:【J1:第26節 札幌 vs 大宮】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(12.09.22)
柏レイソル 3-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 柏レイソル
- 前8分 大谷
- 前39分 工藤
- 後49分 田中
- コンサドーレ札幌
- 後36分 榊
順位 | 第25節 9/15現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 柏レイソル | 39 | 25 | 11 | 6 | 8 | 46 | 1.84 (4) | 37 | 1.48 (12) | 9 |
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 25 | 3 | 1 | 21 | 20 | 0.80 (17) | 64 | 2.56 (18) | -44 |
内村 (榊) 高木純 ハモン 古田 (宮沢) (上原) 河合 山本 岩沼 日高 キム 奈良 ジェファン 高原 sub:杉山 ジェイド・ノース 岡本 前田
試合結果など
J's GOAL:【J1:第25節 柏 vs 札幌】レポート:柏がサイドの攻防を制し、リーグ戦6試合ぶりの勝利。序盤のミスが尾を引いた札幌は4連敗を喫する(12.09.16)
J's GOAL:【J1:第25節 柏 vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(12.09.15)
J's GOAL:【J1:第25節 柏 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(12.09.15)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/09/24号
そりゃおこられる
コンサドーレ札幌 1-1(PK3-5) 長野パルセイロ
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後24分 上原
- 長野パルセイロ
- 前8分 向
前田
(上原)
岡本 宮沢 古田
(砂川) (内村)
河合 山本
岩沼 奈良 岡山 高木純
高原
sub:杉山 櫛引 荒野 大島
リーグ戦の流れや出来がそのまま反映された天皇杯2回戦。カテゴリーの違いじゃないのです。勝つか負けるかですから、勝ち慣れていると有利でしょう。結果はここ最近と同じ様に醜態をさらしました。
開始早々の失点、3-5-2に布陣を変えて、上原を投入してやっと追い付く。3人目を投入しても90分で勝ち越せない。これじゃリーグ戦と変わらないじゃないですか。今回、さらにひどいことに数的優位を放棄しました。延長戦に入って相手が警告2枚目で一人少なくなったのに、延長後半に岡山が両足をつって負傷退場。向かってきた流れに水を差しました。
この延長戦では、延長前半3分に山本の足もつった。守備に負担がかかるボランチから前線に上げて応急措置を施したが、普段延長戦がないといってもフィジカルもダメじゃないですか。相手はオーバーペースと見られながらも、120分走りぬきました。相手より多く走ると、薩川監督に言い切られました。前半戦によくあったパターンで、後半に入ってガス欠になるようではダメなのです。
試合経過
立ち上がりから相手のハードプレス・ハードワークに押されて、ペースをつかめない。前半8分に直接FKから先制を許したが、失点は時間の問題だった。
センターバックでFWを抑えきれず、前線ではボールが収まらず、たまらず後半から3バックに変更。落ち着きを取り戻して、上原のオーバーヘッドで追いついた。更に90分勝ちを目指すぺく38分に砂川を投入するが、決められず延長戦へ。
延長前半7分に相手が2枚目の警告。一人少ない状況になり優位に立ったが生かせなかった。延長後半開始直後に岡山が両足をつって負傷退場した。10対10の戦いは120分でも決着つかずPK戦へ。内村が外したのに対してブーイングと怒号と罵声の初戦敗退に終わった。
この試合の収穫
高原完全復活と呼んでいいでしょうか。ケガからようやく復帰して、ファインプレーで何本か止めることができたとの監督評。この試合唯一お褒めです。
明らかな収穫がないままリーグ戦に戻りますが、2カテゴリー下のチームの失うものはないという気持ちこそが大切なのではないでしょうか。今のリーグ戦の位置関係なら、今回の試合を参考に立場を置き換えてみましょうよ。あとは気持ちの問題だ。
(12日 0:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/09/31号
ボールだけでお願いします
コンサドーレ札幌 0-2 清水エスパルス
得点者
- コンサドーレ札幌
- だれかいれなさい
- 清水エスパルス
- 前38分 高木
- 前44分 大前
順位 | 第24節 9/1現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 10 | 24 | 3 | 1 | 20 | 19 | 0.79 (17) | 61 | 2.54 (18) | -42 |
7 | 清水エスパルス | 37 | 24 | 11 | 4 | 9 | 27 | 1.13 (15) | 27 | 1.13 (6) | 0 |
内村
(上原)
高木純 ハモン 古田
(大島) (岡本)
宮沢 山本
岩沼 日高
キム ジェイド
ジェファン ノース
杉山
sub:高原 奈良 砂川 前田
得点なし。勝ち点なし。試合後の罵声なし。9月に入って三無主義に入ってい…、るわけないでしょ。試合終了後の様子やこの日のゴール裏の方針はわかりかねますが、Yahoo!ニュースで取り上げられたり、ブーイングをする気力も失せるほどガッカリする内容に過ぎなかったのでしょう。決してサポーターは見放していません。
立ち上がりに気をつけて最初の15分を無失点で切り抜けて、試合の入り方が良くても、一瞬で水の泡になりました。クロスボールに反応した相手FWとそれを防ぎに行ったジェイド・ノース、ボールをキャッチしに来た杉山の3者がゴール前で交錯。こぼれ球を相手に押し込まれました。相手のファウルともこちらのミスともどちらにも解釈できる不運な失点でした。しかし、そのあとの気持ちの切替が難しいのでしょうか。前半終了間際にカウンターから追加点を許す、おなじみのパターンが出てしまいました。
後半12分に恒例の上原投入です。しかし、3バックに変更しません。余程、ハイリスクハイリターンで大量失点を犯したことが堪えているのでしょう。しかし、得点しないと勝てません。何らかの策があってしかるべきですが、相手は意図的に両サイドにスペースを作り出してそこから攻撃を始めていくので、もしかしたら策を打てなかったのかもしれません。後半30分にハモンが左ポスト直撃の強烈なミドルシュートを放った直後にペットボトルを蹴って、この日2枚目のイエローカードで退場。ボトルを蹴ってもブラジルではイエローカードは出ないようですが、これが日本で二度目のようです。ちなみにこの日1枚目カードは審判への異議でしたので、これもまた自滅の一因なのでしょうか。負けて当然な要因がいくつもありました。
試合経過
2戦連続で早い時間に先制されたことを受けて、試合の入り方に気をつけた立ち上がり。狙い通りだったがいい形を作るも、好機を生かせず肝心の得点がとれない。逆に杉山のパンチングのこぼれ球を拾われて先制を許す。
前節と同じ様に、前半終了間際に追加点を与えた。それでもなにが起きても不思議ではない0-2のスコアのまま時間を刻むが、ハモンの警告2枚目による退場で、反撃ムードは潰えた。
この試合の収穫
高原が戻ってきたことですね。しかし、すぐにゴールマウスに戻れるわけではありません。試合勘や連携が大丈夫なのだろうか。完全復活にはまだ時間を要するでしょう。もっとも、杉山が踏ん張ってくれることが今時点で望むことですが。
次の試合9/8は、JFL首位の長野パルセイロ。しかし簡単に勝てません。実力差はほとんどないでしょう。J1の意地とプライドを賭けて戦うべし。
(5日 22:40)