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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/03/1号

イ、イタイ
得点者がいなくなった

清水エスパルス 1-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第4節 勝点得点失点得失差
10 清水エスパルス 6 4 2 0 2 4 1.00 (10) 4 1.00 (9) 0
17 コンサドーレ札幌 1 4 0 1 3 2 0.50 (17) 5 1.25 (11) -3

         前田
         
  岡本   内村    近藤
        (大島)  (キリノ) 

    山本        河合
   (宮沢) 
              
 岩沼 奈良 ジェイド 高木純
            ノース

      イ・ホスン

sub:杉山 櫛引 上原 榊

前半38分に、山本が負傷でピッチを後にしました。ただでさえ得点の気配がないチームなのに、追い打ちをかけられる出来事です。救いはまだ開幕4試合目だったことでしょうか。大事に至っていないことを願います。

手も足も出ない試合をしているのではありません。しかし、得点を取らないと勝てません。前戦の4人は攻めに行けますが、肝心の結果が出ていません。得点は山本頼みになっている図式から早く抜け出したいものです。

試合経過

両軍合計7本の少ないシュート数の試合。3本のシュートを打たれて、押され気味ながらも耐えて前半を終えたが、一瞬の隙を突かれて失点。奈良のヘディングでのクリアが相手に渡って、つながれて決められた。

後半14分に大島を投入すると同時に、4-2-3-1 から 3-5-2 に布陣を変更。前半1本のシュートが2本に増えただけで、最終ラインとボランチと両サイドが吸収される展開では得点は難しく、得点を得たシュートだけで後半は充分だった相手にあぶなげなく逃げ切りを許した。

この試合の収穫

宮沢がようやく今季初出場。終盤にはチャンスが多くありました。大島やキリノが猛攻をしかけましたが、ほしいのは猛攻ではなくて得点なのです

これまでに、開幕4戦未勝利で残留した例はあります。02年サンガと10年セレッソ サンガは4連敗の後から、黒部、松井大輔やパク・チソンら若手活躍で7連勝。セレッソ も香川、乾、清武。そうそうたるメンバーがいたんですね。それならウチだって、って思いますよ。ほんとに。

(3日 02:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/03/8号

惜敗はもういらない
勝ちたいんや

コンサドーレ札幌 1-2 浦和レッズ

 得点者

順位第3節 勝点得点失点得失差
14 コンサドーレ札幌 1 3 0 1 2 2 0.67 (14) 4 1.33 (9) -2
7 浦和レッズ 6 3 2 0 1 3 1.00 (9) 2 0.67 (4) 1

           前田
          (大島) 
        
  岡本     内村    近藤
 (右MFへ) (キリノ)   (榊) 

     山本       河合
              
 岩沼 奈良  ジェイド 高木純
             ノース

        イ・ホスン

sub:杉山 櫛引 宮沢 上原

前節と全く同じ展開・スコアで負けました。ヒドイ試合でないのが救いですが、2試合続くともどかしさを感じずにいられません。得点機を逃し、ミドルシュートで先制できるも、一瞬の隙、ちょっとした守備のズレで同点・逆転されました。開幕前からの課題はいまだ克服できていません。

気になるのは後半に4枚の警告を受けたことです。逆転されてから、反スポーツ的行為とラフプレーで3枚受けています。必死に相手を止めなければいけない状況に追い込まれたのでしょう。もっとも、こちらの反撃を軽くいなされていたこともあって、八方ふさがりになっていたのかもしれません。

あとは、前田はいつになったら機能できるのでしょうか。後半30分に大島に代わって退きましたが、かなり厳しいマークを受けていたにしても、そろそろ結果を出さないといけません。 周りを使える場面ではもっとシンプルにプレーしても良かったのでは、との声もありました。

試合経過

これまでの3試合と同じ様に立ち上がりから攻め込んで行くが、あと一歩のところで得点できずに時間が進んで行く。近藤の右CKがエリア外の山本に渡って、右足のミドルで先制する。

前半ロスタイムに、右サイドのラインを割りそうなボールを追い付かれて、そこからクロスを上げられてファーの柏木が受けて同点にされる。流れは相手に渡り、ゴール正面でジェイド・ノースが相手を背後から倒して与えたファウルでFKを与え、これを柏木が左足で直接決められた。この後は攻撃的な3選手を投入するも実らなかった。

この試合の収穫

セットプレーから得点がとれました。近藤がCKを蹴るのは、砂川と古田と前を欠いているからでしょう。フィニッシュはミドルシュートでしたが、バリエーションが増えたことには違いはありません。

ペトロヴィッチ監督から、興味深いコメントが出てきました。

やはり試合前から考えていた通り非常に厳しいゲームだった。札幌はリーグ戦の2試合で開幕戦で0−0、敵地の神戸戦は不運な形での逆転負けと、いい形で試合ができていたチームなので、やはり非常に厳しい戦いだった。札幌は非常にコンパクトに守備をしてくるチームで、10人で守備をして、ボールを奪ってから攻撃への切り替えが非常に速い、そういうチームだった。

リップサービスではない、客観的な見解でしょう。これが対戦相手から観たウチラなのです。悲観的になることはないでしょう。J1で生き残るための、試練の道を歩んでいます。

(26日 00:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/03/12号

シュート数は勝ち
それだけじゃダメじゃん

コンサドーレ札幌 0-1 アルビレックス新潟

 得点者

順位 Bグループ第1節終了時 勝点 得点 失点 得失差
1 鹿島アントラーズ 3 1 1 0 0 2 2.00 0 0.00 2
2 アルビレックス新潟 3 1 1 0 0 1 1.00 0 0.00 1
3 大宮アルディージャ 1 1 0 1 0 1 1.00 1 1.00 0
3 横浜F・マリノス 1 1 0 1 0 1 1.00 1 1.00 0
5 コンサドーレ札幌 0 1 0 0 1 0 0.00 1 1.00 -1
6 ヴィッセル神戸 0 1 0 0 1 0 0.00 2 2.00 -2
清水エスパルス 0 0 0 0 0 0 0 0

         大島
        (前田) 
        
  三上  キリノ   荒野
                 (榊) 

     前     宮沢
           (近藤)    
              
 上原 櫛引 岡山 日高

         杉山

sub:高木 奈良 岩沼 山本

ベストメンバー規定にならないため、先発全員を入れ替えました。主力を脅かす選手を見たかったのてすが、リーグ戦2試合と似たり寄ったりの結果に終わりました。

そこは言いようで、リーグ戦に出たメンバーとそん色ない力を持っているとも見なせます。ユース昇格組の前・荒野・榊の3人は期待を抱かせるプレーを見せてくれました。石崎監督は次につながる具体名こそ出さなかったものの、しっかりインプットされたと思いますよ。しかし、試合結果に表れていないので、我慢の時なのでしょう。

試合経過

今季公式戦で初勝利を目指すチーム同士の対決。立ち上がりから主導権を握って攻めていく展開はおなじみになってきたが、詰めが甘く得点できないのもおなじみ。前にボールを進めようとしていたところをカットされて、ボールを回されながら突破されてそのまま流し込まれ先制を許した。

前後半を通して相手よりも多いシュート(前半5本・後半6本に対して前半10本・後半8本)を放ちながらも、大半がミドルシュート。後半は勢いをストップされた。

この試合の収穫

前のCKとFKが見れたことではないでしょうか。チーム1のフリーキックの精度は期待です。しかし、相手が脅威と感じないと意味がないですから、早く歓喜の場面を見たいものです。と、思ったら、右足首痛で全治3週間ですか。。。

勝ち点があるだけまだマシですが、そろそろ白星をゲットしないとあせりますよ。勝ち点3にまさる良薬はなし。功守共に精度向上を。

(22日 01:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/03/15号

内容で勝って勝負で負け
出直しだ

ヴィッセル神戸 2-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第2節 勝点得点失点得失差
2 ヴィッセル神戸 6 2 2 0 0 5 2.50 (1) 3 1.50 (13) 2
13 コンサドーレ札幌 1 2 0 1 1 1 0.50 (14) 2 1.00 (6) -1

          前田
        
  岡本    内村    近藤
 (大島) (キリノ) (上原) 

     山本     河合
              
 岩沼 奈良 ジェイド 高木純
            ノース

       イ・ホスン

sub:杉山 櫛引 前 宮沢

内容は互角で、むしろ優勢に進めていた時間のほうが多かった試合でした。和田監督に全体を通して札幌のゲームだったと思いますと言わせましたが、結果は逆でした。善戦しても逆転されたら取り返さないといけません。

なかなかうまくいかない大型補強を実らせつつある相手に対して、最終ラインが持ちこたえられるのかが注目でした。全般的にはうまくいっていたんじゃないかと思います。奈良は大久保にヒジ鉄でイエローカードをもらっていました。しかし、守備が崩壊しなくても、一瞬で入れられるのがJ1です。イ・ホスンが止めないといけないシュートで同点になりました。

試合経過

立ち上がりから怒涛の攻めで相手ゴールに迫る。開始7分には、内村のヘッドがバーを叩き、拾って高木純平のシュートもブロックされるが、このこぼれ球を山本が拾ってミドルシュートで先制。この後も内村と前田のコンビを中心に攻め続ける。

だが、前半22分に一瞬のマークのズレからつながれて、最後にイ・ホスンの脇を抜けて失点。後半も立ち上がりから押し気味に攻めて、相手に攻め込まれても守備ブロックではじき返していた。ヴィッセルは後半14分に長身のFW都倉を投入すると、豪華アタッカー陣が機能し始めて、徐々に押し込まれる。右サイドを崩されて逆転され、そのまま逃げ切りを許した。

この試合の収穫

山本の今季チーム初ゴールですね。得点の予感は前節からあって時間の問題でしたが、前に出て好機を作り出していた山本が相手を崩して流れの中から得点できたのがよかったです。

攻撃・守備共にやろうとしていることができてきています。あとは精度と90分間続けられるかです。中2日のカップ戦に期待しましょう。

(18日 23:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/03/22号

期待半分課題半分
無失点はよろし

コンサドーレ札幌 0-0 ジュビロ磐田

 得点者

順位第1節 勝点得点失点得失差
9 コンサドーレ札幌 1 1 0 1 0 0 0.00 (10) 0 0.00 (1) 0
9 ジュビロ磐田 1 1 0 1 0 0 0.00 (10) 0 0.00 (1) 0

          前田
        
  岡本    内村    近藤
 (大島) (キリノ)  (砂川) 

     山本     河合
              
 岩沼 奈良 ジェイド 高木純
            ノース

       イ・ホスン

sub:杉山 櫛引 宮沢 上原

まだ実感がないけど、J1に来たんですね。そんな試合前の印象を忘れるほどの相手の力を感じました。プレスをかけに行くときやパス回しが速い。そんな中で、得点を奪われてもおかしくない展開での無失点は評価されていいのではないでしょうか。オフィシャルでの試合経過から、耐えてしのぐ、昨年を思わせる粘りはできていたのだろうと思われます。

注目は奈良でした。カテゴリーが上がって通用するかどうか未知数だと思っていましたが、前田遼一や駒野に冷静に対処してJ1でも通用することが証明されました。ジェイド・ノースも合格点です。もちろん一人だけの力で無失点になったわけではありません。前回昇格した2007年前後は、守備力で昇格したチームがことごとく崩壊していきましたが、今回はそんな気配はないでしょう。

試合経過

試合の入り方は良かったが、徐々に押し込まれて防戦一方の展開。J1の洗礼を、奈良やジェイド・ノースを中心とした守備でしのいでいく。

後半は前田―内村間頼みの攻撃から、サイドからの攻撃も多用する。ゴール前に迫る場面は増えたが、両者最後でサイドネットなど惜しいシーンがあったり詰めが甘く、スコアレスドローのまま開幕戦を終えた。

この試合の着眼点

互角に戦えたのは素直にうれしい。J2の好守はカテゴリーが上がっても通用することが証明できました。

ただ、勝てるチャンスもあったのも事実。前田、内村、近藤、岡本といった前線は、おもしろさはいっぱいだけれども、点と点でつながらずばらばらな印象もありました。そこはこれから実践を重ねることで連携が深まるでしょう。

攻撃のほうが課題を感じるものの、総じて期待のほうが大きいです。はやく勝ち点3を捕りましよう。

(13日 01:30)