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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/06/19号

恩返しのお返し
それはいりません

コンサドーレ札幌 2-2 愛媛FC

 得点者

順位 (第17節) 勝点得点失点得失差
12 コンサドーレ札幌 20 16 4 8 4 16 1.00 (11) 20 1.25 (12) -4
11 愛媛FC 20 16 5 5 6 13 0.81 (14) 14 0.88 (3) -1

      キリノ   近藤
             (砂川)

   古田     内村     芳賀
 (吉弘>右SBへ)

     上里       宮澤
              (岡本)

  西嶋     石川     藤山

           高原

sub:佐藤 パク=ジンス 三上 中山

右サイドバックの藤田が離脱で、ついにSBがいなくなり仕方なく3バックに。DF扱いの芳賀が右サイドになり、古田が左サイドに。監督だけでなくどこにだれを当てはめていいのかわからない状態ですが、うまくいくならシステムやポジションは関係ないはず。しかし、それを求めるのは酷なのでしょうか。

実際、立ち上がりから相手にプレスをかけて、優勢に進めていきました。決定機もありました。でもサッカーに判定勝ちはありません。チャンスがいくつあっても決められず、逆にファーストシュートで先制を許しました。これで気落ちするなら、その前に決めてこいですよ。エアポケットに入るのと、気持ちの切り替えの遅さは気になります。それでもラッキーがあるだけまだマシで、相手のクリアボールが選手に当たりゴール前にこぼれたところに西嶋がつめて同点に追いつきました。

いい感じでハーフタイムに入れたのは、逆転したカターレと同じ。その再現は、恩返しによって崩れました。しかし、シュート2本目で2失点って、どぅなんでしょうか。疲れがどっと出そうなヤラレ方は勘弁。内村の恩返し弾で追いついたからまだいいようなものの、またまた勝ち点2を失った気分になります。

この試合の着眼点

今日の交代は意図不可解。吉弘を投入するくらいなら、試合開始から4バックでもいいじゃないか。芳賀を右SBで起用してもよかっただろうが、最近動きがよくて最終ラインでの起用をためらったのか。中盤が厚くなるはずの3-5-2が、実際にはすっかすか。内村の調子が良かっただけに、押し上げができないともったいないです。

ワールドカップで中断期間。一ヵ月の休みを有効に使うべし。けが人復帰もたのむ。

(16日 02:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/06/27号

アゥェー満喫してますかー
チケット難民バンザイ!

ザスパ草津 1-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第16節) 勝点得点失点得失差
19 ザスパ草津 9 15 2 3 10 12 0.80 (14) 26 1.73 (18) -14
12 コンサドーレ札幌 19 15 4 7 4 14 0.93 (12) 18 1.20 (11) -4

      キリノ   近藤
             (岡本)
   三上             古田
 (砂川)         (内村)

     宮澤       芳賀

  西嶋  石川  藤山  藤田

           高原

sub:佐藤 吉弘 横野 中山

「草津GO!9325プロジェクト」、9,382人の新記録おめでとうございます。しかし、この動員プロジェクトを知っていればチケット難民にならずに済みました。アゥエー席は木曜日に完売で、3列分しか用意されませんでした。そのため、今回は控え選手のアップが目の前で見えるメインスタンドの最前列での観戦です。しかも、天気予報ではにわか雨でしたので雨具を用意したら、どっピーカン。暑い中での試合です。

メインスタンドのホーム寄りがキックオフ前に満席になり、アゥエー側の芝生席も開放して始まった試合は、FWラフィーニャが頻繁に飛び出すわかりやすい展開。立ち上がりの相手の攻めをしのぐと、徐々にうちらのペースに。あらためて、センターラインがしっかりしていると、試合運びが安定するのを実感しました。藤山・石川の両センターバックが粘り強く守り、芳賀が前後に精力的に動き回り、宮澤が攻撃の起点になる。これができている時間帯は、良いリズムで試合を進められています。先制点はその流れの中から出ました。近藤の突破もすばらしかった。

これにより優勢は明らかになります。相手にボールが渡っても、こちらの最終ラインの手前でボールを回すだけでこわいシーンを作らせません。しかし、そこで2得点目が取れないのが勝てない原因です。近藤の飛び出しや、キリノの突破など、後半5分まではチャンスがありました。

こちらの左サイド深い位置をえぐられつづけたのが、後半9分あたりから。セットプレーからしのいでクリア。このくりかえしでした。野球でいうとファールでねばるがごとくです。ずっとニアを攻められたところで、ファーサイドへのクロスで勝負ありました。これは課題のセットプレーからの失点というよりも相手の執念です。この動員ですから、不様なところは見せられないですよね。

この後は防戦一方。前半の良さは消えました。プレスがかかりません。三上と古田は明らかに消耗による交代でしょう。逆転されなかったのがフシギでした。クロスバーにも感謝です。

今日の寸評(ひとこと)

満足できなかったが、決定的な不満もなし。しかし、最下位相手だから取りこぼしと見なさざるを得ない。試合数が少ないだけに、あせってきます。次節は中断前の最後の試合です。

(8日 00:50)