CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/08/16号
実は今季最多得点
北海道コンサドーレ札幌 5-3 サガン鳥栖
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前半10分 スパチョーク
- 前半11分 駒井 善成
- 前半16分 駒井 善成
- 後半25分 オウンゴール
- 後半20分 アマドゥ バカヨコ(PK)
- サガン鳥栖
- 後半12分 福田 晃斗
- 後半15分 久保 藤次郎
- 後半32分 堺屋 佳介
順位 | 第27節 8/17現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
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20 | 北海道コンサドーレ札幌 | 19 | 27 | 4 | 7 | 16 | 30 | 1.11 (17) | 55 | 2.04 (20) | -25 | 0.70 | 52 | 11 |
19 | サガン鳥栖 | 24 | 27 | 7 | 3 | 17 | 35 | 1.30 (10) | 53 | 1.96 (19) | -18 | 0.89 | 57 | 11 |
鈴木 (白井) スパチョーク 駒井 (中村) 青木 近藤 (サンチェス) 馬場 大崎 (宮沢) パク 岡村 高尾 ミンギュ (バカヨコ) 菅野 sub:児玉 田中克 交代: 後半19分 中村(スパチョーク) 後半31分 バカヨコ(高尾) 後半31分 宮沢(馬場) 後半45分 サンチェス(青木) 後半45分 白井(鈴木)
裏天王山の一戦。勝ち点3以外考えられない一戦を、きっちりモノにできました。試合前のウォーミングアップで浅野が負傷。急きょ負傷明けのスパチョークが先発して、3得点にかかわりました。スタメンには高尾、岡村、駒井、スパチョークといった復帰組が並び、最後の笛の時には、パクミンギュ、大崎、サンチェス、バカヨコ、白井といった途中加入組の顔ぶれ。逆転への期待が高まります。
いきなりスパチョーク
メディカルスタッフのほうからも、「20分程度であれば」という話だった。(中略)次の試合までスパチョークの起用を待っていたら、そのときには私は監督ではなくなっているかもしれない
。ここまで意を決しての起用でした。フリーキックで相手がクリアしたこぼれ球を、ペナルティエリア手前中央から右足でミドル。復帰戦でいきなり得点がニクイところです。そのあとの駒井の連続ゴールにもかかわっています。タイからパワーをポケットにしまい込んでいたのでしょうか。まさしく、20分で大仕事をやってのけました
駒井が決めた 近藤が魅せた
先制した1分後に追加点。相手 GK からのボールを馬場が奪いました。スパチョークにつながって、クロスを走り回って反応した駒井がペナルティエリア中央からヘッド。これは勢いがつきました。さらに5分後には、みんなで崩しての得点。右の高尾からのサイドチェンジを、左のパクミンギュが受けて、スパチョークへ。相手にクリアされたこぼれ球を駒井が拾って2点目を決めました。これは右側で鈴木がおとりになっています。後半は1点差にされて厳しくなっていたところから。前半から右で走り回っていた近藤が右で切り返してキープしてからのクロスを青木へ。触れる前に相手が触ったという判定でオウンゴールになりましたが、ほぼ、近藤と青木で獲った4点目と言えます。
シエラレオネからの刺客
後半41分に、右サイドでドリブル突破した近藤が、ファウルで止められて、PK の判定。誰が蹴るか注目でしたが、ずっとバカヨコがボールを持っていました。エゴイストに見えましたが、鈴木がキッカーを譲ったので問題ありません。じっくり間合いを取って、自慢の左脚であいさつ代わりに、短い助走からゴール左下に決めました。持ち味の裏への抜け出しではありませんでしたが、本人の気持ちの通りに初陣でゴールが重要です。このあと入ったサンチェスと白井も結果を出そうという気持ちが出ていました。49分には、宮沢のボールキープからのパスにバカヨコが反応してシュート。止められたところで白井が拾ってフリーからシュートも、打ち所が合わず外れました。53分は左サイドでサンチェスがドリブルを試みて、相手を交わす場面もありました。最後まで攻めつつ勝ち点3を手にできました
それでも苦言をいわせろ
勝ち点3は取れましたが、内容を向上しませんか。課題はリードしたときの戦い方です。自陣で人数が足りていたところでクロスを入れられてからの失点は撲滅すべきです。1失点目と2失点目共に右を崩されました。3失点目は左からファーに振られて、近藤がかわされて、そばに大崎がいるのに失点。取られたら取り返すは当然ですが、取ったら取られないをやっていきましょう。
お盆明けは、天皇杯 4回戦。8.21(水)19:30からジェフユナイテッド千葉戦(フクアリ)。7月の新加入アタッカーそろい踏みに期待しましよう。8.25(日)19:00 ジュビロ磐田戦(ヤマハ)は、シーズンダブル達成必須。次の大和ハウス プレミストドーム(プレド)は、9.1(日)14:00 川崎フロンターレ戦。残り 11 試合もあります。勝負はこれから。
(18日 17:40)