CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/09/03号
避けて通れない課題です
北海道コンサドーレ札幌 1-2 ファジアーノ岡山
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後50分 都倉(PK)
- ファジアーノ岡山
- 前4分 豊川
- 後41分 藤本
都倉 内村
(菅)
神田
(小野)
福森 宮沢 前寛 マセード
菊地 河合 永坂
(堀米)
阿波加
sub:金山 櫛引 石井 上里
先制されると厳しい試合になることが露呈されました。開始4分で失点では、難しくなってしまいます。リーグ戦で先制すると高勝率ですが、逆転勝ちは6/13V・ファーレン長崎戦のみ。残り12試合のリーグ戦に向けて、厳しい現実を突き付けられました。
リーグ戦は、ホームでは福森の直接FKでどうにか勝ったものの、アウェーでは暑さの中スコアレスドローが精一杯。主力を一部休ませているのはお互い様で、チーム力は拮抗していることに変わりありません。今回は押しているときにロングパスを通されて先制を許しました。相手は研究して、引くと崩せないことも分かっているでしょう。しかも負けたら終わりのトーナメント戦ですから、先手を奪えたら守りを固めてきます。前半はミスもあってなかなか反撃できず。後半で修正して多少反撃できても、あと一歩で及ばず。小野が途中から入って華麗なテクニックで攻撃を仕掛けますが、最後の精度に難があってしまいには尻すぼみ。生観戦で目にした負けパターンが容易に想像できます。これまで紙一重のところで勝ち星を拾ってきましたが、真逆に紙一重のところで黒星になりました。これが現実であり、乗り越えなければいけない大きな課題です。
試合経過
開始から攻め込んでいたが、中盤から縦へロングボールを通され、これに追いついかれ決められて先制点を奪われる。この後は相手に押される展開が続き、阿波加のスーパーセーブなどで失点を最小に食い止めた。
後半には反撃に転じる場面が増えたが、同点に追いつけず。23分に小野、36分に堀米、43分に菅を投入するが、相手の守備に阻まれた。逆に41分に縦パスをDFとGKの間に通されて、シュートを撃たれて追加点を許した。アディショナルタイム4分に都倉が倒されてPKの判定。これを都倉が決めたところでホイッスルになった。
この試合の収穫
1回戦に引き続いて、阿波加・永坂・神田・前寛が先発しました。今後のリーグ戦でも期待している証拠です。実際、監督は、何人か、普段はあまり(出場)経験のない選手が出場したのですが、パフォーマンスについてはよくやってくれましたし、今後につながるものだと思っています。
と、語っています。どちらもフル出場した永坂は、今後リーグ戦にも出てきてほしいですね。
天皇杯は敗退になりましたが、9月11日(日)からリーグ戦が再開になります。ザスパクサツ群馬戦は厚別開催です。リーグ戦今季無敗をこの厚別で続けるべし。引いてくることは想定されるので、しっかり対策を。
(4日 22:50)