CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/01/01号
おめでとうございます
今年もよろしくお願いします
サンチェス バカヨコ
白井 中島
出間 サフォ
青木
スパチョーク
田中克幸
木戸
長谷川 近藤
原 田中宏武
カン
馬場 荒野
宮沢 深井
中村 家泉 高尾
高木
(菅野 児玉 中野)
去就微妙(報道あり):
岡村 鈴木
去就微妙(予想):
パク ミンギュ 大崎
キムゴンヒ 西野 岡田
期限付き移籍:
福森 大森
Thank you:
阿波加 菅 駒井 小林
浅野
いつまでも去年を振り返っても仕方ないですね。うまくいったチームも、そうでないチームも、再びスタートラインからの始まりです。明るい2025年を目指して、何も恐れず、胸を張り戦っていきましょう。ちなみに、北海道コンサドーレ札幌にとって、今年の目標は明確です。J1 復帰と黒字です。
最後の春秋制
来年のお話は早すぎるかもしれませんが、秋春制が迫っています。2026年は移行期の0.5シーズンから。シーズン移行期の特別大会になります。J1の特別大会と、J2・J3の特別大会です。J1は、ACLエリート出場枠もかかっています。ここでは昇降格はありません。そのあとに、2026-2027シーズンになります。今年のシーズン結果が、一年半もの間、同じディヴィジョンで戦うことになります。昇降格をめぐる争いは、昨年のものよりも1.5倍以上重みを増してきます。
今年のコンサドーレを斬る
ライバルは派手な補強を行っているところもありますが、必ずしも活躍するとは限りません。昨年の順位予想を振り返ってみましょう。昨年昇格した2チームには、J2ベストイレブンに3人ずつ送り込んでいました。そういった選手がそろっていれば、大きな補強は必要ありません。何よりも、現有選手の確保とレベルアップが最優先です。
岩政新監督は、2トップ+トップ下を組むと見られています。3バックか4バックかは、これからのチームを見てから決めるのでしょう。競争が活性化されるのは大歓迎です。各ポジション別に見ていきます。
- GK
- ハイレベルな正守護神争い。
- 質量ともにJ2トップレベル。
高木、菅野、児玉の3人は、誰が開幕スタメンの座をつかんでもおかしくないレベルです。フィールドプレーヤーの状況も加味しながら決めていくのでしょう。ただ、中野が経験を積む場も与えてほしいとも思えてきます。
- DF
- 絶対数がたりない
- 3バックか4バックはこれから
ポリバレントにプレーできる選手が多いとはいえ、純正のディフェンダーは家泉くらい。宮沢や馬場がこの位置でプレー経験があり、イザというときの荒野も考えられますが、このポジションでのけが人は命取りになりかねない不安があります。パク ミンギュと大崎が残ってくれれば不安払しょくできますが、最も枚数不足になりやすいポジションです。
- 両サイド
- 近藤は生命線
- 案外左の候補はいる
近藤のノルマは全試合出場です。成しえたら、おのずとベストイレブンと昇格が近づいてきます。田中宏武にとって、今年は正念場。菅の契約満了は史上まれに見る愚策と思っていた左サイドは競争です。原やカンが絡んでくるとおもしろいです。
- ボランチ
- 実力者が揃う
- 高嶺が入ればバリエーション増える
昇格には強力なボランチが不可欠。最終ラインの人選ともからんでくるので、イキのいいボランチはほしいところ。高嶺は来ないでJ2レベル。他のポジションでプレーができ、多彩なバリエーションが可能になります。交渉成立を切に望む。
- トップ下
- 青木が筆頭候補
- 攻撃だけでなく守備や左右の動きと多くを求められる
後方やサイドからのリンク役で、かつ攻撃と守備両方求めらえる最重要なポジション。青木の引き留めにこだわった理由がよくわかります。昨年後半のパフォーマンスなら、J2ベストイレブン候補でしょう。木戸は一年目から活躍できるレベル。田中克幸はボランチやサイドでの起用も考えられます。スパチョークはケガが大丈夫なのか。
- FW
- 2トップを採用か
- 人材は豊富だが経験値は劣る
昨夏の補強のおかげで、枚数はそろっています。バカヨコとサンチェスはまだ力を発揮できず、サフォと出間は育成中。中島は復帰直後。計算できるのは白井のみなので、シーズン前に得点量産者がいなかったら、緊急補強すべきポジションです。
J2補強レースではぶっちぎりの最下位。ここで不安に思ってはいけないのですよ。宮沢、荒野、菅野、青木、近藤、馬場が残留表明。このため、補強はほぼ不要なのです。現有戦力を忘れると、補強の意味を忘れてしまいます。顔ぶれは、普通にやれれば余裕で6位以内の陣容です。
1月6日に新加入選手会見を大和ハウスプレミストドームで行います。その翌日に、第1次キャンプを行う沖縄に入り。翌8日から岩政大樹新監督の下で今季初練習を行います。2.16(日)の開幕戦に向けて、今年こそ準備万全で臨みましょう。
(5日 12:00)