CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2015/10/14号
決めなきゃ勝てん
サガン鳥栖 0-0 PK2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- サガン鳥栖
- なし
- コンサドーレ札幌
- なし
荒野 中原
(イルファン)
神田
(前田)
前寛 上里 ニウド 上原
福森 永坂 進藤
金山
sub:杉山 櫛引 菊岡
120分無失点やPK戦まで持ち込んだことよりも、得点できる場面で得点できなかったことが響きました。これでは、リーグ戦での課題がそのまま出ただけですね。善戦やら賛辞の言葉がありそうですが、J1 中位から J2 中位まで力の差は無しに等しいです。得点を取らないと、そして勝たないと意味がないのがトーナメント戦です。
2トップの中原と荒野は、果敢に攻めてシュートを放ちましたが、最大にして唯一の問題が決まらないことです。元々MFだから仕方ない見方もできますが、荒野はリーグ戦で2試合連続途中出場でアシストを記録しているだけに、カベを超えられず。中原は監督交代後リーグ戦でサブにも入れず、危機感はあるはずで目に見える結果がほしかったはずです。日本代表GKの林の好セーブ連発や相手守備陣にしぶとく守られましたが、打ち破る力がないと上を望めないのはリーグ戦と同じ悩みでした。
試合経過
立ち上がりから強い気持ちを出して、攻めに行った。たくさんの好機を作るも、最後の精度を欠いて決められずに時間が進む。後半20分過ぎからは相手の攻撃を受ける時間帯が多くなるが、金山を中心に守りきって90分をスコアレスで終えた。
延長戦に入ると互いに攻め込むも、どちらも最終ラインで踏みとどまり得点は生まれずPK戦へ。上里・前田・福森と3本連続で林に止められるが、金山も3本目から5本目の豊田まで3人連続でセーブする。4人目の荒野は決めたが、5人目の金山のシュートはGKの逆だったものの、ポストを叩いて3回戦敗退が決まった。
この試合の収穫
リーグ戦で出番のない進藤と永坂が、J1相手に無失点で乗り切ったことですね。これが勝っていたらリーグ戦でもチャンスがありそうですが、ディフェンダーは、無失点の上に勝たないと、なかなか認められません。その意味でも、勝ち進みたかったです。
先発11人を換えて臨んだだけに、リーグ戦の主力は休養充分です。4日後のジュビロ磐田戦からは、このメンバーと融合して勝ち点を。
(16日 02:30)