CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/10/1号
昇格失敗確定
コンサドーレ札幌 0-1 ザスパ草津
得点者
- コンサドーレ札幌
- だれかいれろや
- ザスパ草津
- 後15分 ラフィーニャ
順位 | (第32節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | コンサドーレ札幌 | 35 | 30 | 8 | 11 | 11 | 30 | 1.00 (13) | 36 | 1.20 (10) | -6 |
14 | ザスパ草津 | 36 | 30 | 10 | 6 | 14 | 27 | 0.90 (15) | 40 | 1.33 (13) | -13 |
順位 | (後半戦13節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
15 | コンサドーレ札幌 | 12 | 12 | 3 | 3 | 6 | 10 | 0.83 (17) | 14 | 1.17 (10) | -4 |
6 | ザスパ草津 | 22 | 12 | 7 | 1 | 4 | 12 | 1.00 (10) | 12 | 1.00 (5) | 0 |
内村
(上原)
高木 砂川 上里 藤田
(岩沼)
芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
(宮澤)
高原
sub:佐藤 堀田 中山 三上
昇格消滅したんですね。しかし昇格のことを話すのもおこがましい順位です。振り向けば残り4チームですよ。ホームで勝てず、厚別で点を取れず。そして連勝できないのならこの順位で当然です。
前半圧倒して点が取れず、後半先制されて逃げ切りを許す。VTR みたいな展開はもう勘弁です。その上前半のシュート数2本は、単なる拙攻ですよ。主導権を握られた後半に、6本のシュートを放っていたのも信じ難く思えます。縦パスに抜け出したラフィーニャにワンチャンスを決められました。
今季初の4-1-4-1で臨みましたが、今の状況はシステムがどうのこうのではありません。バランスよくできて、このシステムの弱点であるアンカーの両サイドもケアできていました。前節示してくれた得点への執念はあったのでしょうか? そこが問題なのです。
この試合の収穫
藤田のフル出場と岩沼の復帰ですね。まずは戻ってくることに意義があります。もっとも、近藤が手術で今季絶望なので、さしひきはゼロに近いですが。
昇格の望みが消えて11月になると戦力外にならないか、生き残りを賭けた戦いになります。来季も残ってほしい選手なのかどうか、そんな目で見ていきたいと思います。
(3日 03:40)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/10/8号
コレを待っていたのです!
カターレ富山 0-2 コンサドーレ札幌
得点者
- カターレ富山
- なくてよろし
- コンサドーレ札幌
- 前18分 内村
- 後8分 上里
順位 | (第31節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | カターレ富山 | 20 | 29 | 6 | 2 | 21 | 29 | 1.00 (12) | 58 | 2.00 (19) | -29 |
13 | コンサドーレ札幌 | 35 | 29 | 8 | 11 | 10 | 30 | 1.03 (11) | 35 | 1.21 (11) | -5 |
順位 | (後半戦12節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
18 | カターレ富山 | 4 | 11 | 1 | 1 | 9 | 10 | 0.91 (14) | 24 | 2.18 (19) | -14 |
15 | コンサドーレ札幌 | 12 | 11 | 3 | 3 | 5 | 10 | 0.91 (14) | 13 | 1.18 (11) | -3 |
内村
(近藤)
高木 砂川 三上
(荒野)(宮澤)
上里 芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
高原
sub:佐藤 中山 横野 上原
ここまで長かったような気がします。9/11以来の六試合ぶりの勝利。もう、この順位にいるのが不思議というほめ言葉はいりません。せめて一日くらいは、そんなふうに浮かれたいですネ。
アゥエーらしく、立ち上がりは相手の出足の良さが目立ちました。少々劣勢になっても、持ちこたえて先制できればいいんです。18分の先制点はそういわんばかりの展開でした。初出場のGK内藤がボールを受けてキックをしようしたところに、内村が猛然と詰めました。キックしたボールが足に当たり、そのままゴールです。このように得点になるのは稀でも、大切なのはミスを呼び込もうとする気迫ですよ。安間監督に見習ってほしいと言わせる仕事をしたのはえらいです。
これで流れはウチらに傾きます。優勢なまま前半を終えて、その勢いのまま後半早々に追加点。ゲーム運びとしては理想的です。砂川が左サイドを突破して内村からのパスを上里へ。他の選手もクロスに反応したり、高木の前線からのプレスや西嶋のチャンスメイクも利いた、レベルの高い得点でした。目指すかたちが、ようやく実を結びました。3点目を取れなかったのはいけませんが、得点シーンに象徴されるように常にゴールへの意識が高く、なによりロスタイムに荒野が17歳6カ月でJリーグ初出場できる展開になったことが素晴らしいです。
それでも苦言をいわせろ
記者会見にモノ申す。昇格の可能性が消えるかもしれなかった試合に勝利した感想は?って、感情を逆なでする質問するかい。せめて、「まだ昇格の可能性が残っていますね」だったらポジティブに聞こえてまだ何とかなるって気になるでしょ。優勝や昇格がかかった大一番とちがい、13位で昇格のことを聞くとイヤミになりますよ。
残り7試合で全勝しても勝ち点56。3位のアビスパは勝ち点55なので、46〜49が現実的には目指でしょうか。試合へは全勝するつもりで。
(27日 02:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/10/16号
三上初ゴール
コンサドーレ札幌 1-1 ヴァンフォーレ甲府
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後4分 三上
- ヴァンフォーレ甲府
- 前28分 パウリーニョ
順位 | (第30節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
13 | コンサドーレ札幌 | 32 | 28 | 7 | 11 | 10 | 28 | 1.00 (13) | 35 | 1.25 (11) | -7 |
2 | ヴァンフォーレ甲府 | 58 | 29 | 16 | 10 | 3 | 56 | 1.93 (1) | 32 | 1.10 (7) | 24 |
順位 | (後半戦11節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
16 | コンサドーレ札幌 | 9 | 10 | 2 | 3 | 5 | 8 | 0.80 (18) | 13 | 1.30 (11) | -5 |
5 | ヴァンフォーレ甲府 | 18 | 11 | 4 | 6 | 1 | 21 | 1.91 (3) | 13 | 1.18 (8) | 8 |
内村
(砂川)
岡本 高木 三上
(横野) (近藤)
上里 芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
高原
sub:佐藤 中山 上原
なんといっても三上ですよ。まだ高校三年生。18歳5か月11日でJ初ゴールですよ。そのシーンは速報Jリーグでも観れました。左サイド西嶋のパスを岡本と高木がつないで、逆サイドの三上が左足で押し込みました。相手を崩して得た得点としても価値があります。
ここに至るまでには失敗を取り返そうという強い気持ちが欠かせません。失点は、三上の横パスのミスから。前半は他にも消極的なプレーが多かったようです。でも、ハーフタイムの監督のアドバイスで修正できるのは大したものです。FWに入ってからもいいプレーをしていました。あとはフル出場です。
試合全体としては、後半、相手がロングボール主体の攻めを強いらさせたように、主導権はむしろウチらでした。その中で外国人でしっかり決めるところはさすが2位のチームであり、決められない勝ち越せないチームとの差です。
この試合の着眼点
攻撃はいい流れ・いい結果を出せることがわかりました。守備陣も粘り強く耐えられることがわかりました。あとは結果なのですよ。もう一点ほしいんです。
古田がU19遠征で負傷離脱し、今季絶望。宮澤もぎっくり腰で、当日に急遽欠場。ホームゲームなのに、ベンチ入りメンバーを7人フルに入れられない戦いを強いられました。今季残り8試合、とにかく、結果と自信がほしい。
(19日 02:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2010/10/23号
試合展開に改善なし
名古屋グランパス 2-1 コンサドーレ札幌
得点者
- 名古屋グランパス
- 後16分 中村
- 後43分 花井
- コンサドーレ札幌
- 後6分 高木
宮澤
岡本 高木 三上
(砂川) (内村)
上里 芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
(横野)
高原
sub:佐藤 中山 近藤 上原
J2でやっと15位と、J1で勝ち点差9をつけて首位独走中の対決。第三者的に見ると結果は順当です。大敗しなかっただけまだマシといいたいところですが、主力の半分が出ていない相手に勝利を収める可能性はありました。リーグ戦と同じ課題で三回戦敗退です。
雨の中の試合は、前半スコアレスで耐えて、後半勝負の展開。動きの悪さにハーフタイムに喝が入りましたが、決して悪くないゲームプランです。後半早々に、三上・芳賀へと渡ったパスから高木が右サイドで受けて、裏を突いて決めました。高さのあるFW巻を投入して基点を作られて、相手の攻撃の形ができつつあるところで先に点を取れたのは大きいです。
ところが2点目がとれない課題が出てきます。攻めても取れず、同点にされて終了間際に逆転されるのはリーグ戦そのまま。J1相手に善戦では勝てません。
この試合の収穫
高木が、サイドバック、サイドハーフ、ボランチにつづいて、ついに4ポジション目。今回のトップ下もよかったですね。さすがチームで最も戦術眼があると監督に評されています。逆にマルチにこなせる高木にポジションを奪われた選手は面目(めんぼく)ないでしょう。
結果は悪くても悲観しないように。古田がU19遠征で離脱した中盤は、再びユースの三上が出場機会を得て、結果を出しました。たとえダメでも、このように次につながる点をいくつも見たい。遠回りのようで、案外勝利に近いかもしれません。
(14日 02:00)