CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/06/21号
後半42分かよ
守れぬチームに昇格なし
湘南ベルマーレ 3-2 コンサドーレ札幌
得点者
- 湘南ベルマーレ
- 前10分 中村
- 後38分 阿部
- 後42分 猪狩
- コンサドーレ札幌
- 後3分 クライトン(PK)
- 後12分 西
順位 | (第 22 節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 湘南ベルマーレ | 50 | 22 | 15 | 5 | 2 | 45 | 2.05 (1) | 20 | 0.91 (3) | 25 |
7 | コンサドーレ札幌 | 32 | 22 | 8 | 8 | 6 | 30 | 1.36 (8) | 27 | 1.23 (9) | 3 |
順位 | (第2クール) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 11 | 5 | 3 | 2 | 0 | 13 | 2.60 (1) | 9 | 1.80 (14) | 4 |
12 | コンサドーレ札幌 | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 5 | 1.00 (11) | 6 | 1.20 (9) | -1 |
キリノ (芳賀) 岡本 クライトン 藤田 (中山) 宮澤 西 (FWへ) (左MF > 左SB) (上原) 上里 吉弘 チョウ 西嶋 荒谷 sub:高原 砂川
娘が病み上がりで平塚行きを断念したのですが、同志よりあんなの見せつけられたら悪化するから、行かなくて正解の弁。さぞこの日の湿度の高さのように不快指数の高いゲームだったのだろうとお察しします。行かれた方々おつかれさまでした。。。
雨でスリッピーなゲームになりました。いやなコンディションはわかるが、首位相手に消極的なプレーでは今シーズン2度目の15分までの失点を食らって当然。でも、なぜか前半シュート数は多いんですよ。2本に対して3本。うち1本を放った2試合連続ゴール中のキリノを前半38分に負傷で欠いたところで敗色濃厚に見えました。しかし代わって入れたのが芳賀。お得意のやりくりで宮澤をFWにもっていきましたが、采配もキーになった試合になりました。
流れを変えるためにハーフタイムでの中山投入は妥当。3-5-2にシステム変更しました。これが功を奏して宮澤が生きましたね。2トップならFWでもいけます。後半4分のPKは宮澤が倒されて得たもの。後半12分もポストプレーから藤田がボールを受けたものです。2得点目を取れない悩みが解消しつつあるじゃないですか。
しかし追加点を奪えない悩みを解消したわけではありません。さらに問題なのが後半30分以降の失点。今回は逆転したところでリスクを回避して4バックに戻しました。相手は負けているので前がかりになり、そこでカウンターからのゴールという狙いは正しい。それは一般論であって、プレッシング疲れや攻め疲れの青息吐息になる後半の現状では当てはまりづらいのではないでしょうか。これまでの失点のパターンを見ると、同点にされたときの西嶋のクリアミスや、ロングボール一本のように、一瞬でやられるので奪ってカウンターに持ち込めない。3-5-2のままいいリズムで時間を進めて、逃げ切り要員を投入するのが現実的ではないでしょうか。
得点力不足をテコ入れするのか。それとも守備力改善は曽田・箕輪の復帰待ちで、補強を見合わせるのか。どうするのかわかりませんが、そろそろ手を打たないと手遅れになりますよ。池内を逃げ切り要員として終盤に出していた07年が懐かしい。
この試合の収穫
再びめいいっぱいダメ出しされたことですね。03年にギャンブルサッカーと揶揄された反町監督に(久しぶりにベンチのまえでガッツポーズなんてしてしまいまして、それぐらい非常に面白いゲームでしたね。以下略)。
まぁ毒はこのくらいにして(オイオイいっつも毒かよっ)逆転ゴールを西が決めたことに意義があるんじゃないでしょうか。久々に日本人選手が得点したような気がします。中山の試合勘が戻り、ダニルソンが出場停止から戻ると、チーム内の競争が増えていくのではないでしょうか。ほぼ固定化された先発に喝を入れて水曜日に臨んでほしいものです。
(23日 00:00)