CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/07/12号
ドカンと5発
北海道コンサドーレ札幌 5-2 湘南ベルマーレ
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 18分 進藤 亮佑
- 21分 ジェイ
- 71分 ジェイ
- 80分 アンデルソン ロペス
- 84分 チャナティップ
- 湘南ベルマーレ
- 36分 大野 和成
- 90+4分 野田 隆之介
(第20節7/20終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 31 | 20 | 9 | 4 | 7 | 30 | 1.50 (3) | 26 | 1.30 (9) | 4 |
12 | 湘南ベルマーレ | 23 | 20 | 7 | 2 | 11 | 25 | 1.25 (9) | 32 | 1.60 (16) | -7 |
ジェイ
(アンデルソン ロペス)
チャナ 鈴木
ティップ
菅 白井
(ルーカス
フェルナンデス)
宮沢 荒野
(駒井)
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 中野 早坂 岩崎
やっぱり厚別ですね。3戦勝ちなしのモヤモヤがウソのように思えます。聖地は力をよみがえらせてくれるかの快勝です。
口火を切ったのが進藤なのがニクい。セットプレーからではなく、福森のロングフィードにダイビングヘッドですよ。これで4得点目。印象に残るゴールが多いのは、意外性なんですかね。
白井の活躍も目立ちました。ついに、ルーカスフェルナンデスを押しのけて、右サイドで先発。これは当たりました。右サイドを制圧して、2得点目と5得点目をアシスト。もっているだけでなく、調子も上がっています。
最近はプレスを受けると、攻撃が分断される傾向にありましたが、今日はちがいました。進藤・福森・白井・チャナティップといった後方からの攻めがあると、ジェイの高さと強さが生きます。ヘッドで2得点は、むしろ少ないくらいの出来でした。攻撃力復権を他チームに印象づけた試合になりました。
試合経過
相手の鋭い出足とプレスに苦しんでいたが、ワンチャンスをモノにして先制した。福森が前方にクロスを入れると、進藤が走り込んでダイビングヘッドでゴールに押し込んだ。その3分後には、右から白井が縦に仕掛けてクロスを送り、ジェイが頭で合わせて追加点を得た。しかし、相手のCKをソンユンがキャッチし切れず、ゴール前にこぼれたところを頭で押し込まれて、1点を返された。
後半は開始から、互いにゴールをめぐる攻防になった。一進一退の攻防が続く中、26分にジェイの2点目になるヘッドで突き放す。35分には、チャナティップからのカウンターをアンデルソンロペスが左足で4点目。その4分後には、白井が自陣から持ち上がり、チャナティップが合わて一度はGKにはじかれたが、こぼれ球を押し込んだ。終了間際にCKから2点目を返されたが、3点差をつけて快勝した。
それでも苦言をいわせろ
アディショナルタイムにCKから失点。1失点目もCKから。鈴木武蔵はシュート10本で無得点。荒野の豪快ゴールはオフサイド。荒野次節出場停止。快勝なのに、色々と出来事がありました。総じて言うと、ミシャのコメントに集約されます。忘れてはならないのがまだまだ得点を取れるシーンがありました。少なくても10回は決定機がありました
。
次は8月です。8月3日(土)19時、アウェイでサンフレッチェ広島戦。8月10日(土)14時は、ドームで浦和レッズ戦。この日は河合竜二 引退試合でもあります。ミシャダービー2連戦はどちらも勝っておきたいですね。
(24日 07:20)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/07/19号
勝ち点3を
大分トリニータ 2-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 大分トリニータ
- 23分 オナイウ 阿道
- 75分 オナイウ 阿道
- 北海道コンサドーレ札幌
- 20分 オウンゴール
(第19節7/14終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 大分トリニータ | 32 | 19 | 9 | 5 | 5 | 23 | 1.21 (9) | 16 | 0.84 (5) | 7 |
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 28 | 19 | 8 | 4 | 7 | 25 | 1.32 (8) | 24 | 1.26 (8) | 1 |
鈴木
チャナ アンデルソン
ティップ ロペス
(ジェイ)
白井 ルーカス
フェルナンデス
深井 荒野
(宮沢) (駒井)
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 早坂 藤村 菅
勝てば順位が入れ替わって5位浮上になるところでしたが、4月のホームでの対戦に続いて敗戦。今季2戦2敗の対戦相手を作ってしまいました。
前後半とも、立ち上がりは良かったですね。激しくプレッシャーを掛けて、ボールを奪って勢いよく攻めに行きます。それだけなら、もはやどの対戦相手でもできているのですよ。後半、相手は9人が自陣に引いていました。そうなると、対策に対する駆け引きや、攻めの姿勢が問われます。 少なくとも、リスクを恐れずにチャレンジした結果で相手の方が上回っていました。キムミンテは横パスでミスが目立ったしまったものの、その直前のインターセプトは良かっただけにもったいないです。これは相手のプレッシャーにミスを誘われたと称するのが適切でしょう。その一方で、同点および逆転にされた場面どちらも、進藤の寄せの甘さが気になりました。ハンドやPKをとられるのをおそれるのはわかるのですが、とりわけ同点ゴールは人数が揃っており、何かしら防ぐ動きがあってもよかったのではないかと思いました。
試合経過
立ち上がりから攻めて主導権を握る。2分に、アンデルソン ロペスのシュートは枠の右。4分にもペナルティーエリア内からシュートしたが、ブロックされた。20分にカウンターからドリブルを仕掛けたチャナティップからボールを受けた白井がシュートを放つもポストを叩いたが、この跳ね返ったボールが相手GKに当たってゴールに入り先制。しかし、その3分後に、右サイドからのクロスに頭で合わせられて、同点にされた。
後半は両者攻め合いになる。13分に宮沢、17分にジェイ、22分に駒井をそれぞれ投入。やや優勢に進めたが、横パスの処理ミスを拾われて逆転を許した。押し込んで追撃したが、相手守備の牙城を崩せなかった。
この試合の収穫
白井は持っていますね。シュートはポストを叩いたので、これだけなら決定力不足の括りです。跳ね返ったところにキーパーがいるのは、攻めたご褒美なのでしょうね。菅に代わって先発起用されている理由がよくわかります。
7月20日(土)は、13時から厚別で湘南ベルマーレ戦。開幕戦でハードワークにやられました。3度目になってしまったので、4度目の正直ですよ。今度こそ勝ち点3をお願いします。
(16日 07:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/07/25号
願いは得点と勝ち点3
北海道コンサドーレ札幌 1-1 松本山雅FC
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 7分 白井 康介
- 松本山雅FC
- 31分 當間 建文
(第18節7/7終了時) | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 北海道コンサドーレ札幌 | 28 | 18 | 8 | 4 | 6 | 24 | 1.33 (8) | 22 | 1.22 (8) | 2 |
17 | 松本山雅FC | 17 | 18 | 4 | 5 | 9 | 10 | 0.56 (18) | 23 | 1.28 (10) | -13 |
ジェイ
鈴木 アンデルソン
ロペス
白井 ルーカス
(菅) フェルナンデス
深井 荒野
(宮沢) (駒井)
福森 キム 進藤
ミンテ
ク・ソンユン
sub:菅野 濱 岩崎 藤村
ドームで18,663人の観衆にとっては、見ごたえのある試合だったでしょう。互いにゴールに迫っていく場面が幾度もありました。同点に追いつかれて勝ち点2を失った結果ですが、まだ6位です。ホームでの負けなしを6戦に伸ばしました。決して悪いことばかりではありません。
この試合に向けて、前線3人さっぽろトリプルタワーの連携を重点的に確認してきたした。これは成功しています。しかし、堅い守備相手では4人目の動きが大事ということが証明されました。左サイドの白井の今季初ゴールはそこに価値があります。こぼれたところを拾って詰めました。途中出場の菅もゴールに迫っていました。右ではルーカスフェルナンデスが何度もチャンスを作り出します。福森の質の高いボール以外にも選択肢が出てきています。
その一方で、高速カウンターを浴びて、あわてて守備にもどる場面も目立ちました。中盤でスペースを与えすぎていて、相手を止められず、最終ラインでどうにかしのいでいました。高い位置からのプレスが効果的にかかっており、失点を喫するのは時間の問題な展開。相手の執念でゴール前の混戦からこじ開けられましたが、この失点はミスがなくても必然なものです。後半に入るときの修正と、後半26分の宮沢投入でようやく落ち着きを取り戻しました。ハイプレスやカウンターは他のチームからも狙われやすいので、この対策は課題になります。
試合経過
開始直後から前線の3人を中心に連動して、相手ゴールを脅かす。前半7分に、福森のクロスを高い打点で合わせたジェイのヘッドは左ポストに当たって跳ね返ったが、左から白井が拾って押し込み、先制する。
しかし、相手のハイプレスと高速カウンターに手を焼く。粘り強く対応していたが、ゴール前の混戦から同点にされる。後半になると修正して、ゴールに迫る場面が増える。しかし、ポストに弾き返されたり、ゴール前でのねばり強い守備に阻まれて、勝ち越し点は奪えなかった。チーム合計14本のシュートを放つも、1点に終わった。
この試合の着眼点
宮沢と駒井がリーグ戦に復帰しました。さすが宮沢が入ると、落ち着きましたね。後半38分は、危険を察知してカバーリングでシュートをさせませんでした。駒井は当初進藤と交代予定だったのは驚きです。右側ならどこでも起用はありえますが、進藤の立場も絶対的ではなくなってきました。この一週間でどんな起用を考えてくるのか注目です。
過密な日程は終わり、今月はあと2試合。次週、7月13日(土)19時から、アウェイで大分トリニータ戦。終業式の 7月20日(土)は、13時から厚別で湘南ベルマーレ戦。真夏に向けて、チームとしてのトレーニングもしっかりできます。体勢整えて臨みましょう。
(10日 08:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/07/29号
勝ち越せず初戦敗退
北海道コンサドーレ札幌 2-4 HondaFC
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 33分 中村 桐耶
- 55分 藤村 怜
- HondaFC
- 13分 遠野 大弥(PK)
- 31分 遠野 大弥
- 65分 古橋 達弥
- 31分 池松 大騎
アンデルソン ロペス 岩崎 駒井 (ルーカス (ボランチへ) フェルナンデス) 白井 菅 (DFへ) 藤村 中原 (シャドーへ) (キム ミンテ) 中村 濱 宮沢 (檀崎) (左サイドへ) 菅野 sub:阿波加 本間 大和
この結果は、素直に受け入れましょう。ジャイアントキリング献上です。JFLでJへの門番になり、J3・J2並みの戦力といった前評判はダテではありませんでした。しかし、結果がすべての伝統のトーナメント戦においては、格下相手に足元をすくわれたにすぎません。
駒井と宮沢が実戦復帰したのは喜ばしいことです。駒井は果敢に攻めて相手守備を崩しにかかりましたが、周囲との連係が伴いませんでした。なにせ今季初戦でもあります。ターンオーバーで若手が多かったこともあり、持ち味を生かし切れませんでした。それ以上に痛かったのは、試合前のアクシデントで、先発予定の石川が急きょ欠場。左太もも裏に違和感があって、無理をさせませんでした。これでゲームプランが狂ってしまいました。
連戦とけが人で満身創痍なウチラでしたが、それ以上に相手が良いサッカーでした。アンデルソン ロペスを相手守備の背後に走らせて、相手の守備ラインを押し下げようとしましたが、臆することなくラインを押し上げてきました。中盤をコンパクトにしてセカンドボールをより多く拾っていました。これは見習わないといけないですね。スコアだけでなく、内容でも負けました。2得点のFW遠野大弥は、まだ3年目の20歳。ベテランのFW古橋達弥も健在です。
試合経過
互角の展開で進んで行ったところで、白井がかわされてチェックに行ったところで倒し、PKの判定。これを決められて先制される。25分にも、左ペナルティエリアのライン上で相手を倒して再びPK。ここは菅野が飛んでストップした。しかし6分後に、頭上を越すループシュートを決められ、2点目を失った。
この2分後に、相手のクリアボールをブロックした中村が、そのままシュートを決めてプロ初ゴール。ここからボールを保持してリズムを作った。ハーフタイムに、ルーカスフェルナンデスを投入。後半9分に、ルーカスフェルナンデスが持ち上がって前線にパスを送ると藤村につながり、これを相手DFを振り切りつつはがして同点ゴールを決めた。
16分にキムミンテを投入。しかし、21分に攻め込まれて、混戦か決められて再び勝ち越された。24分に檀崎を左サイドに起用してゴールを目指したが、決定機には至らず。41分に、セットプレーの流れから、こぼれ球を押し込まれた。終了間際に猛攻でゴールへ迫ったが奪えず、2回戦で敗退した。
この試合の収穫
得点を決めたのが、若手2人でした。プロ初ゴールです。今季は若手がなかなかチャンスを得られず目立った活躍がありませんが、これをきっかけに、リーグ戦も出場時間を伸ばしてほしいですね。
次は、7月7日(日)14時からドームで松本山雅FC戦。後半戦の初戦です。公式戦2連敗ですから、確実に勝ち点3を取りましょう。
(5日 20:30)