CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/05/10号
簡単に帰らせてくれず
徳島ヴォルティス 3-3 コンサドーレ札幌
得点者
- 徳島ヴォルティス
- 後4分 徳重(PK)
- 後29分 菅原
- 後32分 登尾
- コンサドーレ札幌
- 前18分 西
- 前19分 キリノ
- 後9分 キリノ
順位 | (第14節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 徳島ヴォルティス | 22 | 14 | 6 | 4 | 4 | 19 | 1.36 (7) | 14 | 1.00 (6) | 5 |
7 | コンサドーレ札幌 | 22 | 14 | 6 | 4 | 4 | 21 | 1.50 (5) | 20 | 1.43 (11) | 1 |
キリノ 岡本 クライトン 藤田 (砂川) 宮澤 ダニルソン (上里) (芳賀) 西 吉弘 チョウ 西嶋 (ボランチへ) 荒谷 sub:高原 上原
前半終了で2-0だったら、シロート目には楽勝だと思うでしょう。後半45分だけで見ると1-3で敗戦。勝ち点2を失いましたが、後半の勢いから、3-4で逆転負けを食らわなかっただけ、まだマシなのかもしれません。さすがに6・7位直接対決になると、易々と勝てません。
2点取ったところは鮮やかでした。クライトンのCKから西がヘディングで先制。その1分後に、クライトンのスルーパスにキリノが反応し、相手DFとGKを振り切って追加点。前半は中盤でのプレスが機能し、ほとんど決定機を許さずに申し分なく前半を終えました。しかし、それが90分間続けられるほど甘くない。ゴールデンウィーク、連戦の最後の試合なんですよ。疲労困憊、道内との温度差、それにココは四国ですぞぉ。アゥエーの戦い方、勝ち点をひとつでも多く獲ることではないですか?
相手は後半開始と同時にDF麦田を投入。根拠は明確じゃないけど、いゃ〜な予感がしました。テコ入れ策にはまって、西がMF佐藤を倒してPKを献上。1点差にされた5分後に、再びキリノ―クライトン―キリノのホットラインで突き放したときには、考えがあま〜いと言われようがココロの片隅で有頂天になりますよ。こんな展開ではセレッソ戦のようにもう1点取らないといけません。
ダニルソンの打撲、宮澤の足がつって運動量が落ちたことによる上里投入で思うような采配を揮えなかったこともあるが、六車・菅原を含めた交代選手を抑えきれなかったことがこの結果になりました。西をボランチに上げ、芳賀をサイドに入れたあたりから麦田の突破は抑えられましたが、逆に中央の守備が甘くなりました。DFラインの裏、DFとボランチの間をロングボールを入れて狙われるのは、昨年、一昨年と変わりません。逆転されてもおかしくない試合でした。
この試合の着眼点
なかなか勝てなかった3月から4月にかけての傾向が垣間見えたのが嫌ですね。追加点が入りそうではいらない。モタモタしている間に失点を重ねて同点にされる。ここまでのアゲ潮でいきましょうよ。うずしおにのまれてはいけません。
ハーフタイムにかなり話をして、特に立ち上がりは出来るだけシンプルにプレーしていくようにと指示が出ました。成果は見ての通りなので、ホームで出直し。修正たのむ。
(13日 00:40)