CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/07/06号
タナぼたの願いにならないこと
鹿島アントラーズ 2-0 北海道コンサドーレ札幌
- 鹿島アントラーズ
- 後半16分 師岡 柊生
- 後半21分 藤井 智也
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第22節 7/7現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 鹿島アントラーズ | 41 | 22 | 12 | 5 | 5 | 36 | 1.64 (2) | 25 | 1.14 (7) | 11 |
20 | 北海道コンサドーレ札幌 | 11 | 22 | 2 | 5 | 15 | 16 | 0.73 (20) | 43 | 1.95 (20) | -27 |
鈴木 小林 駒井 (大森) 原 田中宏 (青木) 馬場 大崎 (田中克) 中村 岡村 高尾 菅野 sub:中野 岡田 西野 出間 交代: 前半33分 大森(小林) 後半20分 青木(原) 後半20分 田中克(大崎)
クラブ史上ワースト 5試合連続無得点で8連敗。これは、12年の降格時に匹敵してきました。当時とちがうのは、今年はレギュラー9人がけがで、満足に闘えきれていないところです。出場しているメンバーで奮起するしかありません。
衝撃のオープニング
ウチラのキックオフ。3タッチ目の中村からのロングフィードが、相手キーパー前に入りました。反応した小林と、相手キーパーとディフェンダーが交錯。ボールは誰かに当たって、ゴールネットを揺らしました。小林とキーパーは倒れ込みました。判定は VAR が入ります。相手キーパーに当たってオウンゴールでもなく、攻撃側ファールでもなく、小林の手に当たってハンド。オンフィールドレビューがなかったら、どのような判定か想像つきません。ノーゴールでも今後の攻撃に期待できましたが、その小林が前半33分に、右太もも裏を痛めて交代になったのは痛かったです。
得点に肉薄した
得点への期待は、いくつもありました。あと 2〜3メートルくらいで決められなかったのですよ。前半45分の鈴木のシュートは、ディフェンダーにブロックされました。後半40分のFKに岡村が合わせたヘッドは、キーパーにはね返されました。後半48分は、ペナルティエリア手前からの田中克のパスに、青木が枠内にシュート。セーブされた直後に大森のシュートは左に外れました。ゴールが近いようで、とても遠いです。
フォワードの差
自分が1人でどうにかする。その思いでプレーしたい
。試合前に鈴木が語っていました。フォワードとして、強い気持ちと責任感は必要で、理解できます。同時に、ひとりの力だけでは、得点は生まれづらいです。このチーム状況では、誰でもいいので得点がほしいのですよ。どうすればチームで得点が入るかです。気になるシーンがありました。後半5分、鈴木がドリブルで前へ向かっているところに、相手ディフェンダー陣が立ちはだかりました。ゴール前に大崎が上がっていましたが、ゴールから遠い方の左の駒井にパス。しかし、受けた駒井も行き場 がなく、もっと囲まれて相手を倒さざるを得なくなりイエローをもらいました。鈴木は、前でふさがれたための選択でしょうが、駒井にしてもふさがれたのは同じ。大崎は前でボールを待っていたのに来なくて、頭を抱えていました。こういったところで、前へ向かう姿勢や、相手をあわてさせるプレーができるかで、差がつくのではないでしょうか。大崎へのループのクロスでなくとも、自分が1人でどうにかするなら、強引な突破を試みると、失敗しても納得できます。
フリーにさせてはダメ
そこで、2失点を見ると、簡単に危険なプレーをさせていました。鈴木優磨をフリーにさせたら、失点になりますよ。自らのシュートでなくとも、2得点にからんでいました。しかも、課題の後半、課題の失点直後です。
この試合の収穫
青木の復帰は、とっても喜ばしいことです。しかし、IN より OUT が多いのですよ。菅が右ふくらはぎに張りが出た影響で欠場。家泉も欠場。小林が負傷交代。駒井が累積警告で次節出場停止。いよいよ、選手のストックが底を突いてきました。
今週は連戦。7.10(水)19時からアウェーで、天皇杯 モンテディオ山形戦。そのあとは、強豪との連戦です。7.13(土)14時ドームのヴィッセル神戸戦のあとは、7.20(土)19時埼スタでの浦和レッズ戦。こちらは参戦予定です。まだまだ、終わっていません。勝利に向けて、最高の準備をしましょう。
(9日 06:50)