CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/03/17号
無失点はよかった
浦和レッズ 0-0 北海道コンサドーレ札幌
- 浦和レッズ
- なし
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第5節 3/17現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
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12 | 浦和レッズ | 5 | 5 | 1 | 2 | 2 | 3 | 0.60 (15) | 6 | 1.20 (8) | -3 |
13 | 北海道コンサドーレ札幌 | 4 | 4 | 1 | 1 | 2 | 6 | 1.50 (10) | 4 | 1.00 (4) | 2 |
アンデルソンロペス 駒井 金子 (高嶺) 菅 ルーカス フェルナンデス (青木) 宮沢 深井 (岡村) >>右CBへ 福森 キム 田中 ミンテ (ボランチへ) 中野小 sub:菅野 中野嘉 小野 中島
言われてみれば、ミシヤが就任してからの埼スタは、負けなしで無失点だったんですね。今年も負けなしで無失点はキープできました。攻めていたのに得点を挙げられなかったのは厳しいですが、攻撃陣に故障者が続出していることと、今季初の無失点なので、上出来とみなしたほうがいいでしょう。
中野小次郎がプロでリーグ戦デビューで無失点でした。前半42分は杉本のヘッドを、後半33分の田中達也のシュートを好セーブ。これは無失点に大きく寄与しました。存在感を示したのはこれだけでなく、効果的なビルとアップにも貢献。GK がボール回しに加わるのはもはや当たり前になってきていますが、相手のプレスを飛び越すキックにも長けていました。
そうなると勝ちに値するというよりも、勝たないといけないゲームです。5バック気味の相手を突破して得点を奪ってこその攻撃力ですよ。スカウティングされているので、開幕戦のような縦へのスピード感あふれる攻撃はなかなかな望めません。金子がワイドに開いてボールを受けるとチャンスになることが多いのですが、肝心な右サイドからの攻撃が左に比べて少なく、何より、サイドチェンジを防がれました。つないで、相手を崩してからのシュートはありましたが、徹底的に守られてはなかなかフィニッシュできません。そこがシュート6本に対して、倍近い11本放っても無得点の一因に思えます。
前半27分に金子が左のポストにはじかれミドルシュート。前半43分に金子がクロスバーを越えたシュート。後半41分に深井がヘッドで合わせたものの GK に対応されたヘッド。これだけ列挙すると、決定力不足のワードを出されかねませんが、対応されて思うように撃てなかったのかもしれません。ともかく、願うは流れの中でのゴール。だめならセットプレーからの得点です。
この試合の着眼点
今節も選手交代が難しい試合でしたが、今後につながる起用が二つ。後半36分に、青木が移籍後初のリーグ戦で右サイドへ。後半42分には、岡村は右ストッパーに入って、田中がボランチへ。短い時間ながらも、オプションになりうる働きでした。とりわけ、岡村が最終ラインに入ると、田中の攻撃力と展開力が生かせるはずです。
3月リーグ戦、カップ戦共にあと1試合ずつ。3.20(土)14時はドームに戻ってヴィッセル神戸戦。勝って、3月の勝率を5分にしましょう。3.27(土)14時からの駅スタで、ルヴァンカップ 第2節サガン鳥栖戦で3月は終わり。4月は、3日(土)14時のアビスパ福岡戦から。いい形で3月を終えて、弾みをつけましょう。
(18日 23:10)