CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/10/24号
無失点はよし
北海道コンサドーレ札幌 0-0 アビスパ福岡
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- アビスパ福岡
- なし
順位 | 第33節 10/24現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 43 | 33 | 12 | 7 | 14 | 41 | 1.24 (8) | 45 | 1.36 (14) | -4 |
8 | アビスパ福岡 | 47 | 33 | 13 | 8 | 12 | 38 | 1.15 (10) | 34 | 1.03 (7) | 4 |
ジェイ
(ドウグラス
オリヴェイラ)
チャナ 小柏
ティップ (柳)
青木 金子
(トゥチッチ)
駒井 荒野
(深井)
菅 高嶺 田中駿
菅野
sub:中野 西野 小野
試合前に、9月26日に亡くなったクラブ最高顧問・石水勲氏(享年77)へ黙とう。この場に、前寛之と奈良がいたのは縁を感じますが、試合は別。ルーカス・フェルナンデスの右眼窩(がんか)底骨折と、宮沢の左腓腹(ひふく)筋(ひふくきん)肉離れが発表になりました。福森は出場停止。メンバー構成が厳しいことには代わりありません。クリーンシートはよかったのですが、ホーム5戦連続で無得点に終わりました。
長所を消された
互いに、3-4-2-1 の布陣。相手は、今季初めての選手配置で試合に入りました。ミラーゲームなると劣勢ぎみになるところを狙われましたね。開始から潰し合いでなかなか攻めれません。なにせ前半のシュートゼロなのは驚きです。ピンチがほとんどなかったせいか、もどかしさをあまり感じなかったのが救いでした。相手の長谷部監督は、相手の長所を消すところ。攻撃が多彩なので、そこで簡単に自分たちがやられないように、相手が気持ちよく攻撃できないように、準備して当ててみました。
、と、語っています。守られて攻めきれなかった試合を思い起こしました。
シュートを打てなかった
希望がなかったわけではありません。高嶺は体を張って守り、荒野は動き回って、気の利いたプレーを心がけようとしていました。チャナティップの抜け出しは脅威を与え続けていました。決定機は前半31分。青木が自陣から縦パス。これに小柏が反応して、相手のディフェンスラインの裏へフリーで走り込んでキーパーをかわしたところまではよかったのですが、ペナルティエリア右で足を滑らせて、シュートを打てません。後半2分には、相手のキックミスをチャナティップがカットし、ドリブルで駆け上がってシュートを放つが、ゴール右へ。貴重なチャンスをモノにできないと厳しくなります。
菅野がビッグセーブ
この1分後には大ピンチ。抜け出されて1対1になったところで撃たれたシュートを左手でセーブ。これは、反応だけで止められるものではありません。かけひきや、自らの動きを我慢してのセービングです。このプレーで勝ち点を拾ったと言っても、言い過ぎではありません。
スコアは動かず
後半17分に柳が入り、30分には、深井とディエゴオリヴェイラを投入。果敢な動きも好機は生まれず。44分には、トゥチッチが入りました。相手の11本を下回わる、シュート4本は、相手の出来を考えると仕方なかったのかもしれません。スコアレスで終えて、勝ち点1を拾えただけで上出来なのでしょう。
この試合の着眼点
深井が戻ってきました。全般的に運動量が落ち気味のときに、守備面で貢献してくれたのは大きかったです。こうして見るとゼロに抑えるには、最後まで守備の強度が落ちないことですね。この試合では、前寛之にいいところで抑えられました。そういった場面を見せられると、ボランチと最終ラインの選手層を厚くしておきたいですね。
試合間隔が変則になります。11.3(水)16時からドームで湘南ベルマーレ戦。その3日後の11.6(土)14時から、アウエーで清水エスパルス戦。さらに間隔があいて、11.20(土)14時、アウエーでサガン鳥栖戦。残りは5試合。大切に戦いましょう。
(26日 20:30)