CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/18号
数的優位でシュートを
ヴィッセル神戸 1-0 北海道コンサドーレ札幌
- ヴィッセル神戸
- 22分 中坂 勇哉
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
順位 | 第29節 9/18現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | ヴィッセル神戸 | 51 | 28 | 14 | 9 | 5 | 42 | 1.50 (4) | 26 | 0.93 (4) | 16 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 39 | 29 | 11 | 6 | 12 | 35 | 1.21 (8) | 40 | 1.38 (14) | -5 |
トゥチッチ
(ドウグラス
オリヴェイラ)
荒野 金子
(ジェイ)
青木 ルーカス
フェルナンデス
高嶺 駒井
(柳)
菅 宮沢 田中駿
菅野
sub:中野 中村 岡村 小野
相手のシュート数4本に対して14本。後半だけで、2本に対して9本放ちました。相手指揮官や選手、そしてどの選評を見ても、ペースを握って崩して相手の思うようなサッカーをさせなかったと評されています。しかし、内容で勝って勝負で負けるのは、一つもうれしくありません。勝ち点3だけを相手に持っていかれました。
序盤から攻めた
金子が2列目で駒井がボランチ。青木が左サイド。ドリブルが得意な選手でいっぱいです。運動量豊富な荒野が2列目に入り、テクニックと突破のルーカスフェルナンデスが右サイド。これだけのメンバーが揃って、攻撃に期待できないわけがありません。こうして見ると、足りないのはスピードですね。小柏が再び負傷欠場になったのは痛かったです。トゥチッチが2試合連続で先発出場。センターフォワードとしてゴール前中央で張るタイプです。前半14分には難しいクロスをうまくボレーで合わせましが、ゴール上へた。あとはゴールだけですが、ドリブラーやクロスが得意な選手に合わせるにはもう一歩でしょう。
一瞬の隙で失点
守備陣も相手の強力フォワードをよく抑えていました。危ないピンチは試合を通しても少なかったのですが、弱点を突かれました。 前半22分、相手 GK からのロングボールからでした。左サイドに送られ、菅が振り切られました。マイナス気味に折り返されて、ゴール前へ走り込んだ MF 中坂にに流し込まれました。逆襲で、守備に多くの人数がいたわけではありません。パス回しでも強力フォワードで取られたわけでもなく、間一髪の隙で決められたのは信じられない気持ちでした。
後半はもっと迫ったが
先制されると、相手は守備の強度を高めて、無理に攻撃に出てこなくなりました。対して、攻撃の姿勢は変わりません。後半に入っても、この構図は変わらず、攻めても防がれました。後半17分に、トゥチッチに代わって、強さと献身さがあるドウグラスオリヴェイラが入ります。前節のゴールを期待せずにはいられません。23分には、ドウグラスオリヴェイラのキープから決定機。荒野、駒井と渡って、再びドウグラスオリヴェイラへ。シュートを放つもファインセーブに阻まれ、こぼれ球に反応した青木がシュート撃ちましたが、枠の左に外れました。27分と32分にもドウグラスオリヴェイラが絡んでチャンスを作り、吠えていました。しかし、相手が守備に人数をかけていると、どうしても守られてしまいます。37分にジェイ、41分に柳がそれぞれ入りましたが、肝心のゴールだけが足りませんでした。
この試合の収穫
これぞリアリズムといった試合を見せつけられました。シュート数ではないのですよ。ゴール数なのですよ。何せ、人数をかけて守るのをこじ開けるのは、容易ではありません。人数がそろっていない時にシュートを撃つ方が、得点の確率が高まります。
次は、9.26(日)13時から、ドームでサンフレッチェ広島戦。10月は、アウエー2連戦から。10.2(土)19時ガンバ大阪戦。一週空いて、10.16(土)19時横浜F・マリノス戦。早いもので、残り9試合です。まず、勝ち点40台。そして1桁順位へ。
(20日 21:40)