CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2012/10/20号
価値ある無失点ドロー
コンサドーレ札幌 0-0 鹿島アントラーズ
得点者
- コンサドーレ札幌
- だれかいれるべし
- 鹿島アントラーズ
- なくてよろし
順位 | 第29節 10/20現在 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | コンサドーレ札幌 | 14 | 29 | 4 | 2 | 23 | 22 | 0.76 (18) | 71 | 2.45 (18) | -49 |
13 | 鹿島アントラーズ | 38 | 29 | 10 | 8 | 11 | 42 | 1.45 (6) | 37 | 1.28 (8) | 5 |
大島 (テレ) 岡本 古田 (榊) 岩沼 芳賀 山本 前 宮沢 河合 櫛引 高原 sub:杉山 小山内 荒野 砂川
ひさびさに無失点です。守備の時間が長いと攻撃に行けないだけでなく守備が耐えきれなくて失点してしまいましたが、今回は耐えきりました。できるようになりました。
幾度の負傷から昨年8月以来のスタメンを得た芳賀を始めとして、総じて守備でがんはりました。しかしPKを止めた高原には及びません。赤池コーチとビデオを観た成果が出ました。3倍以上の17本のシュートを打たれても無失点に抑えられたのは、神がかりなセーブ連発のおかげです。
一方で攻撃はというと、シュートを5本も打てました。ボールを回されつづけて、前戦の大島・岡本・古田が早めにプレッシャーを与えに行きます。押され続けているので反撃できません。降格が決定する前までは、なにがなんでも勝ち点3だったのでリスクを冒して返り討ちに遭いましたが、今は現実的な戦いです。一人少なくてスコアレスドローなら自信になります。
試合経過
立ち上がりから相手の勢いがある攻撃に押される。いつ失点を喫してもおかしくない状況の中、前半24分にPKを献上。興梠のPKを高原が左に横っ跳びしてセーブした。
後半も怒涛の攻撃を体を張って跳ね返す図式は変わらず。攻撃は遠目からシュートを打つのが精一杯。36分に櫛引に2枚目のイエローカードが出て、10人での戦いを強いられる。猛攻をしのぎきって、スコアレスドローに持ち込んだ。
この試合の着眼点
前節ベンチ外のハモンとテレを入れました。降格が決まって来期契約の仕分けの時期でもあります。テレがロスタイムに投入されただけでしたが、今後もチャンスがあるのか。逆に内村・前田・高木純平・日高がベンチ外です。けがなのかどうか定かではありませんが、出場機会があるのか気になります。
降格が決まってから勝ち点4。早くやっていろよ、と、嘆きたくもなりますが、この好調はアダ花ではありません。来年の戦いはすでに始まっています。過去に天皇杯で好成績を収めて翌年昇格を果たした例がいくつもあります。監督や選手の契約といった不確定要素を言うのはナシです。ユース上がりのイキのいい選手たちがいるじゃありませんか。それは来季のアドバンテージに成り得ます。
(23日 0:00)