CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2019/07/03号
勝ち越せず初戦敗退
北海道コンサドーレ札幌 2-4 HondaFC
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 33分 中村 桐耶
- 55分 藤村 怜
- HondaFC
- 13分 遠野 大弥(PK)
- 31分 遠野 大弥
- 65分 古橋 達弥
- 31分 池松 大騎
アンデルソン ロペス 岩崎 駒井 (ルーカス (ボランチへ) フェルナンデス) 白井 菅 (DFへ) 藤村 中原 (シャドーへ) (キム ミンテ) 中村 濱 宮沢 (檀崎) (左サイドへ) 菅野 sub:阿波加 本間 大和
この結果は、素直に受け入れましょう。ジャイアントキリング献上です。JFLでJへの門番になり、J3・J2並みの戦力といった前評判はダテではありませんでした。しかし、結果がすべての伝統のトーナメント戦においては、格下相手に足元をすくわれたにすぎません。
駒井と宮沢が実戦復帰したのは喜ばしいことです。駒井は果敢に攻めて相手守備を崩しにかかりましたが、周囲との連係が伴いませんでした。なにせ今季初戦でもあります。ターンオーバーで若手が多かったこともあり、持ち味を生かし切れませんでした。それ以上に痛かったのは、試合前のアクシデントで、先発予定の石川が急きょ欠場。左太もも裏に違和感があって、無理をさせませんでした。これでゲームプランが狂ってしまいました。
連戦とけが人で満身創痍なウチラでしたが、それ以上に相手が良いサッカーでした。アンデルソン ロペスを相手守備の背後に走らせて、相手の守備ラインを押し下げようとしましたが、臆することなくラインを押し上げてきました。中盤をコンパクトにしてセカンドボールをより多く拾っていました。これは見習わないといけないですね。スコアだけでなく、内容でも負けました。2得点のFW遠野大弥は、まだ3年目の20歳。ベテランのFW古橋達弥も健在です。
試合経過
互角の展開で進んで行ったところで、白井がかわされてチェックに行ったところで倒し、PKの判定。これを決められて先制される。25分にも、左ペナルティエリアのライン上で相手を倒して再びPK。ここは菅野が飛んでストップした。しかし6分後に、頭上を越すループシュートを決められ、2点目を失った。
この2分後に、相手のクリアボールをブロックした中村が、そのままシュートを決めてプロ初ゴール。ここからボールを保持してリズムを作った。ハーフタイムに、ルーカスフェルナンデスを投入。後半9分に、ルーカスフェルナンデスが持ち上がって前線にパスを送ると藤村につながり、これを相手DFを振り切りつつはがして同点ゴールを決めた。
16分にキムミンテを投入。しかし、21分に攻め込まれて、混戦か決められて再び勝ち越された。24分に檀崎を左サイドに起用してゴールを目指したが、決定機には至らず。41分に、セットプレーの流れから、こぼれ球を押し込まれた。終了間際に猛攻でゴールへ迫ったが奪えず、2回戦で敗退した。
この試合の収穫
得点を決めたのが、若手2人でした。プロ初ゴールです。今季は若手がなかなかチャンスを得られず目立った活躍がありませんが、これをきっかけに、リーグ戦も出場時間を伸ばしてほしいですね。
次は、7月7日(日)14時からドームで松本山雅FC戦。後半戦の初戦です。公式戦2連敗ですから、確実に勝ち点3を取りましょう。
(5日 20:30)