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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/10/2号

下を向いても意味がない
産みの苦しみ味わい出直しだ

ロアッソ熊本 2-0 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第38節 10/30現在 得点失点得失最大勝点
1 北海道コンサドーレ札幌 78 38 23 9 6 58 1.53 (2) 29 0.76 (2) 29 90
2 松本山雅FC 75 38 21 12 5 55 1.45 (4) 28 0.74 (1) 27 87
3 清水エスパルス 72 38 21 9 8 75 1.97 (1) 33 0.87 (4) 42 84
4 セレッソ大阪 69 38 20 9 9 58 1.53 (2) 42 1.11 (10) 16 81
5 ファジアーノ岡山 63 38 17 12 9 52 1.37 (5) 36 0.95 (5) 16 75
6 京都サンガF.C. 63 38 16 15 7 45 1.18 (10) 31 0.82 (3) 14 75
15 ロアッソ熊本 43 38 11 10 17 36 0.95 (20) 49 1.29 (14) -13 55

   内村    都倉    上原
   (菅)
           
  堀米  宮沢  前寛  前貴
             (神田)
 
   福森    増川    永坂
           (ジュリーニョ)
                  (左MFへ)

       ク・ソンユン
         
sub:金山 菊地 石井 河合

今季38試合目にして初の連敗。ミスで失点しました。3試合連続2失点で立て直せません。昇格決定に向けて産みの苦しさがあり、越えなきゃいけない壁に当たっています。でも、これまでやってきた蓄積がありますから、悲観することはありません。

マセードが負傷再離脱で、やりくりしなくてはいけないのですが、今回は裏目になりました。1トップ2シャドーが悪いのではありません。問題はその後方で、右サイドがスッカスカでは、やられ放題になります。上原の後方には、久々先発の前貴と永坂で、連携は未知数。永坂は菊地に代わって起用されましたが、2失点に絡んでしまいました。後半7分にも清武を倒して、2枚目を覚悟しました。出場時間を通じても、永坂自身のプレーはほめられたものではありませんでしたが、負荷がかかってこらえきれない面もあり、情状酌量の余地はあります。左は堀米と福森が締めていますが、攻撃になると福森が前に行けず堀米が孤軍奮闘せざるを得ない場面が目立ちました。

中盤も宮沢と前兄弟の3人が集まるきらいがありました。前線との距離も空き気味です。そうなると、堀米から上原へのロングフィードくらいしかチャンスを作れません。これでは、1トップ2シャドーも相手の厳しいプレスにかかってしまいます。後半は多少押し上げた攻撃が見られましたが、その頃の相手は守備重視になっていました。このオプションを試すなら、はマセードがいるときのほうがよさそうです。

試合経過

立ち上がりから相手の出足の良い攻撃に押される。10分に永坂が相手を引っ張り倒してPK献上。先制されてからも強いプレスに反撃がままならず、厳しい展開を強いられる。前半はシュート0本で終えた。

後半開始直後の上原のヘッドが最初のシュート。前半よりもボール回りが良くなって反撃を伺うも、逆に右サイドを崩されて追加点を許す。その直後に、神田とジュリーニョを同時投入。32分には菅も投入したが、1点が遠かった。

この試合の収穫

昇格には苦しみを伴い、乗り越えないといけない壁がある、と、思い知らされました。余力を持って上がりたいですが、現状負傷者も多く、簡単にはいきません。永坂と前兄弟にとっても試練の一日でした。

ここまで来たら、これまでやってきたことを信じて進んだほうがいいですね。せめて河合アニキ注入くらいがいいんですよ。新たなことよりも、これまでのことを確実にやっていきましょう。残りは4試合。勝ち点7を取れば、自力で昇格。

(1日 20:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/10/10号

ドームで勝てるつもり一転
確実に決めなきゃ勝てん

北海道コンサドーレ札幌 1-2 東京ヴェルディ

 得点者

第37節 10/22現在 得点失点得失最大勝点
1 北海道コンサドーレ札幌 78 37 23 9 5 58 1.57 (2) 27 0.73 (1) 31 93
2 松本山雅FC 72 37 20 12 5 54 1.46 (4) 28 0.76 (2) 26 87
3 清水エスパルス 69 37 20 9 8 71 1.92 (1) 33 0.89 (4) 38 84
4 セレッソ大阪 68 37 20 8 9 56 1.51 (3) 40 1.08 (9) 16 83
5 ファジアーノ岡山 63 37 17 12 8 52 1.41 (5) 34 0.92 (5) 18 78
6 京都サンガF.C. 60 37 15 15 7 43 1.16 (11) 31 0.84 (3) 12 75
16 東京ヴェルディ 41 37 10 11 16 37 1.00 (16) 50 1.35 (16) -13 56

     内村        都倉
    (永坂>DFへ)
	
           中原
          (上原)
		 
  堀米  宮沢  前寛  マセード
             (神田)
 
   福森    増川    菊地
          (FWへ)
		 
       ク・ソンユン
         
sub:金山 河合 石井 菅

そりゃ連勝はいづれ止まるものですが、よりによって開幕戦に負けた相手に再びやられるものほどくやしいことはないですよ。ホームゲームでの連続無敗記録は「23」でストップして、J2新記録達成ならず。それはいいんです。次は新記録を作りましょうよ

弱点があらわになりました。2試合連続2失点です。ヨミウリらしくドリブルを多用した攻撃から一転して、DFラインの裏を狙ったフィードでやられました。奇襲に近い状況でしたが、独特のリズムで攻めてくる攻撃といい、対応できないとやられます。一対一になったとき、ソンユンの位置が高めだったのも関係あったのでしょうか。2失点目も、ソンユンは前に出てセーブが及びませんでした。もっとも、菊地の寄せが甘かったところで勝負はありましたが。

そもそも、相手の3倍以上の19本のシュートを放って、得点が福森の直接FKだけなのが大問題です。バーの上やポストに直撃もありました。ジュリーニョやヘイスがいないとこの体たらくでは、昨年と一緒です。確実に決めないとヤバいです。

試合経過

開始から押し気味の展開。9分に都倉がネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールならず。その後も優勢に進めたが、中盤からのフィードをディフェンスラインの背後で受けたFW高木大に先制された。

流れを変えようと後半11分に、中原に代えて上原を投入。しかし、その4分後に右サイドからのクロスボールへの対応を守備陣が誤ったところを、ボールを巧みにコントロールしたドウグラス・ヴィエイラに増川に当たりながらもシュートを押し込まれた。後半32分に、ゴール正面約25メートルの位置から福森が直接FKを決めて1点差。その後は互いに攻め合い、43分には永坂を起用して最終ラインに入って、増川を最前線に据るパワープレーに出たが、あと一歩及ばなかった。

この試合の収穫

4分と表示されたアディショナルタイムでの勝利への執念を感じました。増川大作戦が登場です。何度も競り勝って、ヘディングシュートを撃ちました。都倉とのツインタワーは迫力満点です。相手に凄まじい脅威をあたえたでしょうが、足りないのは肝心の得点だけでした。

最短決定は、ドームに会場変更になった11/3(木・祝)カマタマーレ讃岐戦になりました。2連勝して、3位のチームが1勝1分になれば決定です。完全自力決定なら、11/6(日)徳島ヴォルティス戦。残りは5試合です。連敗で3戦連続勝ちなしは避けるべし。

(25日 00:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/10/16号

アウェイでやっと得点
しかし勝ち点2をのがす

愛媛FC 2-2 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第36節 10/16現在 得点失点得失最大勝点
9 愛媛FC 48 36 10 18 8 35 0.97 (18) 35 0.97 (6) 0 66
1 北海道コンサドーレ札幌 78 36 23 9 4 57 1.58 (2) 25 0.69 (1) 32 96
2 松本山雅FC 71 36 20 11 5 53 1.47 (4) 27 0.75 (2) 26 89
3 セレッソ大阪 67 36 20 7 9 54 1.50 (3) 38 1.06 (7) 16 85
4 清水エスパルス 66 36 19 9 8 69 1.92 (1) 33 0.92 (5) 36 84
5 ファジアーノ岡山 63 36 17 12 7 51 1.42 (5) 32 0.89 (4) 19 81

     内村        都倉
    (上原)
           神田
          (中原)
		 
  堀米  宮沢  前寛  石井
  (菅)
 
   福森    増川    菊地
         
       ク・ソンユン
         
sub:金山 永坂 河合 前貴

四の国では、なかなか勝てないですなぁ。幸先よく先制しましたが、終わってみれば逃げ切れずにドロー今季全チームからの勝利はなくなりました。8/14から9戦負けなしですが、アウェイで勝てていないから最長2連勝なのですよ。悲観しなくていいけれども、気になるところはあります。

内村が10試合ぶり10ゴール目。神田が今季初スタメン。後を受けた中原がようやくリーグ戦初ゴール。これだけ良い出来事が多いのに勝ち星がついてこなかったのですから、負けに近い気持ちになってしまいますよね。

しかし、今節はヘイスが負傷欠場。誰を起用するか迷ったと思われます。後半には、ソンユンとFW阪野との一対一が2度ありました。間違いなくGKの力で勝ち点を手にした試合です。後半スタミナ切れで動きが悪く、前半のうちに追加点をとれなかったことが響きましたから、引き分けが順当だったのでしょう。もったいないゲームでした。

試合経過

立ち上がりから相手陣内に攻め込み、何度もゴールを脅かす。26分に、都倉のシュートはミートしなかったがスルーパスになり、内村が裏に抜け出して押し込み先制した。に成功。その後も攻め続けて一方的な展開になったが、追加点を奪えずに試合を折り返した。

後半は逆の展開になり、2トップから1トップ2シャドーへシステム変更した布陣に手を焼く。DFラインとGKの間を狙われて同点にされた直後に、中原がペナルティエリア手前から決めて勝ち越す。しかし、FKの跳ね返りをミドルで決められて、再び同点にされた。4分のアディショナルタイムに入っても互いに激しい攻撃を仕掛けたが、勝ち点1を分け合った。

この試合の着眼点

けが人対応と後半ガス欠問題にはラッキーボーイが不可欠です。やっと候補が名乗り出ました。神田と中原には神ってもらいましょうよ。過去には奈良、岡本、西、石井か出てきました。

10/22(土)ドームの東京ヴェルディに勝って、10/30(日)アウェイロアッソ熊本が最短での決定。11/3(木・祝)ドームに会場変更になったカマタマーレ讃岐戦まで取っておこうとは思えませんが、荒野とマセードが実戦復帰しました。スカッと2つとりましょう。

(19日 01:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/10/24号

J2リーグ記録タイ
23戦連続ホーム負け無し

北海道コンサドーレ札幌 1-0 水戸ホーリーホック

 得点者

第35節 10/08現在 得点失点得失最大勝点
1 北海道コンサドーレ札幌 77 35 23 8 4 55 1.57 (2) 23 0.66 (1) 32 98
2 松本山雅FC 68 35 19 11 5 50 1.43 (4) 27 0.77 (2) 23 89
3 セレッソ大阪 66 35 20 6 9 53 1.51 (3) 37 1.06 (7) 16 87
14 水戸ホーリーホック 41 35 9 14 12 37 1.06 (12) 37 1.06 (7) 0 62

     内村        都倉
    (上原)
          ヘイス
          (中原)
		 
  堀米  宮沢  前寛  石井
                   (小野)
 
   福森    増川    菊地
         
       ク・ソンユン
         
sub:金山 永坂 河合 上里

気温16.7度。先週と15度差。曇りで肌寒い天候でしたが、厚別は気温差以上に熱かったでしょう。最少スコアでも、それ以上の力の差を相手は感じていたようでした。これで、J2リーグ記録タイの、23戦連続ホーム負け無し。今季はホーム負けなしで11連勝です。

ヘイスが6得点目です。マセード離脱中、ジュリーニョが肉離れと発表になった中、助っ人孤軍奮闘。ゴールのシーンは、決してきれいな形ではなく、むしろ体制を崩しながらのシュートでしたが、GKの逆に蹴って決まりました。この他にも、都倉と連動して、何度もゴールを脅かしています。

選手交代らしい交代は後半32分に上原を投入したのみでしょう。後半47分に中原、49分に小野をそれぞれ投入しましたが、これはアディショナルタイムは4分と表示されていて、時間稼ぎ黙認のための交代でしょう。そんな余裕があった試合だったと推測できます。

試合経過

開始直後から細かいパスをつないで相手ゴールに迫る。5分にはヘイスのFKはGKに触られ、これで得たCKもゴールにならなかったが、ボールキープした宮沢からの左クロスをヘイスが右足でトラップし、ボールを浮かしボレーシュートを放ちゴールネットを揺らして先制した。その後は相手にボールを保持されても前に進ませない展開が続いて、1点リードで前半を終える。

後半になると相手が攻め込む場面が増え、21分にこの日初めてシュートを撃たれるが、GKソンユンを中心に要所で守り切る。相手のシュートを3本に抑えて、最少得点で勝ち点3をモノにした。

それでも苦言をいわせろ

J1で戦うには、J2で余力を持って勝つべし。スコア以上の差があったなんてお褒めの言葉よりも、数字にも残ってほしいです。決して駄目ではありませんが、ついつい物足りなく思えてしまします。

次はあと二つある四国でのゲームです。16日(日)愛媛FC戦はアウェイ無得点未勝利の記録を止めるには難しい相手ですが、自動昇格に向けて関門の一つです。残り7試合。3位のチームが全勝しても、3勝1分けで2位以内確定。2位のチームが全勝しても、4勝1分けで優勝。最短で10/30に2位以内確定になりますが、それには一戦ずつ確実に。

(10日 14:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/10/30号

スコアレスドローだけれども
アウェーも勝とうよ

ギラヴァンツ北九州 0-0 北海道コンサドーレ札幌

 得点者

第34節 10/02現在 得点失点得失
22 ギラヴァンツ北九州 29 34 6 11 17 34 1.00 (16) 52 1.53 (21) -18
1 北海道コンサドーレ札幌 74 34 22 8 4 54 1.59 (2) 23 0.68 (1) 31

       内村            都倉
      (小野)
               ヘイス

 ジュリーニョ 宮沢  前寛   石井
   (神田)                 (上原)
 
       福森     増川     菊地
         
            ク・ソンユン
         
sub:金山 永坂 河合 堀米

最下位に低迷する相手でも、難しい戦いを強いられるのがJ2。そんなことを再認識されられました。相手は西嶋復帰前節6位サンガ相手にスコアレスドロー。調子が上がってきているのです。降格争いするようなチームではない力を持っているのです。決して、30.5の気温のせいにしてはいけません。

アウェーでの戦いが問題になってきました。4戦連続無得点・未勝利です。これまで順位的にやむを得なく見ていましたが、さすがに見過ごせなくなってきました。シュート14本ですが、肝心のゴールが決まりません。早いうちに先制しないと苦しくなる問題も露呈しました。暑さで後半になると、運動量が落ちてきました。ソンユンのおかげて助かりましたが、そういったところが、両者共に勝ち点2を落とした感が強いもどかしさ感いっぱいの試合でした。

試合経過

開始直後から相手ゴールに迫るが、GKのセーブやクロスバーに弾かれて先制できず。次第に反撃を受けるようになるが、互いに決め手を欠いて、スコアが動かずに前半を終える。

後半も猛攻を仕掛けるが、ポストに阻まれるなど得点できないまま進む。21分に小野、31分に上原、40分に神田をそれぞれ投入するが、打開できなかった。両者無得点のまま勝ち点1を分け合った。

この試合の着眼点

都倉は3試合連続ノーゴール内村は8試合連続ノーゴール。マークが厳しくなるとなかなか点を取れなくなります。FWの4人以外で最近得点を挙げているのは石井くらい。攻撃どころでないのかもしれませんが、チームに勢いをつける第5の刺客がほしいです。ラストスパートには欠かせません。

次節は10月8日(土)、厚別での水戸ホーリーホック戦。今シーズンも残り8試合。これで6位以内確定。これは通過点で、興味ありません。2位以内確保にはあと5勝。カウントダウンが始まっていますが、その前にスカッと秋晴れのような勝ち点3を。

(5日 00:00)