CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/09/26号
ダメ試合はダメだ
北海道コンサドーレ札幌 0-2 サンフレッチェ広島
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- サンフレッチェ広島
- 3分 佐々木 翔
- 84分 ドウグラス ヴィエイラ(PK)
順位 | 第30節 9/26現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 北海道コンサドーレ札幌 | 39 | 30 | 11 | 6 | 13 | 35 | 1.17 (10) | 42 | 1.40 (14) | -7 |
10 | サンフレッチェ広島 | 42 | 31 | 10 | 12 | 9 | 37 | 1.19 (8) | 31 | 1.00 (7) | 6 |
小柏
荒野 金子
(ドウグラス
オリヴェイラ)
青木 ルーカス
(トゥ フェルナンデス
チッチ)
高嶺 駒井
(柳)
菅 宮沢 田中駿
菅野
sub:中野 中村 柳 岡村 小野
コンサドーレオフィシャルサポーターに就任した、我らがミスターこと鈴井貴之さんが、一生コンサドーレしますと宣言。北海道コンサドーレ札幌OB会が発足し、25周年に花を添える話題でいっぱいでしたが、肝心の試合はダメ試合でした。ホームで4試合連続無得点はキツイです。
痛い開始2分の失点
小柏が復帰して得点力に期待しましたが、発揮する前に望みを打ち砕かれました。なかなかボールを保持できません。攻め込んでも前線でボールを奪われて、反撃を受けます。その流れで決定機を作られ、コーナーキックを与えます。これはシュートを撃たれ、高嶺に当たって跳ね返ったところを押し込まれました。菅野はノーチャンス。しかし、荒野でボールが収まらずに奪われたことと、そのあとのセットプレーでクリアと寄せが甘くて先制を許したことは重いです。何より、開始3分にリードを許したことが、とても重くのしかかりました。
ゴールネットをゆらしたが
そうなると、相手は守るだけになってしまいます。互いに 3-4-2-1 のミラーゲームになるからなのでしょうか、前線だけでなく中盤でもつぶされて、いつもよりもボールを持てません。攻めても。9人で守られ、シュートも読まれます。打開するには、ドウグラスオリヴェイラのパワーと献身さなのでしょう。後半開始と同時に入ると、攻める時間が増えました。後半6分には、一瞬の歓喜です。金子が GK をかわして体勢を崩しながら打ったシュートはネットを揺らしましたがオフサイド。判定は残念でしたが、文句なしの崩しで、希望が湧いてきました。
VAR で PK の判定
後半26分にはトゥチッチを投入して、同点を目指します。その3分後には、菅が左サイドの敵陣深くからグラウンダーのクロス。ニアサイドで DF に当たりGK に防がれましたが、可能性を感じました。しかし、このあと、カウンターを狙われます。32分はクロスバーに助けられましたが、相手の人数をかけた守備と比べると、明らかに人数が足りていません。その3分後に、菅とドウグラスヴィエイラがペナルティエリア内で接触。一旦はプレーが続いたものの、オンフィールドレビューで PK の判定。1点が遠い状況で2点差では、とても重かったです。しかし、反撃されるとき人数が整う前に攻められては、追加点の献上は必然だったのかもしれません。
この試合の収穫
試合ごとに、ドウグラス・オリヴェイラの存在感が増していることですね。積極的に走り回って、相手守備を慌てさせました。苦しいときの切り札として取っておきたい考えも理解できるのですが、先発起用はないのでしょうか。高い選手が出る前に先制したかった。という相手の言葉を聞くと、変化なり工夫が必要と思えるのです。
これまでと同じことを続けるのは賛成。しかし、ブレずに続けるだけでもダメでしょう。上積みとバリエーション増加しましょ。とにかく、守備のレベルアップは必須。攻撃も、今のテンポでは、かんたんに守られます。選手起用だって、けが人続出でない袖は振れませんが、メンバー入り選手を活用しましょうよ。同じような戦い方や選手起用だけでは、スカウティングでたやすく丸裸にされてしまいます。
月が替わります。心機一転です。10月は、アウエー2連戦から。10.2(土)19時ガンバ大阪戦。一週空いて、10.16(土)19時横浜F・マリノス戦。早いもので、残り8試合です。まず、勝ち点40台。そして1桁順位へ。
(27日 23:50)