CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2014/05/31号
負けられない厚別開幕戦
コンサドーレ札幌 1-1 アビスパ福岡
得点者
- コンサドーレ札幌
- 後48分 パウロン
- アビスパ福岡
- 後37分 石津
第16節 5/31現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | コンサドーレ札幌 | 20 | 16 | 5 | 5 | 6 | 16 | 1.00 (13) | 15 | 0.94 (6) | 1 |
15 | アビスパ福岡 | 20 | 16 | 5 | 5 | 6 | 19 | 1.19 (7) | 23 | 1.44 (20) | -4 |
内村
石井 前田 宮沢
(中原)
上里 河合
(砂川) (チョン ソンフン)
上原慎 奈良 パウロン 小山内
金山
sub:杉山 上原拓 菊岡 ヘナン
最後の笛が鳴るまで同点を信じつつも、心のどこかであきらめていた方も多いことでしょう。聖地厚別開幕戦は昨年もJ1だった一昨年も負けていないのです。価千金のパウロンのゴールでした。
前半はサッカーにならなかった
との監督のコメントに集約されています。DFラインはビルドアップさせてくれません。パスコースは消され、中盤は仕事をさせてくれず、相手のDFラインには高さで封じられる。ウチラの特徴を徹底的に消してきました。前半のシュートはたったの2本です。
このような具合ですから、決定機どころかチャンスを作るのも容易ではありません。残り1分のパウロンの得点は、左足をつっていたため、セットプレーの流れでDFラインに戻らずに前線に残っていたためです。 砂川のロングボールを上原慎が頭で落とし、パウロンの右足からのシュートが、相手DFに当たりゴールになりました。こうして見ると、勝負運は最後まで残っていたと感じます。
試合経過
前半から相手に中盤を支配される苦しい展開。前節のDFラインの押し上げもできなくなっていた。後半開始と同時に展開力のある砂川を投入して打開を試みる。スコアレスのまま時間が進んだが、後半37分にボールを繋がれて先制を許す。敗色濃厚だったが、アディショナルタイム3分に上がっていたてパウロンが、右足で同点に追いついた。
この試合の着眼点
マリヤンプシュニク監督が語ったように、ウチラは新しいやり方はないのでしょうか。主力がブロックされて中盤でプレーさせてもらえなかったら、それだけで機能不全ですよ。相手から見たらつなげないようにするだけと思われているフシを感じます。しっかりつなぐところとシンプルに蹴るところの使い分け
は奈良も指摘しているところです。
アウェー2連戦ですが、下位チームとの3連戦でもあります。守備重視で固めてくることと、この試合をしっかりスカウティングしてくることを考えると、厳しい戦いになることは間違いありません。臨機応変な戦いを願います。
(3日 19:00)