CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/04/15号
霧の中から出るぞぉ
ザスパ草津 1-2 コンサドーレ札幌
得点者
- ザスパ草津
- 前32分 都倉(PK)
- コンサドーレ札幌
- 前39分 キリノ(PK)
- 後12分 キリノ
順位 | (第8節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | ザスパ草津 | 10 | 8 | 3 | 1 | 4 | 11 | 1.38 (4) | 12 | 1.50 (14) | -1 |
13 | コンサドーレ札幌 | 8 | 8 | 2 | 2 | 4 | 7 | 0.88 (12) | 12 | 1.50 (14) | -5 |
キリノ (芳賀) 岡本 クライトン 藤田 (宮澤) ダニルソン 上里 (砂川) 西嶋 吉弘 チョウ 西 (左サイドへ) 荒谷 sub:高原 上原
やっと言えたぜこのダジャレ(おぃ)。まぁそんなこたぁもゆるしてくれそうな久々の勝ち点3だぁ。群馬まで足を運んだ方がうらやましい。試合後にはサポーター約100人とキリノがハイタッチ。2,338人の中の100人は結構な割合です。
勝利に見放された対決は、吉弘がFW都倉へのファールでPKを取られたところで動きました。要注意人物だけに、同じファールでもイエローやレッドが出なかっただけよかったのかもしれません。先制されて気落ちするのがここ最近ですが、今回はPKでやられたらPKでお返しでした。上里がエリア内でファールを受けたPKを、キリノが右隅にキッチリ決めました。
同点で迎えた後半開始直後の交代は驚きでした。アチラはめったにないGKの交代。ケガで本田から常澤に。チャンスの予感でした。もっと驚いたのは、岡本を下げて宮澤投入。4-2-3-1から4-4-2に換えるものだと思ったら、3-5-2への変更でした。「攻める姿勢」を打ち出したと思ったら狙いは別で、3バックだとセンターフォワードに対してより厳しく対応できるからでした。
ザスパの過去5戦の得点は都倉の3ゴールのみ。ココを徹底して封じ込めば期待できます。この采配が当たり、後半開始から優勢に。12分に実ります。左サイドに移っていた西のクロスのこぼれ球を宮澤が拾ってクライトンへ。クライトンの決定的なショットは常澤が最高の反応で弾かれたものの、キリノがこぼれ球をダイレクトでゴールに突き刺しました。見事逆転。過程だけ見ても鳥肌モノです。
サイドを突くMF廣山の投入は嫌だったが、4バックに戻して対応。守備力に定評のある芳賀を投入し逃げ切りを図りました。前節土壇場に失点した反省を活かして柔軟な守備を見せれば、消極的ではなくリアリズムになるのですよ。
それでも苦言をいわせろ
今日の主審は柏原 丈二。要注意と知っていたのかどうか定かでないが、もらった黄紙4枚。前半にキリノとダニルソン。後半には、上里と藤田。PKはお互い様で済んだのがまだ救いでした。
これまでの警告数は20。21のホーリーホックに次ぐ多さ。ダニルソンの多くもらいすぎは目をつぶってガマンしないといけないとしても、キリノと上里が3枚目でリーチ。劣勢が多かったにしても、ちょっと対策を考えないといけません。
次はまだ負けなしのセレッソ戦。丸一年ぶりのホームでの勝利に向けて、お膳立てができました。がっぷり四つでガチンコ勝負。自信持って戦え。
(17日 22:50)