CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/28号
教訓にして次は6点差を
横浜F・マリノス 6-1 北海道コンサドーレ札幌
- 横浜F・マリノス
- 前半30分 植中 朝日
- 前半36分 植中 朝日
- 後半14分 オウンゴール
- 後半18分 天野 純
- 後半29分 天野 純
- 後半41分 水沼 宏太
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半32分 白井陽斗
バカヨコ 小林 (サンチェス) (岡村) 駒井 荒野 (白井) 菅 田中宏 馬場 (田中克) パク 宮沢 尾 ミンギュ (中村) 児玉 sub:中野 原 カン 出間 交代: 後半0分 中村(高尾) 後半9分 サンチェス(バカヨコ) 後半27分 白井(駒井) 後半27分 田中克(馬場) 後半33分 岡村(小林)
いくら監督交代で息を吹き返した相手とはいっても、180分勝負の90分とはいえども、1-6の大差で敗戦はいけません。先制されて、1人少なくなり、後半は大量失点。これは春先か数か月前のパターンと一緒ではないですか。これを教訓として、劣勢になったときの戦い方を身につけて、逆転するしかありません。
チャンスはあった
ここ最近のリーグ戦のように、序盤から押し込めました。3分に、小林のミドルシュートが右ポストに当たり、こぼれ球をバカヨコが押し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。4分後には、菅のシュートがゴールわずかに右へ。22分にはバカヨコが右クロスからの決定機でミートできず。7分のバカヨコのキーパーとの1対1はセーブされました。試合を通して、シュートは互いに20本ずつ。枠内シュートは8本に対して12本。先制できなかったのが、命取りになりました。
荒野一発レッド
好機を逸すると、流れは相手に渡るものです。30分、馬場がクロスをクリアしきれず中途半端になると、ボレーで先制されました。ここは 1失点で止めないといけません。6分後に追加点を許します。そして失点直後、荒野が背後から迫ってきた植中にボールを奪われて独走を許すと、ペナルティエリア手前で背後から手を掛けて倒してしまいました。一発レッド。何が痛いって、50分以上一人少ない戦いを強いられたことです。
後半に4失点
2点ビハインドのままでいたかったところですが、後半14分に右サイドを破ぶられて、グラウンダーのクロスをパク ミンギュがクリアできず、オウンゴール。ひとり少なくても食い止めないといけません。さらに、失点の4分後に、また失点はいけません。悪循環に陥ると、5点差をつけられます。
この試合の収穫
白井が移籍後公式戦初ゴール。相手キーパーがクリアしたこぼれ球を拾って決めました。移籍組、特にフォワードは、結果を出すことが大事です。
第2戦は9.8(日)14時ドームで。リーグ戦の主力も出場すると思われますが、6-0で勝つという気迫は必須。同時に悪循環撲滅です。次のリーグ戦は、9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。勝負はこれから。
(6日 23:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/31号
最下位脱出3連笑
北海道コンサドーレ札幌 2-0 川崎フロンターレ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後半26分 青木 亮太
- 後半35分 鈴木 武蔵
- 川崎フロンターレ
- なし
順位 | 第29節 9/1現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 平均 | 最大 | 残 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14 | 川崎フロンターレ | 34 | 28 | 8 | 10 | 10 | 42 | 1.50 (6) | 40 | 1.43 (11) | 2 | 1.21 | 64 | 10 |
15 | 京都サンガF.C. | 34 | 28 | 9 | 7 | 12 | 33 | 1.18 (17) | 45 | 1.61 (17) | -12 | 1.21 | 64 | 10 |
16 | 柏レイソル | 33 | 28 | 8 | 9 | 11 | 34 | 1.21 (14) | 42 | 1.50 (14) | -8 | 1.18 | 63 | 10 |
17 | 湘南ベルマーレ | 32 | 29 | 8 | 8 | 13 | 39 | 1.34 (8) | 43 | 1.48 (16) | -4 | 1.10 | 59 | 9 |
18 | ジュビロ磐田 | 28 | 28 | 7 | 7 | 14 | 34 | 1.21 (14) | 49 | 1.75 (18) | -15 | 1.00 | 58 | 10 |
19 | 北海道コンサドーレ札幌 | 25 | 29 | 6 | 7 | 16 | 34 | 1.17 (14) | 55 | 1.90 (19) | -21 | 0.86 | 52 | 9 |
20 | サガン鳥栖 | 24 | 29 | 7 | 3 | 19 | 36 | 1.24 (12) | 57 | 1.97 (20) | -21 | 0.83 | 51 | 9 |
スパチョーク 鈴木 (荒野) (バカヨコ) 青木 駒井 菅 近藤 (中村) (白井) 大崎 (宮沢) パク 岡村 高尾 ミンギュ 菅野 sub:児玉 田中克 交代: 後半14分 宮沢(大崎) 後半14分 中村(菅) 後半14分 荒野(スパチョーク) 後半44分 バカヨコ(鈴木) 後半51分 白井(近藤)
よく耐えましたよ。前半の流れは、いつ得点を取られてもおかしくありません。それを耐えて持ちこたえられる力があります。後半に先制。さらに追加点。2試合連続 2-0 のクリーンシート。まだ喜ぶのは早いですが、最下位脱出で残留圏まで勝ち点差7です。
耐えてしのいだ
今季は苦しんでいますが、本来は優勝を争っていて何らおかしくない相手です。前線に家長、マルシーニョ、山田新が並ぶ姿は壮観ですよ。そんな攻撃陣をパク・ミンギュ、岡村、高尾が完封し、大崎がいてほしいところにいてカバーしていました。撃たれても、菅野が何度もセーブ。押される時間が長くて、シュートは1本しか撃てなかった前半ですが、無失点を続けられたところが後半につながりました。
宮沢 荒野 桐耶 投入 先制呼ぶ
この采配は鳥肌モノですよ。単なる道産子メンバーではありません。左サイドと中盤のテコ入れに完ぺきにはまりました。荒野は本当に2ヶ月半ぶりの復帰戦でした?と思わせる、ブランクを感じない動き回りです。実況は守備的な交代でしたが、とんでもない。これで攻勢に出ました。先制点は、中村のパスから。受けた高尾がドリブルを仕掛けると中央へ進み、ペナルティエリア内でフリーになっていた青木にラストパス。ダイレクトシュートをゴール右へ流し込みました。今季チーム最多5得点目は、きれいに決まった文句なしの得点でした。
仕上げは武蔵のヘッド
相手にとってダメージはあったのでしょうが、ウチラは1点リードでは安心できません。しかし、勢いは止まらず、いつ追加点を得てもおかしくない雰囲気でした。全員で連動して動くができています。追加点は、中村が相手を外したところから。荒野から青木へとつながり、右からのクロスを鈴木が豪快なヘッドで決めました。これで青木は、1ゴール1アシスト。2点差になって、余裕をもって時間を進められました。今回の勝利は残留争いに参戦しただけではなく、格上に対しても臆することなく戦えることを証明できた、今後につながる1勝です。
それでも苦言をいわせろ
ペトロヴィッチ監督、3枚目のイエローカードですか。たのみますから、もう1枚もらって出場停止には気をつけてください。なにせ、代わりはいないも同然です。
ミッドウィークに、横浜F・マリノスとのルヴァンカップ準々決勝です。9.4(水)19時からニッパツ。第2戦は9.8(日)14時ドームで。もっと、途中加入組の活躍を見たい。次のリーグ戦は、9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。残り 9 試合もあります。勝負はこれから。
(3日 07:20)