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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/28号

負けパターン思い出した?
教訓にして次は6点差を

横浜F・マリノス 6-1 北海道コンサドーレ札幌


   バカヨコ  小林
(サンチェス) (岡村)
    
    駒井     荒野
   (白井)
    
  菅           田中宏
         馬場
       (田中克)
     
  パク   宮沢   尾
 ミンギュ      (中村)
         
         児玉
 
sub:中野 原 カン 出間
交代:
後半0分 中村(高尾)
後半9分 サンチェス(バカヨコ)
後半27分 白井(駒井)
後半27分 田中克(馬場)
後半33分 岡村(小林)

いくら監督交代で息を吹き返した相手とはいっても、180分勝負の90分とはいえども、1-6の大差で敗戦はいけません。先制されて、1人少なくなり、後半は大量失点。これは春先か数か月前のパターンと一緒ではないですか。これを教訓として、劣勢になったときの戦い方を身につけて、逆転するしかありません。

チャンスはあった

ここ最近のリーグ戦のように、序盤から押し込めました。3分に、小林のミドルシュートが右ポストに当たり、こぼれ球をバカヨコが押し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。4分後には、菅のシュートがゴールわずかに右へ。22分にはバカヨコが右クロスからの決定機でミートできず。7分のバカヨコのキーパーとの1対1はセーブされました。試合を通して、シュートは互いに20本ずつ。枠内シュートは8本に対して12本。先制できなかったのが、命取りになりました。

荒野一発レッド

好機を逸すると、流れは相手に渡るものです。30分、馬場がクロスをクリアしきれず中途半端になると、ボレーで先制されました。ここは 1失点で止めないといけません。6分後に追加点を許します。そして失点直後、荒野が背後から迫ってきた植中にボールを奪われて独走を許すと、ペナルティエリア手前で背後から手を掛けて倒してしまいました。一発レッド。何が痛いって、50分以上一人少ない戦いを強いられたことです。

後半に4失点

2点ビハインドのままでいたかったところですが、後半14分に右サイドを破ぶられて、グラウンダーのクロスをパク ミンギュがクリアできず、オウンゴール。ひとり少なくても食い止めないといけません。さらに、失点の4分後に、また失点はいけません。悪循環に陥ると、5点差をつけられます。

この試合の収穫

白井が移籍後公式戦初ゴール。相手キーパーがクリアしたこぼれ球を拾って決めました。移籍組、特にフォワードは、結果を出すことが大事です。

第2戦は9.8(日)14時ドームで。リーグ戦の主力も出場すると思われますが、6-0で勝つという気迫は必須。同時に悪循環撲滅です。次のリーグ戦は、9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。勝負はこれから。

(6日 23:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/31号

大逆転への道快走中
最下位脱出3連笑

北海道コンサドーレ札幌 2-0 川崎フロンターレ

順位 第29節 9/1現在 得点 失点 平均 最大
14 川崎フロンターレ 34 28 8 10 10 42 1.50 (6) 40 1.43 (11) 2 1.21 64 10
15 京都サンガF.C. 34 28 9 7 12 33 1.18 (17) 45 1.61 (17) -12 1.21 64 10
16 柏レイソル 33 28 8 9 11 34 1.21 (14) 42 1.50 (14) -8 1.18 63 10
17 湘南ベルマーレ 32 29 8 8 13 39 1.34 (8) 43 1.48 (16) -4 1.10 59 9
18 ジュビロ磐田 28 28 7 7 14 34 1.21 (14) 49 1.75 (18) -15 1.00 58 10
19 北海道コンサドーレ札幌 25 29 6 7 16 34 1.17 (14) 55 1.90 (19) -21 0.86 52 9
20 サガン鳥栖 24 29 7 3 19 36 1.24 (12) 57 1.97 (20) -21 0.83 51 9

 スパチョーク  鈴木
  (荒野)  (バカヨコ)
 
     青木   駒井
  
  菅            近藤
(中村)         (白井)
         大崎
        (宮沢)
   
  パク   岡村   高尾
 ミンギュ
 
         菅野
 
sub:児玉 田中克
交代:
後半14分 宮沢(大崎)
後半14分 中村(菅)
後半14分 荒野(スパチョーク)
後半44分 バカヨコ(鈴木)
後半51分 白井(近藤)

よく耐えましたよ。前半の流れは、いつ得点を取られてもおかしくありません。それを耐えて持ちこたえられる力があります。後半に先制。さらに追加点。2試合連続 2-0 のクリーンシート。まだ喜ぶのは早いですが、最下位脱出で残留圏まで勝ち点差7です。

耐えてしのいだ

今季は苦しんでいますが、本来は優勝を争っていて何らおかしくない相手です。前線に家長、マルシーニョ、山田新が並ぶ姿は壮観ですよ。そんな攻撃陣をパク・ミンギュ、岡村、高尾が完封し、大崎がいてほしいところにいてカバーしていました。撃たれても、菅野が何度もセーブ。押される時間が長くて、シュートは1本しか撃てなかった前半ですが、無失点を続けられたところが後半につながりました。

宮沢 荒野 桐耶 投入 先制呼ぶ

この采配は鳥肌モノですよ。単なる道産子メンバーではありません。左サイドと中盤のテコ入れに完ぺきにはまりました。荒野は本当に2ヶ月半ぶりの復帰戦でした?と思わせる、ブランクを感じない動き回りです。実況は守備的な交代でしたが、とんでもない。これで攻勢に出ました。先制点は、中村のパスから。受けた高尾がドリブルを仕掛けると中央へ進み、ペナルティエリア内でフリーになっていた青木にラストパス。ダイレクトシュートをゴール右へ流し込みました。今季チーム最多5得点目は、きれいに決まった文句なしの得点でした。

仕上げは武蔵のヘッド

相手にとってダメージはあったのでしょうが、ウチラは1点リードでは安心できません。しかし、勢いは止まらず、いつ追加点を得てもおかしくない雰囲気でした。全員で連動して動くができています。追加点は、中村が相手を外したところから。荒野から青木へとつながり、右からのクロスを鈴木が豪快なヘッドで決めました。これで青木は、1ゴール1アシスト。2点差になって、余裕をもって時間を進められました。今回の勝利は残留争いに参戦しただけではなく、格上に対しても臆することなく戦えることを証明できた、今後につながる1勝です。

それでも苦言をいわせろ

ペトロヴィッチ監督、3枚目のイエローカードですか。たのみますから、もう1枚もらって出場停止には気をつけてください。なにせ、代わりはいないも同然です。

ミッドウィークに、横浜F・マリノスとのルヴァンカップ準々決勝です。9.4(水)19時からニッパツ。第2戦は9.8(日)14時ドームで。もっと、途中加入組の活躍を見たい。次のリーグ戦は、9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。残り 9 試合もあります。勝負はこれから。

(3日 07:20)