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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/4号

しっかり守ってしっかり得点
これが勝利の近道

北海道コンサドーレ札幌 2-0 京都サンガF.C.

順位 第32節 9/28現在 得点 失点 平均 最大
15 京都サンガF.C. 38 31 10 8 13 37 1.19 (15) 50 1.61 (14) -13 1.23 59 7
16 湘南ベルマーレ 35 32 9 8 15 44 1.38 (8) 50 1.56 (14) -6 1.09 53 6
17 柏レイソル 35 31 8 11 12 34 1.10 (19) 44 1.42 (12) -10 1.13 56 7
18 ジュビロ磐田 32 31 8 8 15 36 1.16 (16) 51 1.65 (16) -15 1.03 53 7
19 北海道コンサドーレ札幌 29 32 7 8 17 36 1.13 (16) 57 1.78 (19) -21 0.91 47 6
20 サガン鳥栖 25 32 7 4 21 38 1.19 (13) 62 1.94 (20) -24 0.78 43 6

    青木   鈴木
        (サンチェス)
 
  菅     駒井   近藤
(中村)         (小林)
   
    荒野    馬場
   (深井) (バカヨコ)
   
  パク   岡村   大崎
 ミンギュ     
 
         菅野
 
sub:児玉 田中宏
交代:
後半9分  深井(荒野)
後半25分 サンチェス(鈴木)
後半25分 バカヨコ(馬場)
後半43分 中村(菅)
後半43分 小林(近藤)

絶好調の相手には弱いイメージがここ数年あり、厳しい結果も覚悟していました。それが、クリーンシートでの勝利。17位との勝ち点差6に変化はありませんが、望みをつなげられる勝利になりました。

3トップを止めよ

4試合で12得点、4試合連続ゴールのラファエル エリアスを止めない限り勝利はありません。対峙するのは、すっかりストライカーキラーになった岡村。文句なしの出来でした。 ラファエル エリアスにシュートを1本も撃たせなかったのは、価値が高いです。今節は大崎が右ストッパー。パクミンギュの左と共に、相手の攻撃を摘んでいました。

背後を狙え

攻撃は、開始2分に青木が抜け出してネットを揺らしました。オフサイドになりましたが、ロングフィードが通ると抜け出すという印象を与えたにちがいありません。連動したパスワークよりも、守備を軽視せずに前に行きすぎず、攻守の切り換えのスピードは速くなった印象です。青木だけでなく、駒井や鈴木も後方からのパスに合わせて飛び出す場面が目立ちました。終始優位に立てた要因でしょう。

セットプレーとカウンター

守備と攻撃の狙いがしっかりしていると、少々時間がかかっても得点への近道です。前半の残り3分で、青木の右コーナーキックを馬場が頭でそらし、岡村の左すねでの簡単に見えて難しいシュートを決めて先制。攻守が目まぐるしく入れ替わって、どちらが先制してもおかしくないところで先に得点を奪えたのは大きいです。後半は、途中から入ったサンチェスとバカヨコが存在感を示しました。サンチェスはスルーパスでチャンスを広げ、バカヨコは前線で基点になります。追加点は、近藤がドリブルで相手をかわしたところで勝負がついていましたが、ゴール前で相手と競っていたバカヨコの粘りなくしてあり得ないゴール。得点者はバカヨコから近藤に訂正されましたが、バカヨコがカウンターの起点になっていることもよくありました。チームの戦い方に慣れてきている証拠です。流れからの正真正銘の得点も、そう遠くないでしょう。

それでも苦言をいわせろ

まだアシスト0なのを気にしている。サイドの選手なので。アシストの方が良かったなって気持ちもちょっとある。試合後の近藤の声です。アシストがなかったことに驚きです。独力突破の力は申し分ありません。アシストは、中に入っている選手との連携不可欠。近藤がアシスト連発できるようになったら、攻撃がレベルアップした証拠です。

10月はホームゲームがありません。10.5(土)17:30よりアウェーでガンバ大阪戦。鈴木武蔵は累積警告による出場停止。兼、契約の関係で出場不可。10.19(土)14:00よりアウェーで名古屋グランパス戦。次のホームは、11.3(日)13時セレッソ大阪戦。勝てない相手ではありません。もちろん、逆転は不可能ではありません。残り 6 試合。勝負はこれから。

(1日 07:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/11号

ゼロよりイチ
まだまだ終っていない

FC町田ゼルビア 0-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第31節 9/22現在 得点 失点 平均 最大
1 サンフレッチェ広島 59 31 16 11 4 61 1.97 (1) 32 1.03 (4) 29 1.90 80 7
2 FC町田ゼルビア 59 31 17 8 6 46 1.48 (4) 22 0.71 (1) 24 1.90 80 7
3 ヴィッセル神戸 58 31 17 7 7 50 1.61 (3) 30 0.97 (3) 20 1.87 79 7
16 柏レイソル 34 30 8 10 12 34 1.13 (17) 44 1.47 (12) -10 1.13 58 8
17 湘南ベルマーレ 32 31 8 8 15 41 1.32 (10) 48 1.55 (15) -7 1.03 53 7
18 ジュビロ磐田 32 30 8 8 14 36 1.20 (16) 49 1.63 (17) -13 1.07 56 8
19 北海道コンサドーレ札幌 26 31 6 8 17 34 1.10 (17) 57 1.84 (19) -23 0.84 47 7
20 サガン鳥栖 24 31 7 3 21 38 1.23 (12) 62 2.00 (20) -24 0.77 45 7

 スパチョーク  鈴木
         (サンチェス)
 
 青木    駒井   近藤
   
     中村   宮沢
           (深井)
   
  パク   岡村   馬場
 ミンギュ       (菅)
 
         菅野
        (児玉)
 
sub:田中宏 バカヨコ 小林
交代:
後半6分  深井(宮沢)
後半32分 菅(馬場)
後半32分 サンチェス(鈴木)
後半42分 児玉(菅野)

大崎と荒野が出場停止。首位との対戦。勝ち続けないといけない状況の中、負けを覚悟していました。そんな中、スコアレスドローで勝ち点1を拾えたのは、悪くないでしょう。16位までの勝ち点差は6です。

猛攻耐えた

ハーフタイムでの平均ボール奪取位置は、ゴールから21.1メートル。普段よりは前に行かずに、後ろに引き気味でした。まずは守ってカウンター狙いが明確です。試合を通じて岡村が止めた場面が多々ありました。プレッシング、速攻、セットプレーなど、多彩な引き出しがある相手に、最後まで得点を許さなかったのは自信になります。

最後は総力戦

前半終了間際に、宮沢が胸部を打って担架で退きました。後半開始してピッチに立ったものの、6分で深井に交代。ほぼ1年ぶりのリーグ戦です。ブランクや大けががあったことを感じさせないプレーでしたね。後半42分には、相手のヘッドに反応した菅野がポストに激突し、左指付近を痛めて負傷退場。代わって、児玉がJ1デビュー。突然の出場にも動じないで、落ち着いてプレーできていました。アディショナルタイム9分には、菅の右手に当たったプレーがハンドかどうかで、VARのチェック。PK なしでコーナーキックになりましたが、相手のシュートがポストへ。最後は児玉がキャッチして事なきを得ました。このあとに、相手がボールになったところで笛。駒井、青木、近藤が脚をつっていました。走りぬいて拾った勝ち点1です。

この試合の着眼点

相手の攻めを防ぐシーンばかりで、攻撃はなかなか攻めれませんでした。スタッツこそ互角でしたが、ペナルティエリア内からのシュートは1本のみ。近藤や鈴木が攻め込み、後半は菅が右からエリア内に迫ったいましたが。攻撃が両サイドからのみで、中央から攻めれなったことから、肝心なところは締められていて、中盤からの連動したパスワークは難しかったことがうかがえます。これは、大崎と荒野と高尾が不在だった影響があるかもしれません。

次も好調なチームとの対戦です。9.28(土)13時からドームで京都サンガF.C.戦。4試合連続ゴールのラファエル エリアスを止めない限り勝利はありません。10月に入ると、10.5(土)17:30よりアウェーでガンバ大阪戦。10.19(土)14:00よりアウェーで名古屋グランパス戦。逆転は不可能ではありません。残り 7 試合もあります。勝負はこれから。

(23日 17:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/18号

速さ強さ厳しさしたたかさ
やり直して出直しだ

北海道コンサドーレ札幌 0-2 東京ヴェルディ

順位 第30節 9/14現在 得点 失点 平均 最大
6 東京ヴェルディ 44 30 11 11 8 39 1.30 (11) 41 1.37 (11) -2 1.47 68 8
13 川崎フロンターレ 37 29 9 10 10 45 1.55 (6) 42 1.45 (12) 3 1.28 64 9
14 名古屋グランパス 37 29 11 4 14 33 1.14 (18) 38 1.31 (8) -5 1.28 64 9
15 京都サンガF.C. 37 29 10 7 12 35 1.21 (15) 46 1.59 (16) -11 1.28 64 9
16 柏レイソル 33 29 8 9 12 34 1.17 (16) 44 1.52 (14) -10 1.14 60 9
17 湘南ベルマーレ 32 30 8 8 14 40 1.33 (9) 46 1.53 (16) -6 1.07 56 8
18 ジュビロ磐田 31 29 8 7 14 36 1.24 (13) 49 1.69 (18) -13 1.07 58 9
19 北海道コンサドーレ札幌 25 30 6 7 17 34 1.13 (16) 57 1.90 (19) -23 0.83 49 8
20 サガン鳥栖 24 30 7 3 20 38 1.27 (12) 60 2.00 (20) -22 0.80 48 8

 スパチョーク  鈴木
    (菅)      (宮沢)
         駒井
 青木           近藤
(サンチェス)
   
     大崎   馬場
  (バカヨコ)
   
  パク   岡村   高尾
 ミンギュ      (荒野)
 
         菅野
 
sub:児玉 中村
交代:
前半10分 荒野(高尾)
後半0分  菅(スパチョーク)
後半19分 バカヨコ(大崎)
後半19分 サンチェス(青木)
後半25分 宮沢(鈴木)

3連勝中ですが、相手も好調で2連勝中。好調なチームからも勝ち点3をいただきたかったですが、引きずらずに次に進むしかありません。17位との勝ち点差は7です。

痛い

開始早々、高尾は6分過ぎにはすでに右足を気にしていまいた。走れていて蹴ったりしていまいたが、気にする様子は何度もありました。9分に座り込む前には、すでに荒野が入る準備ができています。担架でピッチを後にする光景は見たくなかったですが、軽症で大事を取っての交代を祈るしかありません。守備だけの影響ではないのですよ。右からの攻撃で近藤やスパチョークや青木にいいボールを供給していました。それだけでなく、右のCBをできるのが馬場くらいなのです。できるできないの問題でなく、馬場は中盤で大崎とコンビを組んで中盤を活性してきただけに、この点でもマイナスです。しかも、その大崎と代わって入った荒野が累積警告で次節出場停止。嘆いても仕方ないので、やっていくしかありません。

ミス誘発される

90分通して見ると、相手はハードワークを続けていました。前線からのプレス、素早い寄せと当たり、5人での守り。これに終始手を焼きます。前半は鈴木がつぶされ続けて、後半はサンチェスが厳しいマークを受け続けました。つぶれ役になっているのだから、その周囲にボールが来るはずです。拾って繋げられるチャンスですが、その動きは少なかったです。大きなチャンスは、後半開始直後の、鈴木から受けた駒井撃ったキーパーに止められたシュートと菅の枠上のシュートでしょうか。その直後に、分岐点になりうるミスがありました。後半5分に、菅野からのビルドアップでミス。大崎から岡村へと渡ったところで、プレッシャーを受けてボールロスト。これを拾われて、波状攻撃を受けました。このときはしのげたものの、その3分後には、右サイドを破られて、岡村が止められず、菅野のセーブを拾われて馬場が止めきれずに先制を許しました。最後まで追ってくる相手に対して、当たりや詰めの甘さが出た場面になりました。

パワープレー不発

後半19分に、バカヨコとサンチェスを投入。しかし、大崎と青木を下げることになりました。25分 には鈴木に代わって宮沢が入ります。このとき、岡村が前線に入ってトリプルタワー完成。鈴木が少し足をつったような状態になり、交代をしなければならなくなったとはいえ、これは明確なメッセージです。しかし、足元のボールばかりで高いボールが少ないのですよ。バカヨコの動き出しも、肝心なボールが到達しないと意味がありません。逆に前がかりのところを狙われました。35分に左を抜け出されてネットを揺らされたのは、オンフィールドレビューでノーゴール。しかし、アディショナルタイム7分、終了直前に突破されて追加点を許したのは痛恨です。

この試合の収穫

ハイタワーを前線にならべても、効果があるとは限らいないことですね。ぶっつけ本番で策を出すのはいいんですよ。しかし、普段からつないでビルドアップを求めているチームに、急に高さを求めても、なかなかできるものではありません。しかし、内容より結果ですよ。リーグ戦で逆転勝利なしで残留を勝ち取れるほど甘くありません。勝利に向けて、徹底できるかどうかが問われます。

次は好調なチームとの対戦です。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。別件があり今回は欠場。9.28(土)13時からドームで京都サンガF.C.戦。10月に入ると、10.5(土)17:30よりアウェーでガンバ大阪戦。逆転は不可能ではありません。残り 8 試合もあります。勝負はこれから。

(16日 17:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/24号

勝負に負け逆転で勝つ
不屈の男深井復活

北海道コンサドーレ札幌 3-1 横浜F・マリノス


 スパチョーク  鈴木
  (小林)  (サンチェス)
 
     青木   駒井
  
  菅           田中宏
            (バカヨコ)
         馬場
        (深井)
   
  中村   岡村   高尾
(パクミンギュ)
 
         菅野
 
sub:児玉 原 田中克 カン   
交代:
後半0分 パクミンギュ(中村)
後半0分 バカヨコ(田中宏)
後半9分 小林(スパチョーク)
後半27分 サンチェス(鈴木)
後半38分 深井(馬場)

忘れてはいけません。ルヴァンカップ準々決勝は 2戦合計 4-7 で敗退です。でも、今日の試合は逆転勝利ですよ。大和ハウスプレミストドームでの不敗記録更新中です。

痛い開始15分

6-0 での勝利がほしいところでした。しかし、相手は息の根を止めるかの勢いで臨んできました。外国籍トリオの3トップはこわさしかありません。開始10分まではシュートすらありません。相手のペースに慣れてきて反撃できるようになった頃、後方から速さのある縦パスを入れられてました。ドリブルでフリーで抜け出されて、先制されました。徐々に詰めていくべき試合なのに、マイナス1でのスタートは厳しいです。

やっぱり菅ちゃん

試合開始まで公式戦ゴールは通算4得点のマリノスキラー。菅キャノンと共に、すっかりおなじみになりました。後半開始から、前半で退いた田中宏に代わって練習なしぶっつけ本番で右サイドへ。これがはまり、後半3分に、ペナルティエリア手前から左足で同点。これだけでなく 32分には、青木が出したパスに反応して、ペナルティエリア中央から左足で逆転ゴール。もともと右サイドでカットインからのシュートは得意。迷わず狙っていこうと意識していた。なんとも、ニクイですね。これで菅が右サイド、青木が左というオプションが完成しました。

「不屈の男」の5度目の復活

後半38分に、待ちに待った時が訪れました。右膝手術から351日ぶり公式戦復帰。駒井からキャプテンマークを手渡されると、ブランクを全く感じさせない動きでした。直後のコーナーキックではいきなり空中戦を激しく争い、41分には青木のパスに反応してヒールでシュートを撃ちました。大逆転残留劇にふさわしいラストピースです。この勢いが、アディショナルタイムの得点につながったのはまちがいないでしょう。左 CK から深井のヘッドは弾かれましたが、サンチェスが右足シュート。ここも弾かれましたが、跳ね返りを拾って左足シュートでゴール左に流し込みました。ようやく公式戦初ゴールです。

この試合の着眼点

先制されても逆転勝利できたのは、相手が余裕をもっていたとしても自信になるでしょう。新たな発見もありました。菅の右サイド、深井の復活、サンチェスのゴールはまちがいなくプラスです。バカヨコもあと少しでゴールまで迫っていました。あとはも不屈のチームになりましょう

リーグ戦に戻ります。9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。逆転は不可能ではありません。残り 9 試合もあります。勝負はこれから。

(10日 21:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/28号

負けパターン思い出した?
教訓にして次は6点差を

横浜F・マリノス 6-1 北海道コンサドーレ札幌


   バカヨコ  小林
(サンチェス) (岡村)
    
    駒井     荒野
   (白井)
    
  菅           田中宏
         馬場
       (田中克)
     
  パク   宮沢   尾
 ミンギュ      (中村)
         
         児玉
 
sub:中野 原 カン 出間
交代:
後半0分 中村(高尾)
後半9分 サンチェス(バカヨコ)
後半27分 白井(駒井)
後半27分 田中克(馬場)
後半33分 岡村(小林)

いくら監督交代で息を吹き返した相手とはいっても、180分勝負の90分とはいえども、1-6の大差で敗戦はいけません。先制されて、1人少なくなり、後半は大量失点。これは春先か数か月前のパターンと一緒ではないですか。これを教訓として、劣勢になったときの戦い方を身につけて、逆転するしかありません。

チャンスはあった

ここ最近のリーグ戦のように、序盤から押し込めました。3分に、小林のミドルシュートが右ポストに当たり、こぼれ球をバカヨコが押し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。4分後には、菅のシュートがゴールわずかに右へ。22分にはバカヨコが右クロスからの決定機でミートできず。7分のバカヨコのキーパーとの1対1はセーブされました。試合を通して、シュートは互いに20本ずつ。枠内シュートは8本に対して12本。先制できなかったのが、命取りになりました。

荒野一発レッド

好機を逸すると、流れは相手に渡るものです。30分、馬場がクロスをクリアしきれず中途半端になると、ボレーで先制されました。ここは 1失点で止めないといけません。6分後に追加点を許します。そして失点直後、荒野が背後から迫ってきた植中にボールを奪われて独走を許すと、ペナルティエリア手前で背後から手を掛けて倒してしまいました。一発レッド。何が痛いって、50分以上一人少ない戦いを強いられたことです。

後半に4失点

2点ビハインドのままでいたかったところですが、後半14分に右サイドを破ぶられて、グラウンダーのクロスをパク ミンギュがクリアできず、オウンゴール。ひとり少なくても食い止めないといけません。さらに、失点の4分後に、また失点はいけません。悪循環に陥ると、5点差をつけられます。

この試合の収穫

白井が移籍後公式戦初ゴール。相手キーパーがクリアしたこぼれ球を拾って決めました。移籍組、特にフォワードは、結果を出すことが大事です。

第2戦は9.8(日)14時ドームで。リーグ戦の主力も出場すると思われますが、6-0で勝つという気迫は必須。同時に悪循環撲滅です。次のリーグ戦は、9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。勝負はこれから。

(6日 23:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2024/09/31号

大逆転への道快走中
最下位脱出3連笑

北海道コンサドーレ札幌 2-0 川崎フロンターレ

順位 第29節 9/1現在 得点 失点 平均 最大
14 川崎フロンターレ 34 28 8 10 10 42 1.50 (6) 40 1.43 (11) 2 1.21 64 10
15 京都サンガF.C. 34 28 9 7 12 33 1.18 (17) 45 1.61 (17) -12 1.21 64 10
16 柏レイソル 33 28 8 9 11 34 1.21 (14) 42 1.50 (14) -8 1.18 63 10
17 湘南ベルマーレ 32 29 8 8 13 39 1.34 (8) 43 1.48 (16) -4 1.10 59 9
18 ジュビロ磐田 28 28 7 7 14 34 1.21 (14) 49 1.75 (18) -15 1.00 58 10
19 北海道コンサドーレ札幌 25 29 6 7 16 34 1.17 (14) 55 1.90 (19) -21 0.86 52 9
20 サガン鳥栖 24 29 7 3 19 36 1.24 (12) 57 1.97 (20) -21 0.83 51 9

 スパチョーク  鈴木
  (荒野)  (バカヨコ)
 
     青木   駒井
  
  菅            近藤
(中村)         (白井)
         大崎
        (宮沢)
   
  パク   岡村   高尾
 ミンギュ
 
         菅野
 
sub:児玉 田中克
交代:
後半14分 宮沢(大崎)
後半14分 中村(菅)
後半14分 荒野(スパチョーク)
後半44分 バカヨコ(鈴木)
後半51分 白井(近藤)

よく耐えましたよ。前半の流れは、いつ得点を取られてもおかしくありません。それを耐えて持ちこたえられる力があります。後半に先制。さらに追加点。2試合連続 2-0 のクリーンシート。まだ喜ぶのは早いですが、最下位脱出で残留圏まで勝ち点差7です。

耐えてしのいだ

今季は苦しんでいますが、本来は優勝を争っていて何らおかしくない相手です。前線に家長、マルシーニョ、山田新が並ぶ姿は壮観ですよ。そんな攻撃陣をパク・ミンギュ、岡村、高尾が完封し、大崎がいてほしいところにいてカバーしていました。撃たれても、菅野が何度もセーブ。押される時間が長くて、シュートは1本しか撃てなかった前半ですが、無失点を続けられたところが後半につながりました。

宮沢 荒野 桐耶 投入 先制呼ぶ

この采配は鳥肌モノですよ。単なる道産子メンバーではありません。左サイドと中盤のテコ入れに完ぺきにはまりました。荒野は本当に2ヶ月半ぶりの復帰戦でした?と思わせる、ブランクを感じない動き回りです。実況は守備的な交代でしたが、とんでもない。これで攻勢に出ました。先制点は、中村のパスから。受けた高尾がドリブルを仕掛けると中央へ進み、ペナルティエリア内でフリーになっていた青木にラストパス。ダイレクトシュートをゴール右へ流し込みました。今季チーム最多5得点目は、きれいに決まった文句なしの得点でした。

仕上げは武蔵のヘッド

相手にとってダメージはあったのでしょうが、ウチラは1点リードでは安心できません。しかし、勢いは止まらず、いつ追加点を得てもおかしくない雰囲気でした。全員で連動して動くができています。追加点は、中村が相手を外したところから。荒野から青木へとつながり、右からのクロスを鈴木が豪快なヘッドで決めました。これで青木は、1ゴール1アシスト。2点差になって、余裕をもって時間を進められました。今回の勝利は残留争いに参戦しただけではなく、格上に対しても臆することなく戦えることを証明できた、今後につながる1勝です。

それでも苦言をいわせろ

ペトロヴィッチ監督、3枚目のイエローカードですか。たのみますから、もう1枚もらって出場停止には気をつけてください。なにせ、代わりはいないも同然です。

ミッドウィークに、横浜F・マリノスとのルヴァンカップ準々決勝です。9.4(水)19時からニッパツ。第2戦は9.8(日)14時ドームで。もっと、途中加入組の活躍を見たい。次のリーグ戦は、9.14(土)14時からドームで東京ヴェルディ戦。9.21(土)19時からは、アウェーでFC町田ゼルビア戦。残り 9 試合もあります。勝負はこれから。

(3日 07:20)