CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2023/06/10号
重苦しい戦いはドロー
サガン鳥栖 1-1 北海道コンサドーレ札幌
- サガン鳥栖
- 53分 オウンゴール
- 北海道コンサドーレ札幌
- 43分 中村 桐耶
順位 | 第17節 6/11現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | サガン鳥栖 | 23 | 17 | 6 | 5 | 6 | 19 | 1.12 (14) | 21 | 1.24 (9) | -2 |
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 26 | 17 | 7 | 5 | 5 | 38 | 2.24 (1) | 32 | 1.88 (16) | 6 |
小柏 (スパチョーク) 浅野 駒井 (キム ゴンヒ) ルーカス フェルナンデス 金子 宮沢 荒野 (福森) (深井) 中村 岡村 田中駿 菅野 sub:ク ソンユン 西野 トゥチッチ
5試合負けなしで、過去リーグ戦の5試合で勝利がない相手との対戦。あまりいい材料がなくても、そんなの関係ないと思ってましたが、やはり厳しい闘いでした。アウェーの九州で追いつかれながらも勝ち点1を得たのは悪くないです。
嗚呼 小柏
互いにマンツーマンの守備で闘っていることもあり、中盤でのボールの奪い合いがよく見られました。ゴールに迫る場面はなかなか出てきませんでしたが、見ごたえのあるバトルが繰り広げられます。そんな中、前半22分に小柏が座り込み、起き上がれずにいたのは悲鳴ものです。担架でピッチを後にすることになり、24分にスパチョークと交代。スピードでは遜色ありませんが、プレースタイルが違い、前線からのプレッシングは望めません。32分には、流れるようなパスワークで崩され、ネットを揺らされましたがオフサイドの判定に助けられました。反撃はなかなかペナルティエリアまで到達できず、苦しいまま時間が進みます。
中村桐耶劇場
劣勢になっても盛り返せるのが、いまのチームです。40分には、浅野、駒井、もう一回駒井、ルーカスフェルナンデスが立て続けにシュート。歓喜はその3分後のフリーキックから。左から浅野が蹴って、右の岡村がヘッドで折り返し。宮沢が左のラインギリギリで拾って折り返すと、中村のワンバウンドヘッドが、リーグ戦初ゴール。しかも、伊達からむかわの胆振管内ホットライン開通ですよ。この勢いで後半も進みたかったところですが、後半8分に中村のオウンゴールで同点。位置的に触れていなかったら、押し込まれるだけでした。ゴールに向かってのクリアでしたので、授業料です。次に期待しましょう。
攻め手を欠いた
相手は、選手交代が狙い通りになり優勢に。攻める回数が減り、後半23分には福森を、33分にキムゴンヒと深井を投入。前線に攻めれても肝心のシュートをなかなか撃てないもどかしい展開です。うまく守りきられて、気がついたら相手のペースになっていた試合でした。
この試合の着眼点
徹底して守ってくる相手をどのように打開するかですね。前半37分あたりから前半終了までの攻撃のように、手も足も出なかったわけではありません。後方からのフィードから打開できました。しかし後半は、相手の選手交代とポジションチェンジで、優位に立たれた時間も続きました。
前半戦終了時点で勝ち点26で8位です。これはよくやったと思います。無得点がたったの2試合。無失点もたったの2試合です。リーグトップ38得点でリーグワースト3位の32失点。でも、得点が獲れるからいいじゃないですか。逆襲と開始1分以内に中位ですが、得点を取りながら対策を考えていきましよう。
日本代表戦で、リーグ戦は来週はおやすみ。6.18(日)18時からドームで、ルヴァンカップ 最終節ジュビロ磐田戦。目指すは勝ち名乗りのみです。6.24(土)14時からドームでセレッソ大阪戦。7.1(土)19時から、アウェーでイニエスタがラストゲームのヴィッセル神戸戦。温度差と湿度が気になる時期ですが、勝利を先行していきましょう。
(13日 20:50)