CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/04/3号
ドーム4連笑
北海道コンサドーレ札幌 1-0 徳島ヴォルティス
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前20分 内村
- 徳島ヴォルティス
- なし
第10節 4/29現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 北海道コンサドーレ札幌 | 20 | 10 | 6 | 2 | 2 | 14 | 1.40 (2) | 6 | 0.60 (1) | 8 |
18 | 徳島ヴォルティス | 8 | 10 | 2 | 2 | 6 | 8 | 0.80 (17) | 13 | 1.30 (16) | -5 |
内村 都倉
(上原)
ジュリーニョ
堀米 宮沢 稲本 マセード
(荒野)
福森 増川 進藤
(櫛引)
ク・ソンユン
sub:金山 河合 小野 ヘイス
苦しい試合でしたが、なんとか勝って勝ち点3を拾えました。勝ち続けて強さも備わってきたのでしょう。外は雪が降りながらも、ドームに14186人も集まったことも後押ししました。対戦カード的に厳しかった4月を3勝1敗1分けの勝ち点10で乗り切ったのは上出来です。10試合で勝ち点20。ついに2位ですよ。しかも、4月最後の試合で勝つと昇格かJ1残留という、とっても良いデータもあります。
内村のエンジンが全開になってきました。3試合で2得点。負傷していた影響はなくなってきたのではないでしょうか。得点はジュリーニョとの連携ばかりクローズアップされますが、その前後の動きも見逃せません。相手GKに猛ダッシュでプレスをかけたところから始まりました。このクリアはハーフウエーライン付近に上がり、堀米が拾ってジュリーニョへヘッド。内村は反応してDFラインの裏に出ました。2人が寄ってきても決めたのはさすがです。【ハイライト】北海道コンサドーレ札幌×徳島ヴォルティス「2016 J2リーグ 第10節」0:49 あたりから
試合経過
互いにボールを進め合ったが、相手優勢で押され気味な試合だった。前半20分に、ジュリーニョが裏のスペースへ頭で落としたボールに、内村が走り込んで右足で決めた。後半は押し込まれる時間帯が多く、苦しい展開。粘り強く守り、得点を許さず最小得点で逃げ切った。
それでも苦言をいわせろ
追加点がほしいですね。1点をとってからテキスト速報を追いかけながらも、とっても時間が長く感じました。相手の出来も悪くなく、1-0で勝てるようになったのはうれしいのですが、福森が脚をつって交代したり、決してサボっているわけではないけれども都倉に5試合得点なし。その4月は最大1得点など、細かくて小さいけれども見過ごせない不安も垣間見えています。
この4日後の5/3(火・祝)には、アウェーでツエーゲン金沢戦。現在最下位で今シーズンまだ勝ち星がありません。こんな時だから全力で勝ちに来るので油断しないように。古田は出てくるのか? 5/7(土)のロアッソ熊本戦が延期のため、5/15(日)水戸ホーリーホック戦、5/22(日)カマタマーレ讃岐戦と、アウェー3連戦になりました。ホームは、J3から昇格して現在4位の、レノファ山口FC戦までおあずけ。5/28(土)まで、丸一か月ホームを離れ厳しい戦いになりますが、昨年同様5月が分かれ目です。
(1日 11:50)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/04/9号
今後に価値ある快勝
北海道コンサドーレ札幌 1-0 セレッソ大阪
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後37分 稲本
- セレッソ大阪
- なし
第9節 4/23現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 北海道コンサドーレ札幌 | 17 | 9 | 5 | 2 | 2 | 13 | 1.44 (1) | 6 | 0.67 (3) | 7 |
2 | セレッソ大阪 | 20 | 9 | 6 | 2 | 1 | 11 | 1.22 (6) | 5 | 0.56 (2) | 6 |
内村 都倉
(櫛引)
ジュリーニョ
堀米 宮沢 深井 マセード
(稲本) (上原)
福森 増川 進藤
ク・ソンユン
sub:金山 荒野 小野 ヘイス
無敗で首位のチームを迎えて、ドームに21,640人の大観衆。試合前にはレジェンド達が揃ってスペシャルマッチ。そんな最高の舞台で、稲本の移籍後初ゴールで勝利ですから、申し分ないですよ。順位的にも注目度が高かった対戦は、最高の結果になりました。
これまで前半を終えてスコアレスなら、善戦していても勝てない予感がしていたものですが、交代で出てきた選手が点をとれるようになったのが大きいですね。内村・稲本、とっても頼りになります。今節の稲本はよく走りました。自陣中央で柿谷からボールを奪うと、ジュリーニョ、都倉とパスをつなぎながら前線へ。一気にスピードを上げて、中央から右サイドへ斜めへ65メートル。駆け上がると内村からのラストパスに反応して、倒れ込みながら右足を振り抜きました。このように、2002年のワールドカップの2得点を思い出す機会が増えれば無敵です。
試合経過
開始直後から相手にペースを握られ、25分過ぎまでは押し込まれる展開になる。徐々に反撃できるようになるが、粘り強く得点を与えずに前半を終える。
後半は両者撃ち合いになる展開。交代で入って4分経ったばかりの稲本が、ジュリーニョから受けた内村からの縦パスに反応して抜け出し、スライディングシュートを決めた。終盤は猛攻を受けるも、最小得点で逃げ切った。
それでも苦言をいわせろ
ファジアーノ戦に続いて初黒星をつけて、首位を倒してオレたち強いと錯覚しそうになりますが、おごっては足元をすくわれます。気持ちを引き締めて連勝しましょう。
次節4/29(金・祝)ヴォルティス戦もドームです。スッキリ勝って、ドーム3連勝で4月勝ち越しには、格好の舞台です。現在17位の相手ですが、油断しないように。
(26日 02:30)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/04/15号
雨 のち 引き分け
モンテディオ山形 1-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- モンテディオ山形
- 前11分 汰木
- 北海道コンサドーレ札幌
- 後14分 内村
第8節 4/17現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
21 | モンテディオ山形 | 3 | 8 | 0 | 3 | 5 | 6 | 0.75 (18) | 11 | 1.38 (17) | -5 |
4 | 北海道コンサドーレ札幌 | 14 | 8 | 4 | 2 | 2 | 12 | 1.50 (2) | 6 | 0.75 (4) | 6 |
ジュリーニョ 都倉 (トップ下へ) (上原) 菅 (内村 >FWへ) 福森 宮沢 深井 マセード 櫛引 増川 進藤 (小野) ク・ソンユン sub:金山 河合 稲本 堀米
震災の影響と強風の影響で、J2は2試合が中止。3つ目の中止かと思いましたが、再開後に追いついて、アウェーで最低限の勝ち点1を得ました。
相手は最下位でいまだ勝ちなしだから、勝って当たり前に思えますが、とんでもない。危機感をいだいて試合に入りますから、むしろやりづらいでしょう。実際、先制されてからは相手のプレスに手を焼いてラフなロングボールを蹴らざるを得ない時間帯が続きました。落雷に嫌な時間帯を切ってもらったともいえます。
後半は風上。内村を投入して、ジュリーニョがトップ下にポジションを移し、ボールをさばき始めました。開始直後こそパスをつながれましたが、徐々に相手を押し込みます。内村を入れると攻守共に動きが良くなります。先発で使ってほしいところですが、こういった流れを変えられる筆頭になるので、切り札として取っておきたい気もします。コンディションが上がってきたとき、どのように起用するのか迷いますね。
試合経過
互角の展開で進んでいたところ、ソンユンが相手のクロスをはじいたこぼれ球を押し込まれて先制される。この後は相手の守備に手を焼く時間帯が続いた。前半37分から約40分間、雷雨のため試合は中断される。
後半開始と同時に、菅に代えて内村を投入。開始直後は押され気味だったが、徐々に反撃。14分に敵陣にいたジュリーニョからの縦パスに反応して抜け出した都倉がドリブル突破して、グラウンダーのクロスを供給。これに内村がニアサイドでワンタッチで反応して、同点に追いついた。この後は互いに決め手を欠いて、勝ち点1を分け合った。
この試合の着眼点
勝てなかったけれども、いい方向に向かってきたのではないでしょうか。追いついたのは今季初。あとは逆転勝利がほしいのですが、やっぱり無失点でいきましょうよ。
次節は、首位でまだ無敗のセレッソ戦。ゼルビアと共にリーグ最少の4失点ですが、舞台は無敗だったファジアーノを撃破したドームです。もちろん無敗ストッパー第二弾しかありえません。それだけの力は備わっています。注目度高い一戦でもあります。
(19日 21:00)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/04/23号
相手に今季初黒星つける
北海道コンサドーレ札幌 1-0 ファジアーノ岡山
得点者
- 北海道コンサドーレ札幌
- 前13分 福森
- ファジアーノ岡山
- なし
第7節 4/10現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 北海道コンサドーレ札幌 | 13 | 7 | 4 | 1 | 2 | 11 | 1.57 (1) | 5 | 0.71 (4) | 6 |
7 | ファジアーノ岡山 | 12 | 7 | 3 | 3 | 1 | 11 | 1.57 (1) | 8 | 1.14 (12) | 3 |
ジュリーニョ 都倉
(内村)
菅
(堀米)
福森 宮沢 深井 上原
(稲本)
櫛引 増川 進藤
ク・ソンユン
sub:金山 神田 河合 小野
開幕から無敗の相手に土をつけちゃいました。1点を争う厳しい試合になると思いましたが、その通りでしたね。また、ホームで無敗も継続中です。これで3位浮上。記憶が正しければ、昇格した11年以来です。
ついに菅が最年少スタメンデビューを果たしました。まだ17歳ですよ。トップ下に入って、果敢にシュートを撃ち、相手と互角に対していました。後半22分には、右サイドドリブル突破して、1人かわして角度のないところからシュート。クロスバーに当たって真下に落ちましたが、得点まであと数センチでした。後半38分に足がつって退きましたが、それまでは合格点ではないでしょうか。し烈なスタメン争いですが、いまの時期に継続して試合に出してほしいと思います。
都倉はまだ病み上がり。得点は福森の FK がやっとで、勝ったことに意義がある試合でした。それはまた必要ですが、そろそろ勝ちっぷりのいい試合を見たいです。
試合経過
立ち上がりから相手に攻められていた。13分にゴールまで約35メートルの位置からの福森のFKにジュリーニョが飛び込むが、ボールに触れずに相手GKの直前でバウンドして股を抜け、ゴールネットを揺らした。
この後しばらくは優勢にすすめるが、試合全体としては相手のペース。1点を守りきって、上位との対決で勝ち点3を手にした。
それでも苦言をいわせろ
厳しい試合だっただけに多くを求めてもいけないことは承知ですが、攻め込まれて点のとれない後半はやめましょう。これがウチのペースと相手に恐れられていますが、後半での得点、途中交代で入った選手の得点。これが足りません。具体的には、内村が得点を挙げて、始めてチームがレベルアップする、と、言い切っても言いすぎではないでしょう。福森のFKと都倉だのみから脱却を。
次節モンテディオは、なんと開幕から7戦勝なし単独最下位。しかも今節は試合中からブーイングが飛び交う異様な雰囲気で、試合後は激怒で2時間座り込みでした。そういった最悪な状況ですから、気合い入れ直すでしょう。こういったチームとの対戦は不気味なものですが、少なくとも気迫では負けないように。
(12日 22:10)
CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2016/04/29号
都倉がいないとダメでは駄目
FC町田ゼルビア 2-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- FC町田ゼルビア
- 前23分 鈴木崇
- 後45分 重松
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
第6節 4/3現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | FC町田ゼルビア | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 8 | 1.33 (3) | 3 | 0.50 (2) | 5 |
7 | 北海道コンサドーレ札幌 | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 1.67 (2) | 5 | 0.83 (5) | 5 |
ジュリーニョ ヘイス
(内村)
宮沢
堀米 深井 稲本 前寛
(上原)
福森 増川 進藤
(菅)
ク・ソンユン
sub:阿波加 櫛引 河合 神田
恐れていたことが起きました。頼みの綱、前節までリーグ得点ランキングトップの都倉がインフルエンザで欠場です。悲しいことに、都倉以外でも得点をとれないと駄目と言い続けて、本当に駄目になってしまいました。
相手は昇格したばかりてながらも上位についていますが、まぐれではなくてそれなりの理由を感じました。やや引きぎみなところがあったものの、寄せのスピードが速くて自由に動かさせてくれません。ウチらはコーナーキックを得るところまでは行けますが、逆に固められて、相手の想定の範囲内でした。そうなると相手のペースになり、速攻でチャンスを作られます。FK を直接決められて先制されましたが、そこに至る過程を見ると失点して当然の展開でした。もどかしい流れは続き、前半はシュート2本に終わります。
後半開始と同時に選手交代必須と思ってたら、同時に2人を代えました。思いきったことをしましたが、縦へのスピードを期待できる内村は先発のほうがかく乱できたのではないかと思えます。J2 にいる限り、守りを固めてくるチームとの戦いは避けられず、打開する手だてが必要です。この交代からようやく縦への動きやサイドチェンジができてゴールに迫れましたが、相手ゴール前で相手の集中を崩すには至りませんでした。
今日の寸評(ひとこと)
- GK
- ク・ソンユン(5.0)
- FK は動けず。2失点目は腕を伸ばして触れたが及ばず。
- DF
- 進藤(5.0)(後31分out)
- 前後に動き回り奔走したが、足をつって交代。
- 増川(5.5)
- 危ないところを何度も救う。
- 福森(5.0)
- 競り負けてヘッドを許す。
- 上原(5.5)
- (後0分in)流れを変えた。後半開始直後の縦への動きは良かった。
- MF
- 前寛之(5.5)
- 厳しい局面が続きながらも、サイド・ボランチ・最終ラインをこなす。
- 稲本(5.0)(後0分out)
- 走っていたというより、走らされた。
- 深井(5.5)
- 中盤の一対一で勝負になっていた。
- 堀米(5.0)
- 前へロングパスも出したが、後ろへボールを回す傾向あり。
- 宮沢(5.5)
- ペナルティエリア内で一対一になり枠内シュートを放つも、高原の好セーブに阻まれる。
- FW
- ヘイス(5.0)(後0分out)
- 何もできずに交代。
- ジュリーニョ(5.5)
- よく動き回ってチャンスを作る。フリーでのヘッドは枠外。
- 内村(5.5)
- (後0分in)前後によく動き、狙い通り攻守を活性化。スタメンで見たかった。
- 菅(5.5)(後31分in)
- 技術は先輩達と遜色ない。前へ向かう積極性もよし。
- 監督
- 四方田修平(5.5)
- 後半開始と同時に二人交代の思いきった策。狙いは良かったが消耗させられた前半で修正できなかったため、一時的な効果に終わる。
この試合の収穫
2つ発見がありました。監督は思いきった采配もできることと、二種登録したての17歳菅大揮です。リードされていても一かばちかの投入はアリだと思っていたら、進藤が足をつって交代。このとき、ディフェンダーを入れずに配置転換で済ませました。同点を狙う場面でしたのでDFを一枚削るのはよくある交代でしたが、今回は守備が薄くなり、追加点献上の要因になってます。しかし、そんなことを気づかせない、菅の期待以上のパフォーマンスに余裕で合格点です。
今月はしんどいカードが続きます。次節4位ファジアーノ戦、アウェーでモンテディオ戦、首位セレッソ戦、ゴールデンウィークに入って、四国でヴォルティス戦。難敵ばかりです。今節の反省点から対策を立てて撃破しましょう。4月は勝ち越すべき。
(6日 00:30)