CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/08/25号
一本調子では勝てない
北海道コンサドーレ札幌 0-2 名古屋グランパス
- 北海道コンサドーレ札幌
- なし
- 名古屋グランパス
- 30分 稲垣 祥
- 45分 稲垣 祥
順位 | 第26節 8/25現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 北海道コンサドーレ札幌 | 36 | 25 | 10 | 6 | 9 | 33 | 1.32 (8) | 34 | 1.36 (12) | -1 |
4 | 名古屋グランパス | 46 | 26 | 14 | 4 | 8 | 27 | 1.04 (11) | 20 | 0.77 (2) | 7 |
ジェイ
(菅)
小柏 金子
青木 ルーカス
フェルナンデス
(ドウグラス
オリヴェイラ)
高嶺 駒井
福森 田中駿 柳
(荒野)
菅野
sub:中野 岡村 小野 中島
宮沢が急遽欠場。試合前日の練習中にボールが頭部付近にぶつかり、脳震とうです。上位相手に勝って ACL 圏に少しでも近づきたかったところでしたが、3試合連続完封勝ちで絶好調の相手に、注文通りにあしらわれてしまいました。
一瞬を突かれた
ジェイが久々にスタメンです。小柏との連携で早期に先取点を取りたい意図が見えましたが、堅い守備の前にさせてくれるわけがありません。攻めても守られる時間が続き、逆にドリブル突破されたあとのシュートのこぼれ球を押し込まれました。リードを許すと、ボールを握りながらも、相手の強固な守備ブロックに手を焼きます。思うようにシュートチャンスが作れない時間帯が続きました。攻めているときにこわいのは逆襲です。カウンターから追加点を許しました。
チャンスをつくるが・・・
後半開始と同時に、柳に代えて荒野を投入。攻めに行く回数は増えました。しかし、これは相手にとって想定内です。ずっと攻めに行くだけでは読まれてしまいます。3分に金子がハーフウェーライン付近からドリブル一気にペナルティエリア手前中央まで駆け上がり、そのままに思い切りよく左足でシュートを撃つも枠の上。精度の問題もありますが、相手を慌てさせる機会がほしいのですよ。時にはロングボールを使ったりジェイの高さを生かしてもいいと思うのです。後半25分に、ジェイに代えて菅が入りました。機動力は上がりますが、ターゲットを使った落としがやりづらくなるはずです。さらに、32分にルーカスフェルナンデスに代わって、ディエゴオリヴェイラを入れましたが、流れは変わりませんでした。
この試合の収穫
守られているとき、劣勢の時の戦い方は課題です。チャンスが多くても、点を取れないと勝てません。ボール支配率とシュート数は相手より上。しかし、8本に対して9本。走行距離で相手を上回れていました。決して、圧倒していたわけではありません。落胆することはないですが、堅い守備に屈しない攻撃となるとまだまだです。
8.28(土)14時ドームで川崎フロンターレ戦。今節、リーグ戦では31試合ぶり、公式戦では43試合ぶりの黒星。もちろん勝機はあります。9月に入ると、ルヴァンカップ 準々決勝でFC東京との対戦。9.1(水)19時厚別と、9.5(日)18時、味スタではなく、平塚レモンスタジアムにて。そのあとリーグ戦に戻って、セレッソ大阪との対戦。9.8(水)19時厚別と9.11(土)18時アウェーのヨドコウにて。勢いは止まっていません。コンディションに気をつけて走り抜けましょう。
(27日 19:30)