CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2022/05/14号
王者に屈する
鹿島アントラーズ 4-1 北海道コンサドーレ札幌
- 鹿島アントラーズ
- 6分 上田 綺世
- 30分 鈴木 優磨
- 45+1分 鈴木 優磨
- 48分 アルトゥール カイキ
- 北海道コンサドーレ札幌
- 69分 菅 大輝
順位 | 第13節 5/14現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鹿島アントラーズ | 28 | 13 | 9 | 1 | 3 | 21 | 1.62 (2) | 13 | 1.00 (7) | 8 |
11 | 北海道コンサドーレ札幌 | 17 | 13 | 3 | 8 | 2 | 11 | 0.85 (13) | 15 | 1.15 (12) | -4 |
ガブリエルシャビエル
(トゥチッチ)
駒井 金子
菅 ルーカス
フェルナンデス
高嶺 深井
(岡村) (中島)
福森 宮沢 田中駿
(青木)
菅野
sub:中野 西 中村
やっぱりカシマスタジアムは甘くありませんでした。開始6分で、連続無失点は5試合でストップ。勝利を奪えていれば最高4位に浮上したが、なかなか反撃できず失点を重ねて、3点差の完敗で11位に後退しました。勝ち点を奪えなかったことに加えて、前半44分に高嶺が右太もも裏を痛めて負傷交代。この日イエローカードをもらった宮沢は、累積警告で次節は出場できません。
衝撃的な前半
立ち上がりはよかったです。プレスをうまくかいくぐり、長いボールで逃げたあとのセカンドボールもうまく拾って敵に入りました。福森の FK でチャンスを作りましたた。しかし、ここまででした。ロングパスをカットされて速攻をしかけられます。抜け出されて先制点を奪われました。このあとは、相手のプレスや寄せが強くていつもよりもボールを持てません。奪われてカウンターを何度も受けました。前半の失点はすべてその流れからです。27分の PK は菅野が止めましたが、シュートを放つ前に福森がペナルティエリア内に進入していたため、PK やり直しの判定。これを決められて、流れを変えられませんでした。ハーフラインを越えると相手に奪われ反撃できずに、前半はシュートゼロで終わりました。
4点差になって息を吹き返す
後半開始と同時に、青木とトゥチッチを投入。後半3分に左サイドのフリーキックからヘッドで決められ4点差。しかし、このあと、岡村、青木、金子と連続してシュートを放ちます。ボールを拾えて保持できるようになりました。なかなか画面に出てきませんでしたが、トゥチッチが相手の最終ラインとの競り合いに勝っているのが大きかったようです。24分には、ようやく実りました。菅が左サイドの敵陣中央でボールを持つと、カットインしてペナルティエリア手前の左から右足で菅キャノン炸裂。枠内の右上に決まるスーパーゴールで1点を返しました。29分には中島を入れて、更に追加点を狙いましたが、スコアは動かず。青木の4本のシュートは全て枠外で、3回くらい、ほぼフリーな状態でゴール前に入っていったと思われます。流れの中から決めないと上には上がれないですね。
この試合の収穫
後半は、前節アントラーズを3-0で破ったサンフレッチェと同様のシステムに変更。3バックにして、深井のワンアンカー、2トップ、青木と駒井の2シャドー。という形をとりました。福森と田中駿汰がワイドに開くのではなく、中に絞ることで、うまくボールが回るようになり、相手よりチャンスの数を作れました。また、相手にはジェイとかガタイの良いFWがいて、そこに当ててというイメージがあったようです。前半はそれがなくて、相手は前から行きやすくなりました。柔軟なシステム変更でトゥチッチ効果があったと共に、中島の成長が待ち遠しいですね。
次は、5.18(水)19時ドームで、ルヴァンカップ グループステージ最終節サガン鳥栖戦。グループステージ突破がかかっています。そのあと5.22(日)15時からは、アウエーでジュビロ磐田戦。5.25(水)19時からは、現在4位で勝ち点20の柏レイソルとドームで対戦。まずは、切替えです。
(17日 7:40)