CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/11/20号
熊本で戦った意義あり
ヴァンフォーレ甲府 1-0 コンサドーレ札幌
得点者
- ヴァンフォーレ甲府
- 延後8分 パトリック
- コンサドーレ札幌
- なし
フェホ (前田) 砂川 横野 神田 (古田) 堀米 前寛 (レ・コン・ビン) 松本 パウロン 小山内 前貴 阿波加 sub:種村 内山
平等ではありますけど、特異な条件下のトーナメントです。昇格争い残留争いの中、1000km 以上離れた中立地で 523人の観衆での試合でした。当然ターンオーバー制で挑みました。
前ブラザーズがついにデビューしました。ユース出身・在籍選手が8人もスタメンに名を連ねています)。阿波加が公式戦で初めてゴールマウスを守り、ケガに泣かされ続けている小山内がセンターバックの一角。顔ぶれにワクワクして、前半のプレーもワクワクさせてくれました。前半のシュートは5本で、決定的な場面もありました。37分には前寛がフェイントで相手を振り切りシュート。43分は前貴がサイドで相手を抜いて中央へクロス。中央で横野が合わせたもののゴール上になりました。 後半のシュートはたったの1本だっただけに、こういった場面で決めないと苦しくなることを思い起こされました。
最後はトーナメント4回戦で負けたら終わりということを思い出させられました。途中出場した前田とレ・コン・ビンは切り札になり得ず。全般的に体力を消耗していくのは仕方ないにしても、延長前後半の30分間シュートゼロはなさけない。これでは猛攻を受け止めるのが精一杯で、PK戦に持ち込むだけの余力は残っていませんでした。
試合経過
若手主体のメンバーで開始から主導権を握る。積極的に攻めて決定機も作るが、ゴールを奪えず前半を終える。
後半になると押され気味になる。スペースが空くようになり、カウンターや遅攻を受け、危険な場面も作られるが、GK阿波加を中心にしのいだ。
延長に入ると体力の消耗が目立ち、シュートを打てない。守備陣はねばり強く守ったが、延長に後半に力尽きた。
この試合の収穫
22.4 歳の平均年齢だけではありません。120分間フル出場のパウロンと4月以来久々の古田。頼もしい顔がピッチに戻ってきました。特にパウロンは高い身体能力で、17日に負傷交代したチョ・ソンジンの穴埋めにも期待できます。
決戦は日曜日。勝てばプレーオフ濃厚で、下位との対戦。ドームは大観衆でお願いします。
(23日 09:10)